SVP注目市場分析「ZEH (ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス) / ZEB (ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)」7/5公開

~エネルギー消費量の正味ゼロを目指す次世代の住宅やビル~

 会員企業に対して公開情報を用いたビジネス情報提供を行う、株式会社SVPジャパン(本社:東京都中央区、代表取締役社長:橋本 雅、以下「SVPジャパン」)は、本日、SVP注目市場分析レポートの「ZEH/ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス/ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)-国内市場の現状と将来展望-」について会員企業向けに公開いたしました。

■ZEH/ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス/ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の国内市場

 ZEHやZEBは、高性能の断熱材や省エネ設備の導入、その他の建築技術によって建物の省エネルギーを実現する一方、再エネ(太陽光発電など)を導入することによって、年間の消費エネルギーをゼロ以下にすることを目指した住宅やビルである。
 ZEH/ZEBシリーズの市場規模は、2022年度に販売件数ベースで約8万6,000件、金額ベースで3兆2,800億円になったと推定される。前年度に比べ、それぞれ9%、24%の大幅な拡大となった。金額ベースの成長率が高い理由は、建設価格が高いZEH-M、ZEBシリーズ(集合住宅やビル)の増加に弾みがついたことによる。

■ZEH/ZEB (ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス/ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の市場概況

 ZEHやZEBの市場が本格的に立ち上がったのは、政府の「エネルギー基本計画」の2010年の見直しで、住宅や建築物の省エネルギー化の強化が掲げられたことに始まる。

・2010年代半ばから、大手ハウスメーカーのZEHを中心に供給の増加に弾みがつき、2021年度には累積の供給件数が増加。
・特にZEHに関しては、注文住宅だけではなく、近年では建売でもZEH化が進んでいる。
・2025年度以降、住宅を含む全ての新築の建物には、国が定めた断熱性などの「省エネルギー基準」への適合が義務づけられることになった。
・2030年度以降新築される住宅・建築物について、ZEH/ZEB水準 の省エネ性能の確保を目指すという目標を掲げている。

出典:「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス実証事業 調査発表会 2022」資源エネルギー庁
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/housing/data/ZEH_conference_2022.pdf

■本レポートの構成

Ⅰ.市場の定義
Ⅱ.市場動向
Ⅲ.市場規模・予測
Ⅳ.マーケットシェア
Ⅴ.参入企業の動向
Ⅵ.業界構造

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 2021年には事業継承のため、経営体制を一新し、ガバナンスの強化、情報提供サービスの拡大、そして進化することを目指し、第二の創業をスタートしています。

《会社概要》
社名: 株式会社SVPジャパン
代表取締役: 橋本 雅
所在地: 東京都中央区日本橋蛎殻町1-38-9 宮前ビル2F
設立年月日: 1974年7月1日
事業内容: 会員制のビジネス情報提供サービス
URL: https://www.svpjapan.com/

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