宮部みゆき最新刊『子宝船』発売前に重版1万部 「きたきた捕物帖」シリーズ2年ぶり続編に大反響
株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2022年5月26日に宮部みゆき著『子宝船――きたきた捕物帖(二)』を発売しました。『子宝船』は、宮部みゆきさんが「現役であるかぎり書き続けていきたい」と考えている捕物帖シリーズの最新刊です。前作『きたきた捕物帖』は、単行本と文庫あわせて30万部を超えるベストセラーとなっています。2年ぶりの続編とあって、『子宝船』には書店注文や読者予約が殺到し、その数が初版部数8万部を大きく上回ったため、発売日を待たずして1万部の重版が決定しました。
前作を上回る勢いの「船出」
前作『きたきた捕物帖』は、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言下の2020年5月発売だったものの、1カ月後に重版1万部を決定するなど順調に売れ行きを伸ばし、10万部を突破しました。この前作と『子宝船』の発売初日の動きを、紀伊國屋の出版社向け販売データ提供サービス「PubLine」で比較すると、『子宝船』の販売冊数は、『きたきた捕物帖』の約8割増となっています。この発売初日の勢いからも、「きたきた捕物帖」シリーズ最新刊への期待度の高さがうかがえます。
発刊記念の読者プレゼントは特製巾着
「きたきた捕物帖」シリーズ最新刊の『子宝船』発刊を記念して、読者プレゼントを実施中です。『子宝船』をお買い上げいただいた読者の中から抽選で150名に、物語のキーアイテムの1つである「朱房の十手」をプリントした特製巾着を差し上げます。
【対象書籍】『子宝船』
【応募方法】帯袖の応募券を郵便ハガキに貼って応募
【宛先】PHP研究所『子宝船』発刊記念 読者プレゼント係
【締切】2022年7月31日(当日消印有効)
【発表】8月下旬(予定)、当選者への発送をもって発表に代えます
https://www.php.co.jp/news/2022/06/miyabepresent.php
書誌情報ほか
著者略歴
宮部みゆき(みやべ・みゆき)
1960年、東京生まれ。87年、「我らが隣人の犯罪」でオール読物推理小説新人賞を受賞してデビュー。92年、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞、93年、『火車』で山本周五郎賞、97年、『蒲生邸事件』で日本SF大賞、99年、『理由』で直木賞、2007年、『名もなき毒』で吉川英治文学賞を受賞。著書は、時代物に『桜ほうさら』『〈完本〉初ものがたり』『あかんべえ』『この世の春』『荒神』、「きたきた捕物帖」「三島屋変調百物語」「ぼんくら」のシリーズ、現代ものに『模倣犯』『小暮写眞館』『ソロモンの偽証』などがある。
「きたきた捕物帖」シリーズとは
ヘタレで半人前の岡っ引き見習い・北一が、湯屋の釜焚き・喜多次とともに、様々な事件に翻弄されつつ成長していく時代ミステリー。謎解きに怪異、江戸庶民の人情も堪能できる。
【シリーズ最新刊】
書名:子宝船
副題:きたきた捕物帖(二)
著者:宮部みゆき
価格:1,760円(10%税込)
ISBN978-4-569-85198-3
発行:PHP研究所
【(文庫判)シリーズ第1弾】
書名:きたきた捕物帖
著者:宮部みゆき
価格:968円(10%税込)
ISBN978-4-569-90201-2
レーベル:PHP文芸文庫
発行:PHP研究所