「福山城」が第2回「日本城郭文化 調査・整備・活用賞」を受賞!
公益財団法人・日本城郭協会が、城郭文化の振興に貢献した団体及び個人を顕彰する制度を昨年度に創設し、今回から城郭管理者として特筆すべき成果を上げた自治体等を顕彰する日本城郭協会大賞「日本城郭文化 調査・整備・活用賞」に「福山城」の取組が選ばれ、4月6日「城の日」に発表されました。
築城400年記念事業の取組で実施した天守北側鉄板張りの復元が、評価されたものです。
1 賞の概要
第2回日本城郭協会大賞「日本城郭文化 調査・整備・活用賞」
2 受賞対象
「福山城」
福山城の天守外観復元~全国唯一の北側鉄板張りを復元~
3 受賞理由
福山藩の城下町としての町おこしが熱心で、市役所を中心に、市民も参加し、文化事業にも取り組んでいる。「令和の大普請」の目玉として、かつての天守北側に張られていた黒塗り鉄板を復元した。
4 その他
〇第2回受賞
・日本城郭協会大賞:「久野城址保存会」(静岡県袋井市)
・日本城郭文化振興賞:「可児市山城連絡協議会」(岐阜県可児市)
・日本城郭特別賞:香川 元太郎(イラストレーター)、島 充(模型作家)
・日本城郭文化 調査・整備・活用賞:福島県白河市、福山城
〇表彰は,6月の日本城郭協会総会にて行われる予定
〇公益財団法人日本城郭協会ホームページ
福山市について
福山市(市長:枝広 直幹)は、瀬戸内海沿岸のほぼ中央、広島県の東南部に位置し、高速道路網のアクセスが良く新幹線「のぞみ」も停まる、人口約46万人の拠点都市です。
福山市には四季折々の美しさを見せる自然、温暖な気候、海・山・川から得られる恵みがあります。100万本のばらが咲き誇る「ばらのまち」としても知られ、潮待ちの港として栄え日本遺産に認定された景勝地「鞆の浦」や、JR福山駅の新幹線ホームから見え、2022年に築城400年を迎えた「福山城」、2つの国宝をもつ寺院「明王院」などの名所があります。
産業としては、鉄鋼業や繊維産業など多様な製造業が集積し、ものづくりのまちとして発展してきました。デニム生地は、世界のハイブランドにも活用されるなど高い品質が評価されています。