仙台放送製作の長編ドキュメンタリー映画『僕がジョンと呼ばれるまで』が2014年3月1日より東京都写真美術館ホールはじめ全国12都市から順次劇場公開!

2014-02-10 16:00

株式会社仙台放送は、長編ドキュメンタリー映画『僕がジョンと呼ばれるまで』を製作し、2014年3月1日より、全国12都市から順次劇場公開いたします。仙台放送は、「脳トレ」ブームの立役者である東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授監修の教養番組『川島隆太教授のテレビいきいき脳体操』を10年以上放送し続けており、川島教授の脳科学の研究成果から生まれた「認知症の改善プログラム」を長期間取材してまいりました。

そして2011年から、米国を舞台に行われた海外初の実証研究に1年間密着。生きる気力さえ失いかけていた認知症患者が、自分自身と家族との絆を取り戻す姿を感動的に描いた長編ドキュメンタリー映画『僕がジョンと呼ばれるまで』を製作いたしました。この作品は、「教育上価値が高く、学校教育又は社会教育に広く利用されることが適当と認められる」として、文部科学省選定作品にも選ばれました。

また本作品は、2013年4月に米国パームスプリングスで開催された「アメリカンドキュメンタリー映画祭」で、最高賞にあたる「観客賞(外国作品)」を受賞したほか、「ロサンゼルス・ムービー・アワード」で「奨励賞」(2013年5月)、「ベルリン国際フィルム・アワード」でも「特別選考賞」(2013年8月)を受賞しました。また香港、台湾での配給も決定しています。

【作品紹介】
アメリカの高齢者介護施設を舞台に、日本で生み出された認知症改善プログラムに取り組む入居者たちの姿とその成果を記録した感動と希望のドキュメンタリー。「脳トレ」ブームの立役者である川島隆太教授らが開発した「読み・書き・計算」などにより、当初、スタッフの名前さえ思い出せなかった認知症の入居者たちが、大きな変化を見せ、やがて周囲との絆を取り戻していく。

【予告編動画】
http://www.youtube.com/watch?v=yG619xktW6M

【コメント】
学習療法には人生での大切な場面に彩りをもたらす可能性を感じました。
本人だけでは無く、家族、知人、友人までの影響を考えるとその大きさは計り知れません。
人はいつまでも学ぶ事ができ、遅すぎる事はないと痛感させられました。
羽生善治(将棋棋士)

私の祖父もアルツハイマー性認知症と診断されて、もうすぐ1年になります。
私の事もいつか忘れてしまうのでは?という悲しみに直面している時に、この作品と出会いました。
きっと辛くて観られない、と思いながら観賞すると、辛いどころか自然に笑顔になり歓喜をあげ嬉し涙が溢れていました。
祖父のお陰でまた家族が1つになれている!そしてきっと、祖父も変われる!
勇気と希望、何より祖父の笑顔が愛おしくなりました。
岩田華怜(AKB48 横山チームA)

絶望の淵から希望の園に救い上げる道が、
こんなにも身近なところに拓かれました。
しかも、いつでも誰にでも機会が与えられています。
安心をして年を重ねるころができます。
鍵山秀三郎(認定NPO法人日本を美しくする会 相談役)

一度かぎりの人生を、素晴らしい想い出で満たしたい。
そして、いつか訪れる最期の一瞬、その想い出を胸に旅立っていきたい。
そう願う我々にとって、エブリンの言葉が、心に沁みる。
ジョンの眼差しが、心を癒してくれる。
田坂広志(多摩大学院教授)

人が生きるというのはどういうことか。死ぬというのはどういうことなのか。
認知症の治療法を通じて、人生そのものについて考えさせられ、つきつけられた。
隈 研吾(建築家)

人の過去を奪う病気に人はどう闘えるのか。この映画を見ながら、人間の力とは無限大だなと感じた。老人は根気よく「学び直す」ことで、忘れた編み物もでき、遊びに来た孫の顔も分かるようになるのだから。晩年の未来を取り返したクリーブランドのお婆さんたちにカンパイ!最後に一人ひとり、ハグしたくなるほど希望が湧いてきた。
ロバート・キャンベル(日本文学研究者・東京大学大学院教授)

1人でも多くの人に伝えてほしい!
この映画は、私たちに希望を持たせてくれました。
施設の皆さんには、笑顔がありました。
学習を通じて、心を閉ざしている人も自分を理解し、どんどん笑顔になっていく。何よりサポートする施設の皆さんの接し方が本当に素晴らしかった。
笑顔が増える。会話ができる。前向きになる。家族がまた家族に戻れる。
素晴らしい変化を是非見て欲しい。
森 絵梨佳(モデル)

人が生きて行く為に、大切な事が描かれている映画だと思います!
笑顔や歌う事、踊る事、学ぶ事、根気、絶対という意思、それに伴う愛情!
最後のシーンで、エブリンの笑顔が印象的でしたが、私のこれからを考えさせられる映画でした!
高木豊(野球解説者)

認知症について考えるのはまだ先のことだと思っていました。
けれどもその事実に直面している人もそうでない人にも見てもらいたい作品です。
生きるとはを考えさせられました。
内田恭子(キャスター)

簡単な脳のエクササイズがこんなにもたくさん蘇らせてくれるなんて驚きました!記憶や性格だけでなく、家族への愛・血筋をこえて周りの人達へも明るい和が広がる。魔法のようで現実なこのドキュメントは認知症だけでなく、生きていくための大切なヒントが詰まっていました。
宮本りえ(モデル)

【基本情報】
プロデューサー:太田 茂 
監督:風間直美/太田 茂 
構成:武田浩/ロジャー・パルバース
撮影:松本克巳
取材:水野 潤 
技術協力:コスモ・スペース オブ アメリカ
制作協力:共同テレビジョン
配給協力:東風
製作・配給:仙台放送
2013年/82分/HD・DCP/日本・アメリカ/ドキュメンタリー 

【劇場情報】
北海道 ユナイテッド・シネマ札幌  3月1日(土)より
宮城県 フォーラム仙台  3月1日(土)より
山形県 フォーラム山形  3月8日(土)より
福島県 フォーラム福島  3月1日(土)より
東京都 東京都写真美術館ホール  3月1日(土)より
愛知県 伏見ミリオン座  3月29日(土)より
大阪府 シネ・リーブル梅田  3月1日(土)より
京都府 京都シネマ  春公開
兵庫県 神戸アートビレッジセンター  春公開
岡山県 シネマクレール丸の内  3月1日(土)より
愛媛県 シネマルナティック  3月1日(土)より
福岡県 ユナイテッド・シネマ福岡  3月1日(土)より
※2014年2月10日現在
※上映エリアは今後も増えて行く予定です。
 最新情報は、公式HP(http://www.bokujohn.jp)もしくは、
 公式FB(https://www.facebook.com/bokujohn)をご覧下さい。

プロデューサー/監督・太田 茂(前列左)、監督・風間直美(前列右)
施設職員のジョン(右)は認知症のエブリン(左)に名前を訪ねるが覚えていない。しかしある時変化が。
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