近畿大学客員教授 辰巳琢郎氏による「人狼ゲーム」の舞台化に取り組んだ特別授業の成果発表公演

客員教授 辰巳琢郎氏
客員教授 辰巳琢郎氏

近畿大学文芸学部(大阪府東大阪市)は、令和5年(2023年)7月24日(月)・25日(火)、東大阪市文化創造館において、近畿大学客員教授で俳優の辰巳琢郎氏による「人狼TLPT※-A」を教材とした特別授業の成果発表公演を実施します。
※The Live Playing Theaterの略

【本件のポイント】
●客員教授 辰巳琢郎氏による特別授業の成果発表公演を、東大阪市文化創造館で実施
●「人狼ゲーム」を元にした即興劇「人狼TLPT-A EXAM」を学生たちが公演
●観客を前にして公演を実施することで、特別授業における学生の学びの集大成の場とする

【本件の内容】
辰巳琢郎氏は、平成21年(2009年)から本学の客員教授を務め、「教養特殊講義」の授業を担当しています。講義では、さまざまなシチュエーションを設定したロールプレイングゲームを繰り返すことによって、学生の能動的に取り組む力、協同作業をする力を養います。即興劇「人狼TLPT-A」を用いた授業では、社会人として活躍するために必要なコミュニケーション能力・プレゼンテーション能力・観察力・推理力・論理的思考力などの向上を図ることを目的としています。また、即興劇を実施することによりイベント企画、遂行能力も養うことができます。
今回の成果発表公演では、「人狼ゲーム」を元にした即興劇「人狼TLPT-A EXAM」(監修・演出:辰巳琢郎)を学生たちが行います。幼稚園から大学まである優秀な総合学園の特待生入試テストの課題が「人狼ゲーム」だったという設定で、観客は受験生を審査する理事となって、入試テストを見守ります。
通常の授業とは異なる東大阪文化創造館という大きなホールで、観客を前にして公演を実施することで、学生たちは授業では味わえない緊張感・緊迫感を感じながら、自分自身をどのように制御し、アピールすることができるのか――。まさに集大成といえる公演(授業)となります。

【実施概要】
日時  :第1回 令和5年(2023年)7月24日(月)18:30開演(18:00開場)
     第2回 令和5年(2023年)7月25日(火)14:30開演(14:00開場)
     第3回 令和5年(2023年)7月25日(火)18:00開演(17:30開場)
会場  :東大阪市文化創造館
     (大阪府東大阪市御厨南2丁目3、近鉄奈良線「八戸ノ里駅」から徒歩約5分)
対象  :一般の方(定員300人、入場無料)
参加方法:以下URLからチケットを予約
     https://www.quartet-online.net/ticket/jinro2023
     ※ 事前予約なしでも入場可能ですので、当日会場にお越しください。
お問合せ:東大阪文化創造館 TEL(06)4307-5772

【人狼TLPT-A】
「人狼(じんろう)ゲーム」とは、プレイヤーが人間側と人狼側に分かれて対決する、古くから伝わるカードゲームで、ドイツ発祥と言われています。
「人狼TLPT」とは、株式会社オラクルナイツ(東京都豊島区)がルールを整理して、平成24年(2012年)から公演してきた劇場用のコンテンツです。TLPTとは、The Live Playing Theaterの略語です。辰巳琢郎氏は、人狼ゲームには社会人として活躍するために必要なさまざまな能力を向上させる要素がちりばめられていると感じ、授業に取り入れてきました。株式会社オラクルナイツの全面協力を得て、教材として新たに開発したのが「人狼TLPT-A(Academia)」です。人間や人狼などの役割を開演直前に決定し、互いの心理を読みながら人間・人狼それぞれが勝利を目指してゲームを展開します。観客側も、誰が人狼なのかを推理しながら観ることで舞台の世界に引き込まれる、全員参加型のスリリングな即興劇です。
今回の成果発表公演では、それをさらに発展させた「人狼TLPT-A EXAM」を披露します。

【教員プロフィール】
近畿大学客員教授 辰巳琢郎(たつみたくろう)氏
昭和33年(1958年)8月6日生まれ。大阪教育大学附属高校2年生の時、つかこうへいの舞台に感銘を受け芝居を始める。京都大学文学部在学中は、関西では人気実力ともにNo.1の「劇団そとばこまち」を主催し、役者としてだけでなく、プロデューサー、演出家として1980年代前半の学生演劇ブームの立役者となる。卒業と同時にNHK朝の連続テレビ小説「ロマンス」で全国区デビュー。以来、知性・品格・遊び心と三拍子揃った俳優として活躍している。
平成21年(2009年)から近畿大学客員教授を務める。

【関連リンク】
文芸学部
https://www.kindai.ac.jp/lit-art-cul/


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