ヒットメーカーnekoの新作オンライン個展「second home」 Anicoremix Gallery Onlineで9/16より開催!
2024年9月16日より10月15日まで、新進気鋭の現代アーティストnekoの新作絵画によるオンライン個展を開催します。今夏キュレーション企画が大成功を収め、アーティストのみならずキュレーターとしても評価を高めているnekoのデジタル作品31店の新作展示会です。
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OVERVIEW
neko 個展「second home」
2024年9月16日(月)〜10月15日(火)
午前9時〜午前零時
Anicoremix Gallery Online
Anicoremix Gallery Onlineでは、9月16日より10月15 日まで、気鋭の現代美術家nekoのオンライン個展「second home」を開催いたします。nekoは自身の作品創作の他に展示企画・キュレーションも手がけており、先日東京近郊で開催された「舞踏会」は大変高い評価を得ました。
その開催直前に本展の企画に賛同していただき、多忙な中を縫って、今回31点の作品をご用意いただきました。展示企画のみならず、その作品も独特で特にデジタル作品はかねてよりファンが沢山いるようです。今回久しぶりに手掛けたデジタル作品はこれまで以上のクオリティです。是非ご覧ください。
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Exhibition Statement
描画行為の根源的な動機は絵画表面の奥に在る。即ち3次元物理では現しきれない対象。イメージも視覚に過ぎない。揺れ動き呼吸をする身体を捉える為のツールである。
「寂しがり屋は空想の友達を作る」よく言われる事だが特に閉鎖された孤島のような場所で何年も独りで生きていればそれでは済まない。人の溢れかえる現代社会でも各自は本質的に拭われることのない孤独を抱える。クオリティとはその事実から目を背けない事。
恋人、婚約者、無くてはならない他者。身を捧げる事を誓った愛する者。経路や定義、モチーフは各々異なっているだろうけど絵を描く人が死ぬまで絵を描き続ける場合にそのような契約は対象と成されるだろう。絵に限らず熱量のある美しい行いは呪いと祝福の間で発生し続ける。
向き合う程、作者が意識した事から自立する。それでも一緒に寄り添っていく覚悟。
本展覧会は数値によってグリッド化されるデジタル媒体を介して催される。nekoが幼き頃から携わってきたwebやCG表象。硬質や効率的な仮想会場の奥にどれだけの生けるリアリティを開拓してきたか。取り敢えず私の愛でる対象と新たな領域を獲得しつつあるRGBの戯れを覗いて頂ければ幸いだ。
キャラクターはイメージが支持体なので写真に映らない。しかし古くはメディウム、現代ではデジタルメディアとして部分的に物質化してきた。VR、AI、NFT、データ上に住まう生態系は種としての多様な輪郭を描画しサブカルチャーの発展に寄与した。一方で印刷技術は美術概念としての支持体を大きく拡張する。大量生産されたフラットな質感は原画や素材への焦がれを強く抱かせた。しかしメディウムに囚われない画像はコンテンツとして1点物の支持体に依拠しない。事実、物質から解放されたイメージを扱うCGメディアは多くのネット絵師を育てた。
10年代初頭カオス*ラウンジによってキャラクターは再びメディウムと出会い美術的なユニークピースとなる。しかし多元的に揺らぐ存在達は永住出来る支持体を必ずしも求めない。
キャラクターが量子的に様々な状態が折り重なる波のような振る舞いをアーカイブしうる可能性として電子スペースに個展を開催する。
neko
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neko
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2000年代後期
カオスラウンジの前身「ポストポッパーズ」結成メンバーとして美術界にデビュー。しかし初期に脱退。その後10年ほどオフラインから姿をくらます。
その後2020年。
コロナ禍開始と共に美術コレクター飯島モトハ氏の支援で再び美術界へ戻る。
2021年には自身が請け負うキャラクターアート文脈の行く末と新たな提案を入口として日本の現代美術へ潜航し広く小気味良い土地を発掘する為にグループ展「お泊まり会」を企画する。その後国内や海外の展示会を幾つか経て2024年にお泊まり会の続編企画「舞踏会」を発案、運営した。「舞踏会」はカオスラウンジ以降のキャラクターアートシーンで重要な作家達が世代を交えて集結し、同文脈上に特化した近年の展覧会では最大の動員数、売り上げを記録した。
【solo exhibition】
. River Coffee & Gallery「憑くもの」[東大前](2020)
. rusu「幽覚媒旬」[目黒](2020)
. 新宿眼科画廊「お見舞い」[新宿]( 2021)
. LIGHTHOUSE GALLERY「アマテラス」[両国] (2021)
. Soil「かけおち」[吉見町](2022)
.町田センタービル「孤独のドレス」[町田](2023)
【group exhibition】
. Meee gallery「祈り」[中野](2021)
. GALLERY JO YANA「JAPANESE GROUP SHOW」(2021)[France]
. rusu「お泊まり会」(2021)〔planning、curation〕[目黒]
. A4画廊トーキョー「addiction」[台湾](2022)
.TOKYO PARK「Tokyo Colurs」[England](2022)
.扇屋「空き地」[鎌倉](2023)
.小金井アートスポット シャトー2F「舞踏会」〔planning、curation〕[武蔵小金井](2024)
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Anicoremix Gallery
2024年6月よりオンラインギャラリーとして再始動したAnicoremix Gallery。オンラインでの個展開催は"aka|赤"の展示が第1回目でした。イラスト、POPART、現代アート、モダンな日本画など、日本のアートを世界へ届けるために、越境EC化しました。
元々2021年4月にオープンしたPOPアート&イラストレーションのコマーシャルギャラリー。柿落としの展示会「米山舞の個展"EGO"」の開催により、新しい展示や表現手法にこだわった展示が注目され、"EGO"以後の展示スタイルに大きな影響を与えたました。著名アーティストから新進気鋭のアーティストまで様々な企画展示を行なっていましたが、2024年3月末に移転のため一旦休業中。リアルギャラリーの再開前に越境ECとして始動します。
Anicoremix Gallery|アニコリミックスギャラリー(オフィス)
Complete Connection Inc.
東京都渋谷区神宮前4-28-18 カトル・バン原宿B1
info@anicoremixgallery.com
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