生き残ったレーサーたちが語る大事故の真実とは!? 『炎上 1974年富士・史上最大のレース事故』が 電子書籍として8月21日に復刊

2020-08-20 09:30

文藝春秋電子書籍編集部は、ノンフィクション作家・中部博の著書『炎上 1974年富士・史上最大のレース事故』を電子書籍として配信いたします。2020年8月21日(金)より、各電子書店にて順次配信開始です。

「炎上」中部博

1974年、富士スピードウェイで4台のマシンが爆発炎上、レーサー2名が焼死、観客関係者6名が重軽傷を負うという、日本のレース史上最大の事故があった。悲劇の舞台は、「富士グランチャンピオン・シリーズ」第2戦。スタート直後に先頭付近の2台のマシンが接触、1台がコースアウトして後続集団に激突して起きた多重クラッシュだった。

しかし事件は、その後、意外な展開を見せる。静岡県警が事故原因をつくったレーサー1人を業務上過失致死の疑いで書類送検したのだ。接触事故は、果たして故意だったのか、過失だったのか? 長年、日本レース界最大のタブーとされてきた大事故の真相を、ノンフィクション作家の中部博が関係者への丹念な取材で解き明かしてく。

「魔の30度バンク」への先陣争い、喧嘩まがいのドライビング、ワークスチーム間の仁義なき争い、そしてレーシングドライバーという人生……。モータースポーツの光と影を描き切った、渾身のドキュメント巨編!

著者からのコメント■

10歳でレース・ファンになり半世紀以上モーターレーシングを愛好してきました。そこで見たこと考えたことをベースにして取材し書いた本です。それは人間の生き方と精神があからさまになるスリリングなミステリー形式の物語になりました。                          中部 博

著者プロフィール■

中部博(なかべ・ひろし)
1953年、東京都生まれ。週刊誌記者、テレビ司会者を経て、ノンフィクションを書き始める。1979年、編著書『暴走族100人の疾走』でデビュー。一時、執筆活動を断念するが、1988年、F1グランプリを取材した『1000馬力のエクスタシー』でカムバック。著書に『いのちの遺伝子・北海道大学遺伝子治療2000日』『定本 本田宗一郎伝』『スーパーカブは、なぜ売れる』などがある。

書誌情報■

書名:炎上 1974年富士・史上最大のレース事故
著者:中部博
販売価格:850円(税込) 
詳細URL: https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1637516000000000000H
主要販売電子書店:Kindleストア、Apple Books、楽天Kobo、Reader Store、紀伊國屋書店Kinoppy、BookLive!、honto、BOOK☆WALKER他、電子書籍を販売している主要書店
配信日:8月21日

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2020年8月20日
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