エコモット、新型コロナウイルス感染症拡大抑止に向け、 AI顔認識とサーモグラフィーにより最大16人を同時に検温可能な スクリーニングソリューション「サーモロイド Pro」を提供開始
新千歳空港の国内線到着口にて行われる体温スクリーニングに採用
エコモット株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役:入澤 拓也、以下「エコモット」)は、AI顔認識と高機能サーモグラフィーカメラにより、最大16人の体温を同時測定するスクリーニングソリューション「サーモロイド Pro」の提供を開始いたしました。
本ソリューションは4月15日(水)より新千歳空港 国内線ターミナル到着ロビーゲートに導入され、到着した乗客のスクリーニングに利用いただいています。
・提供開始:2020年4月15日
・価格 :1式 2,650,000円(消費税等含まず)
※モバイル通信オプションは別途
開発の背景
政府による「新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言」発出を受け、対象地域住民は不要不急の外出を控え人との接触を避ける必要がある一方で、交通機関やスーパーマーケットなどの生活インフラについては、通常通りの営業・運行を維持することが求められています。
現下の社会状況に対して、当社はAI、IoT技術を活用したサーモグラフィーソリューション「サーモロイド」シリーズを提供し、社会インフラの維持にあたって検温によるスクリーニングが必要なシーンにおいて、精度やコスト、設置状況などの諸条件に対応できる選択肢を提供してまいります。そのシリーズ第1弾となるのが、今回の「サーモロイド Pro」です。
「サーモロイド Pro」の特徴
◇最大16人の体温を同時測定高精度な温度検出
撮影画像に写りこんだ顔をAIが自動認識し、対象座標の温度を抽出します。これにより最大16人の検温を同時に行うことが可能です。
◇高精度な温度検出
恒温発熱体をサーモグラフィーカメラで同時に撮影することで、自動でキャリブレーション(補正)を行います。外気温や風の影響を和らげ、±0.3℃の高精度を実現します。
◇閾値とアラートはカスタマイズ可能
「37.5℃以上の体温を検知時、音・ライトで通知」といったアラートの設定が可能です。
閾値やアラートの方法は、状況に合わせて任意で変更することができます。
複数台の「サーモロイド Pro」をリアルタイムモニタリング可能 [オプション]
IoTゲートウェイデバイス「TSX-100」と連携することで、LTE通信を使った遠隔モニタリングが可能です。複数の「サーモロイド Pro」を同時にモニタリングすることで、大規模施設における利用の際にも、適切な管理体制をとることができます。
エコモット株式会社について
エコモットは2007年の創業以来IoT専業のソリューションベンダーとして、センサー・自社開発通信デバイスの提供を行うとともに、多様な顧客ニーズに応じたカスタマイズ、現場での設置ノウハウを提供し、あらゆる「モノ・コト」からセンシングを可能にするソリューションを提供しています。2017年6月に札幌証券取引所アンビシャス市場、2018年6月に東京証券取引所マザーズへ上場。2019年1月にKDDI株式会社と資本業務提携いたしました。
所在地 : 〒060-0031 北海道札幌市中央区北1条東2丁目5番2号 札幌泉第1ビル1階
代表 : 代表取締役 入澤 拓也
設立 : 2007年2月
資本金 : 6億12百万円(2019年3月末現在)
事業内容: IoTソリューションの企画、およびこれに付随する端末製造
通信インフラ、アプリケーション開発、並びにクラウドサービスの
運用・保守に関する業務のワンストップでの提供
URL : https://www.ecomott.co.jp/