
大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区 社長:上原 茂](以下、当社)は、15歳以上の男女を対象に、新型コロナウイルス対策のワクチン接種と副反応に関して、インターネットによるアンケート調査*を実施しました。
*2021年12月 当社調査 15歳以上の男女 計1,664名
新型コロナワクチン接種前の不安として、最も多かったのは「どんな副反応があるかわからない」59.6%、続いて「熱がでる」52.9%、「腕(接種部位)に痛みがでる」39.7%、「疲労感・だるさがでる」33.1%、「頭痛がする」20.9%の順で多いことが分かりました(図1)。
接種後実際に感じた副反応として、1回目の接種では、最も多かったのは「腕(接種部位)の痛みがでた」61.8%、続いて「疲労感・だるさがでた」30.2%、「熱がでた」29.4%でした。2回目の接種では、「腕(接種部位)の痛みがでた」59.9%と1回目と同様に最も多く、続いて「熱がでた」46.8%、「疲労感・だるさがでた」41.8%と、2回目の接種では発熱の副反応が出た人が多い傾向でした(図2)。

接種後に、副反応で会社や学校などを休んだ方は45.7%と約2人に1人は休みを取って、対処したようです(図3)。

また、新型コロナワクチン接種による副反応への準備・対応として、74%の方が解熱鎮痛薬を手元に用意していたことが分かりました。(図4)また、19.3%と約5人に1人の方は、新たに解熱鎮痛薬を購入していたことも分かりました。

さらに、詳しく調べてみますと、普段から解熱鎮痛薬を購入している方は、効き目の強さ・速さを重視していますが、それと比較し、副反応への準備として解熱鎮痛薬を購入される方は、効き目の強さ・速さに加えて、アセトアミノフェンが配合されていることも重視していることが分かりました。(図5、図6)
副反応があった方のコメントとして、「打った次の日に腕が上がらなくなり夕方から熱がでて解熱鎮痛薬を飲んで安静にしていた。(女性・40代)」、「打った日は腕の痛みのみで、夜寝るときに熱がでてきたので解熱鎮痛薬を飲んで対処した。(女性・20代)」、「1回目も2回目も打ってから半日後に熱がで始めて、解熱鎮痛薬を飲んだ。2回目は会社を休んだ。(男性・40代)」などが寄せられました。副反応がでてしまっても、解熱鎮痛薬をうまく使いながら、体を休めて対処されていたようです。
当社では、アセトアミノフェン配合の「ナロン錠」、「ナロン顆粒」をはじめ、イブプロフェン配合の「ナロンエースT」、ロキソプロフェン配合の「ナロンLoxy」など、用途や目的に合った製品を選んでいただけるよう、さまざまな成分を配合した解熱鎮痛薬をラインアップしております。これからも、健康を願う生活者の皆さまにお使いいただける製品を安定してお届け出来る体制のもと、製品開発・販売に努めてまいります。
【参考資料】
◇製品概要
・アセトアミノフェン配合製剤
・イブプロフェン配合製剤
・ロキソプロフェン配合製剤