白鶴美術館2020年秋季展開催

2020年9月24日(木)から12月13日(日)まで

陶磁器の名品を大公開!(重要文化財2点等)、絨毯展示も同時開催!

公益財団法人白鶴美術館(神戸市、1934年開館)では、9 月24日(木)から2020年秋季展覧会を開催します。当館には、中国陶磁器の優品が数多く所蔵されています。今回は、その中から、釉薬の色合いをテーマとして重要文化財2点を含む44点を展示し、彩り豊かな陶磁器の世界を紹介します。
また、絨毯専門の美術館である新館でも、染色したパイル糸の彩りに着目してペルシア、アナトリア、コーカサスの絨毯計24点を展示し、その配色構成について紹介します。
会期中には、講演会やワークショップなど、来館者が自由に参加できる各種イベントも開催します。

開催概要

【本館】  「 陶色遊覧 ―taoseyoulan―」
【新館】  「 絨毯十色 ―jyutantoiro―」
■期 間   2020年9月24日(木)~12月13日(日)
■休館日  毎週月曜日 但し、11月23日(祝・月)は開館、11月24日(火)を休館
■開館時間 午前10時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
■入館料  大人:800円/65歳以上・大学・高校生:500円/中・小学生:250円
      (大人、大学・高・中・小学生団体20名以上は2割引)
     ※団体でのご来館は事前にお問い合わせください。

主な展示品

唐三彩鳳首瓶

唐三彩鳳首瓶
(とうさんさいほうしゅへい)

中国・唐時代
エキゾチックな味わいのある三彩。

青磁鳳凰耳花生

青磁鳳凰耳花生
(せいじほうおうみみはないけ)

中国・南宋時代
深くかつ透明感のある青磁。

五彩魚藻文壺

五彩魚藻文壺
(ごさいぎょそうもんこ)

中国・明時代
彩り豊かで、にぎやかな世界を持つ壺。

【白鶴美術館とは】

「世界的価値のあるコレクションを私蔵するのではなく、ひとりでも多くの方の目に触れてほしい。」
白鶴美術館は、そんな願いを持った嘉納治兵衛(鶴翁・白鶴酒造7代)によって昭和9年(1934年)に開館されました。古美術品500点で出発した当館は現在、国宝2件(75点)、重要文化財22件(39点)を含む約1450点以上の作品を所蔵。戦争と空襲、大震災など幾多の苦難を乗り越えて、価値ある古美術品を現在に残しています。

1934年開館の美術館本館

展覧会に伴うイベント情報

アート・レクチャー・その1「戦国武将の舶来趣味‐南蛮渡来の染織品‐」
日時:10月25日(日)午後2時から3時30分まで
講師:河上 繁樹 氏(関西学院大学文学部教授)

アート・レクチャー・その2「陶芸家の釉技探訪あれこれ」
日時:11月3日(祝・火)午後2時から3時まで
講師:天坊 昌彦 氏(陶芸家)

アート・レクチャー・その3「立体文化財修復のお仕事」 
日時:11月23日(祝・月)午後2時から3時まで 
講師:田川 新一朗 氏(箭上文化財修復代表)

ア-ト・ト-ク(美術に親しむ会)「唐・宋・明の陶磁器、この一点!」
日時:12月13日(日) 午後1時から3時まで
講師:当館学芸員

スライド解説「60分で名品遊覧」
日時:9月27日(日)、10月18日(日)、11月1日(日)・22日(日)、12月6日(日)
   午後2時から3時まで

アクセス

〒658-0063 神戸市東灘区住吉山手6-1-1 
・阪急御影駅から北東約1km(徒歩約15分)
・無料駐車場あり(大型バスも可)
・阪神御影駅、JR住吉駅から市バス38系統渦森台行「白鶴美術館前」

白鶴美術館地図

<新型コロナ感染防止に関するご注意>

*マスクを着用の上、ご入館ください。館内では、他の来館者との距離を1m以上保って頂きますようお願い申し上げます。
*ご入館の際に検温をお願いしております。なお、37.5℃以上の場合は、ご入館をお断りさせて頂きます。あらかじめご了承ください。
*グループ(4人以上)でのご来館は極力お控えください。また団体でのご来館は事前にお問い合わせください。
*同感染症の感染防止および拡大防止のため、休館、展示期間の変更や入館制限などを行う場合がありますので、ご来館前には、当館公式サイト(http://www.hakutsuru-museum.org/exhibition/)もしくは、電話(078-851-6001)にて最新の開館状況をご確認ください。
*「兵庫県新型コロナ追跡システム」(https://web.pref.hyogo.lg.jp/kk39/covid19_chase02.html)を導入しています。


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