テレシー、技術顧問に東京大学大学院教授の杉山 将氏を招聘し、「テレシーアナリティクス」を強化
テレビCMの可視化や最適化など、専門知識に基づく助言を活かし、機能拡充を促進
株式会社CARTA HOLDINGSのグループ会社で、株式会社電通(本社:東京都港区、社長:五十嵐 博)と共同で運用型テレビCMプラットフォーム「テレシー」(https://telecy.tv/)を運営する株式会社テレシー(東京都渋谷区、代表取締役:土井 健)は、独自のレポーティングツール「テレシーアナリティクス」の機能拡充を促進するため、2021年4月、技術顧問として、東京大学大学院新領域創成科学研究科教授の杉山 将氏を招聘しました。
テレシーでは、「Adjust」および「AppsFlyer」とも、アジアにおいて初めて、テレビCMに関するデータ連携を行い、テレビCMのリアルタイム効果測定機能を強化するなど、「テレシーアナリティクス」の機能拡充に取り組んでおります。今後は、杉山氏の専門知識に基づく助言を活かし、テレビCMの可視化や最適化などにおいて研究・開発を進め、「テレシーアナリティクス」のさらなる機能拡充を図ってまいります。具体的には、テレビCM放映データとクライアントKPIデータを活用し、以下2指標について、研究いたします。
(1) クリエイティブ、エリア、番組毎のテレビCM効果の可視化
(2) テレビCM効果効率化に向けた、バイイングシミュレーションの最適化
■杉山 将(すぎやま まさし)氏プロフィール
東京大学 大学院新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻 教授
1974年大阪生まれ。情報工学の学士(工学)、修士(工学)、博士(工学)の学位をそれぞれ1997年、1999年、2001年に東京工業大学から取得。2001年より同大学の助手、2003年より助教授(2007年より准教授に改称)。2014年より東京大学教授。2003年から2004年にかけ,アレキサンダー・フォン・フンボルト財団フェローとして、ドイツ・ベルリンのフラウンホーファー研究所に滞在。2006年にはヨーロッパ委員会エラスムス・ムンダス助成を受け、英国・エディンバラのエディンバラ大学に滞在。非定常環境下での機械学習の研究に対して、2007年IBM Faculty Awardを受賞。密度比推定に基づく機械学習の研究に対して、2011年情報処理学会長尾真記念特別賞および2014年度科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞を受賞。また、一連の機械学習研究に対して、2016年度日本学術振興会賞および日本学士院学術奨励賞を受賞。機械学習とデータマイニングの理論研究とアルゴリズムの開発、およびその信号処理、画像処理、ロボット制御などへの応用研究に従事。
■「テレシー(TELECY)」( https://telecy.tv/ )について
「テレシー」は、最低100万円から簡単にテレビCMの出稿ができ、効果もしっかりと確認しながらPDCAを回すことができる運用型テレビCMプラットフォームです。電通が保有する日本最大級のテレビCMに関わるアセットをフル活用し、AIを用いた高精度なシミュレーション・最適化・レポーティングを実現します。配信実績も独自のレポーティングツール「テレシーアナリティクス」により、最短で広告掲載翌日には把握することができ、シミュレーションデータと比較しながら、AIによるチューニングでさらなる最適化を図ることも可能です。また、近年、サードパーティCookie規制をはじめ、国内外において、プライバシー保護に対する意識が高まり、対策が強化されていますが、「テレシー」では、効果測定に個人情報を一切使用しないため、Cookie規制などに関わらず、効果測定をすることが可能です。
・主な特長
1)最低100万円からテレビCM出稿可能
2)テレシーアナリティクスにより、ネット広告と同じ指標で効果を可視化
3)プランニングからCM制作、効果測定まではじめてのテレビCMでもワンストップサポート
【株式会社テレシー】 https://telecy.tv/company/
代表取締役:土井 健
取締役:西園 正志、吉濱 正太郎、川瀬 智博
所在地:東京都渋谷区道玄坂1-21-1 渋谷ソラスタ15F
設立:2021年1月4日
資本金(資本準備金含む):9,900万円
事業内容:テレビCM配信プラットフォームの企画・開発・運営/タクシーマーケティング事業/デジタルマーケティング事業