太陽光発電設備のメンテナンス事業「ソラパト」が 使用済み太陽光パネルの診断サービスを全国で開始
太陽光パネルのリユースで未電化地域への電力供給を目指す
株式会社エネテク(本社:愛知県小牧市、代表取締役:吉田 祐介、以下「エネテク」)は、太陽光発電設備のメンテナンス事業「ソラパト」で培ったノウハウとネットワークを活用し、発電量の低下や、自然災害などで故障、破損した太陽光パネルを診断し、リユースやリサイクルなど適正に活用するサービスを展開します。
太陽光発電を真に環境に優しいエネルギーとするために
太陽光パネルの耐用年数は20~30年程度と言われていますが、不具合や自然災害による破損などにより破棄されるケースがあります。また、再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)導入により急速に拡大した太陽光発電設備から、近い将来に大量の太陽光パネルが処分されることが予想されており社会問題になることも危惧されます。有害物質が含まれていることもある太陽光パネルが処分に困って放置されたり、有害物として埋め立てられてしまうのが最終形であっては、環境に優しいエネルギーとは言えません。
そこで、エネテクでは太陽光O&M「ソラパト」で培ったノウハウで使用済み太陽光パネルを診断を行い、リユースできるものとリサイクルするものを選別して有効活用する「診断サービス」に取り組みます。この取り組みが、太陽光発電を真に環境に優しいエネルギーとし、循環型社会を実現するための一助となることを目指します。
高いリサイクル技術と多数のリユース実績を有する株式会社浜田と提携
太陽光パネルのリユース、リサイクルにおいては、既に多くの実績を持つ「株式会社浜田」と提携します。ホットナイフを用いた工法によりガラスと金属を分離するなど、株式会社浜田の優れたリサイクル技術により環境負荷を軽減します。
リユースパネルは国内の自家消費に、将来は無電化地域への供給も視野に
リユースパネルはソラパトの検査技術で発電の性能を評価し、当面は国内の自家消費型太陽光発電への活用を見込んでいます。省エネ、CO2削減に有効な自家消費型太陽光発電の導入ネックとなるイニシャルコストをリユースパネルにより軽減します。また、将来的にはアフリカなどの未電化地域への供給、現地での発電所建設などに取り組むことも計画しています。
SDGsの取り組み強化として
エネテクはエネテクホールディングスグループの一員としてSDGs(持続可能な開発目標)に取り組んでいます。今回の使用済みパネルの診断サービスは「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」「つくる責任つかう責任」という目標に対しての取り組みを強化するもので、今後、具体的な数値目標も設定し、その実現に向けて取り組みます。
●太陽光あんしんメンテナンス「ソラパト」について
「ソラパト」は株式会社エネテクの太陽光発電O&Mブランド。
5,000件以上の豊富な施工・メンテナンス実績で培った点検、メンテナンス技術、ノウハウと国内10拠点によるネットワークで太陽光発電所の安定稼働をサポートしている。
電気保安法人として初のJET PV O&M認定事業の登録保守点検業者であり、自治体はじめ各種団体からセミナーを依頼されるなど、その技術力には定評がある。
https://solarpat.com
●株式会社浜田について
産業廃棄物の分別処理を中心に、ゼロエミッションリサイクル、解体工事、各種処理装置の販売などを行う環境ソリューション企業。太陽光パネルのリユース、リサイクルにおいて多くの実績があり、またリサイクル率が高い独自の技術を有する。
本社 : 大阪府高槻市芥川町2-24-5
代表者: 代表取締役 濱田 篤介
設立 : 1969年
URL : https://www.kkhamada.com
株式会社エネテク 会社概要
社名 : 株式会社エネテク
所在地 : 愛知県小牧市大字間々27-1
事業所 : 中部支店・関西支店・関東支店・福岡営業所 ほか
代表者 : 代表取締役 吉田 祐介
設立 : 2007年4月
事業内容: 建設設備工事事業、保安保守管理事業、再生可能エネルギー事業
URL : https://www.enetech.co.jp
問い合せ: 0120-920-137