世界のカロテノイド市場、2018年には14億米ドル規模に
株式会社グローバル インフォメーションは、BCCリサーチが発行した報告書「The Global Market for Carotenoids (世界のカロテノイド市場)」の販売を開始しました。
BCCリサーチによる当報告書によれば、世界におけるカロテノイドの市場規模は2010年に12億米ドル近くとなりました。今後もCAGR2.3%で拡大し、2018年には14億米ドルに達する見通しです。世界のカロテノイド市場は10種類の製品に分類できます。 これらは、ベータカロチン、ルテイン、アスタキサンチン、カプサンシン、アナトー、カンタキサンチン、リコピン、ベータ-アポ-8-カロテナール、ゼアキサンチン、ベータ-アポ-8-カロテナール-イスターです。
各製品の市場予測は以下の通りとなっています:
•ベータカロチン市場は、2010年には2億6,100万米ドルの規模でしたが、CAGR3.1%で拡大し、2018年には3億3,400万米ドルに。
•ルテイン市場は、2010年には、2億3,300万米ドルの規模でしたが、CAGR3.6%で拡大し、2018年には3億900万米ドルに。
•アスタキサンチン市場は、2010年には2億2,600万米ドルの規模でしたが、CAGR1.4%で拡大し、2018年には2億5,300万米ドルに。
•カプサンシン市場は、2010年には1億3,000万米ドルの規模でしたが、CAGR1.7%で拡大し、2018年には1億4,900万米ドルに。
•アナトー市場は、2010年には1億2,900万米ドルの規模でしたが、CAGR2.1%で拡大し、2018年には1億5,200万米ドルに。
カロテノイドの生産は、常に技術開発の最前線にありました。生産過程に繊細さが要求されるため、精巧で化学的な発酵、抽出技術を持つ企業のみがカロテノイドを生産することができるのです。
カロテノイド市場は過去3年間拡大を続けており、いくつかの部門においては劇的に変化をとげています。また、ほとんどの製品で見られた価格の減少といった動向にも巻き返しが起こっています。カロテノイドの主な種類は依然として同じで、新種は市場に参入していませんが、新しい生産技術が導入された製品もあります。
世界のカロテノイド市場
The Global Market for Carotenoids
http://www.gii.co.jp/report/bc199439-global-market-carotenoids.html
出版日 2011年09月
発行: BCCリサーチ
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