【長毛犬編!】犬のブラッシングの手順。コツや嫌がる子の対処法!
犬の毛は細く柔らかいため、毎日ブラッシングをしないとすぐに毛が絡まり毛玉となってしまいます。毛玉を放置しているとそこに菌が溜まり皮膚病の原因ともなってしまいます。今回は、犬の正しいブラッシングの方法を長毛犬編でご紹介いたしますので是非参考にしてください!
ブラッシングをする際に用意しておく物
まずは、長毛犬のブラッシングの際に必要な物をご紹介いたします!
コーム
ピンブラシ(ラバーブラシでも可)
スリッカーブラシ
グルーミングスプレー(霧吹きに入れた水でも可)
基本的にはこの2点があれば被毛を綺麗に保つ事はできますが、毛が抜ける【ダブルコート】の犬種を飼っている方は抜け毛ブラシを用意しておくことをおすすめします。
抜け毛ブラシを使用する際の注意点
抜け毛ブラシは、アンダーコートを除去する目的で使用するのですが、やり過ぎてしまうと、健康な毛(トップコート)も抜けてしまうので、毎日行う事はNGです。
使用目安は毛が多く抜ける【換毛期】に毛が浮いてきたな…と感じた時に使用するようにしましょう。
ブラッシングの方法
はじめに…
ブラシをしていると、静電気や摩擦が発生し被毛を傷つけてしまう可能性があるので気になる方は、ブラッシングの前にグルーミングスプレーを使用する事をおすすめします。
グルーミングスプレーは市販のモノでも構いませんが、静電気や摩擦は水でも抑える事ができるので、霧吹きに水を入れてそれをかけてあげるだけでも十分です!
手順①ピンブラシで全身の汚れを取り除く
ピンブラシで顔周り以外の全身の皮膚を優しく撫でる様にブラッシングをしましょう。
まずは、いきなり根本からブラシを通すともつれてしまっている毛を思いきり引っ張ってしまう事になりますので、一通り被毛を軽く梳かした後に皮膚を優しくブラッシングしましょう。
POINT
この時に毛が余計にもつれないように毛並みに沿って動かすようにして下さい!
手順②スリッカーブラシで被毛を梳く
次に、スリッカーブラシで被毛を梳いて行きましょう。この時に皮膚にブラシの先端を付けて梳いてしまうと皮膚を気づ付けてしまう他、痛いのでブラッシングの時間が嫌いになってしまう可能性もありますので、皮膚から離して被毛だけを梳くように使用しましょう。
POINT
スリッカーブラシを使うのは少し不安だという方は、ピンブラシのみでも構いません!
手順③コームブラシで顔周りを梳く
最後にコームブラシで顔周りを慎重に梳かしていきましょう!慣れている方はすべてスリッカーブラシやピンブラシで済ませてしまう事もあるのですが、目に入ると大変危険なので、自身が無い方は必ずコームブラシで行うようにしましょう。
毛玉を見つけたら…?
まずはスリッカーブラシやピンブラシでほぐす
毛玉ができてすぐの場合は、スリッカーブラシやピンブラシで簡単に除去する事ができます。一気に取ろうとすると痛いので、少しずつほぐすように取り除きましょう。
毛玉専用のブラシを使う
頑固な毛玉の場合、スリッカーブラシやピンブラシでほぐす事ができないのでそういう場合は、毛玉専用のブラシを使い取り除いていきましょう。
ハサミで切る
毛玉専用ブラシでもどうにもならない場合は、ハサミで切ってしまうのも一つの手です。
ですが、ハサミの使用は慎重に行わないと皮膚を傷つけてしまう恐れがあるので慣れていない方の場合は誰かに愛犬を動かないように持ってもらって使用する事をおすすめします!
ブラッシングを嫌がる際の対処法
まずは、短時間から始める
犬は長く拘束される事を嫌います。はじめは5分程度から徐々にブラッシングの時間を延ばしていきましょう!
ご褒美をあげる
ブラッシングが終わるとご褒美を与えるようにして、ブラッシングをすると良い事があると認識させてあげましょう!
嫌がるとすぐに辞める・道具の使い方や物の見直し
嫌そうにしていたり暴れたりした場合は、続けずにすぐに中断してあげましょう。また、使っている道具やその道具の使い方を見直す必要があります。
まとめ
犬のブラッシングの方法【長毛犬編】いかがでしたか?
ブラッシングは愛犬との大切なコミュニケーションにもなります!正しいブラッシングをして、楽しい時間となるように頑張りましょう^^