1台2役!三次元計測の新境地を拓く! 世界初*、レーザースキャナー搭載型トータルステーションで 作業時間と人員を1/2に削減

2019-10-03 13:00

株式会社トプコン(本社:東京都板橋区、代表取締役社長:平野 聡)は世界初、*回転式レーザースキャナーを搭載したトータルステーション『GTL-1000』を発売しました。

GTL-1000イメージ

従来の点群計測作業においては、計測したデータを現場の座標系に紐づける為、事前に基準となる点の座標測定が必要でした。
まずトータルステーションで基準となる点の座標計測を行い、その後スキャナーで計測を行わねばならず、2つの機器とそれぞれに作業員が必要となります。
今回発売する『GTL-1000』は、トータルステーションとスキャナーの作業を同時に行う事ができる為、点群計測の作業の時間と人員を1/2に削減でき大きな変革を起こす製品です。

当社はこれからも、建設現場の生産性を向上する製品の開発・販売を通じ、建設業界の働き方改革促進に貢献してまいります。
*回転式レーザースキャナー搭載モータードライブトータルステーションとして。2019年9月現在、当社調べ。

主な特長

作業の時間と人員を1/2に削減

トータルステーションとレーザースキャナー、1台2役の作業がこなせる『GTL-1000』なら、基準点の座標測定を行いながらスキャナー計測が行えます。成果作成までの作業時間と現場での作業人員を、従来法に比べて半減することができます。

ワークフロー

導入コストの削減

トータルステーションとレーザースキャナーが合体しているため、導入コストが削減できます。

回転式レーザースキャナーを搭載

回転式レーザースキャナーが搭載されているため本格的なフルドームスキャニングが可能です。室内はもちろん、屋外構造物でもあらゆる方向から素早く3D点群データから形状を取得できます。

離れた場所から操作

計測に使用するフィールドソフトウェア『MAGNET Field』をインストールしたデータコレクタを使えば、離れた場所から操作することができます。高所や危険な場所のスキャニングも安全な場所から行えます。

モータードライブトータルステーションとしても活用

モータードライブトータルステーションとして、自動視準観測や自動追尾によるワンマン測量も可能です。
自動対回観測にも対応し、基準点測量を行うことができます。*
*国土地理院機種登録 2級Aトータルステーション申請予定(2019年9月末現在)。

GTL-1000現場イメージ

その他

発売時期        :2019年10月
国内標準価格(消費税込み):6,600,000円

株式会社トプコン概要

代表者    :代表取締役社長 平野 聡
設立     :1932年9月1日
資本金    :16,658百万円(2019年3月末現在)
売上高    :(連結)148,688百万円(2019年3月期)
上場証券取引所:東京証券取引所第一部〔証券コード:7732〕
社員数    :(連結)4,932名(2019年3月末現在)
事業内容   :ポジショニング(GNSS、マシンコントロールシステム、精密農業)、
        マートインフラ(測量機器、3次元計測)、
        アイケア(眼科用検査・診断・治療機器、
            眼科用ネットワークシステム、眼鏡店向け機器)、
            等の製造・販売

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