「マンションレビュー」のデータで見る「コロナ禍での東京 中古マンション相場推移」 騰落率&推定価格の町名ランキングを発表

騰落率1位「渋谷区宇田川町」の70㎡推定価格は、2年で約5,000万円の値上がり!

 「不動産×WEB×ビッグデータ」の領域で、さまざまな不動産テックサービスを展開する株式会社ワンノブアカインド(本社:東京都港区、代表取締役社長:川島 直也、以下当社)は、当社が運営するマンション情報サイト「マンションレビュー」の保有データを元に、いわゆる「コロナ禍」での東京都の中古マンション価格1の変動について調査。新型コロナウイルス感染症の発見・影響が出る前の2019年と、感染拡大から1年が経過した2021年の坪単価を元に、価格の上昇率をあらわす「騰落率」を「町名」単位で集計したランキング2について、推定価格のランキングとあわせて発表いたします。

【サマリー】

■東京都 コロナ禍での中古マンション価格 騰落率ランキング100 (町名・2019-2021)
・1位は「渋谷区宇田川町」の+58.29%。70㎡換算推定価格は1億3,461万9,400円で、コロナ前の2019年と比較して約5,000万円上昇。2020年竣工の「パークコート渋谷ザ タワー」が相場を大きく牽引した。
・2位は「花小金井」エリアにある「小平市鈴木町」の+47.90%。
・上位10位までに「都心5区」の町名が6町名。うち3町名は「渋谷区」の町名となった。
・100位までの町名で「都心5区」の占める割合は33%。次いで「城南」20%、「城東」14%。
・各エリア*3での価格トップの町名は以下の通り。
都心5区 渋谷区宇田川町 +58.29%(全体順位 1位)
城東 台東区蔵前 +28.36%(同 18位)
城西 杉並区西荻南 +27.42%(同 23位)
城南 品川区小山 +30.43%(同 13位)
城北 文京区小石川 +38.98%(同 5位)
都下(東京23区外) 小平市鈴木町 +47.90%(同 2位)
・ランキング対象の都内全666町名のうち、2019年と比較して価格が下落した町名は17町名。「城東」では全町名がプラスとなった。

■東京都 中古マンション推定価格ランキング 100(町名・2021)
・1位は「千代田区富士見」の1億5,739万2,400円。
・70㎡換算の推定価格が1億円を突破したのは30町名で、すべて「都心5区」の町名。100位までの町名で「都心5区」の占める割合は78%となっており、都心部の価格の高さが際立った。
・各地域での騰落率トップの町名は以下の通り。
 都心5区 千代田区富士見 1億5,739万2,400円(全体順位 1位)
 城東 台東区池之端 8,607万1,000円(同 53位)
 城西 杉並区浜田山 6,504万7,800円(同 170位)
 城南 目黒区上目黒 8,788万200円(同 49位)
 城北 文京区小石川 8,930万6,200円(同 46位)
 都下(東京23区外) 武蔵野市御殿山 7,073万400円(同 128位)

*1 当社が保有する物件データから、各年度での最新の売出価格をベースとして坪単価を算出し、70㎡での価格に換算した推定価格。
*2 2019年(コロナ前)と2021年(コロナ禍)の販売履歴がそれぞれ20件以上ある666町名を対象にランキングを作成。
*3 エリアは以下にて区分。都心5区(千代田区・中央区・港区・新宿区・渋谷区)/城東(台東区・墨田区・江東区・葛飾区・江戸川区)/城西(中野区・杉並区・練馬区)/城南(品川区・目黒区・大田区・世田谷区)/城北(文京区・豊島区・北区・荒川区・板橋区・足立区)/都下(東京23区外)
※2022年4月4日現在の自社データより算出

■東京都 コロナ禍での中古マンション価格騰落率ランキング100 (2019-2021)

■東京都 中古マンション推定価格ランキング100 (町名・2021)

■エリア別 ランキング10

<都心5区>
◆騰落率
・ランキング対象の110町名中、エリア7位までが騰落率+30%超え、31位までが+20%超え。
・騰落率がマイナスだったのは1町名のみ。マイナス1%未満なのでほぼ横ばいといえ、エリア全体で価格上昇の傾向が強くみられた。
◆推定価格
・エリア30位までは70㎡換算価格が1億円を超えた。
・騰落率1位、価格3位の「渋谷区宇田川町」は、2020年竣工の「パークコート渋谷 ザ タワー」が相場を牽引。

<城東>
◆騰落率
・城東エリアは都内で唯一、ランキング対象の112町名すべてで騰落率がプラスとなった。
・エリア10位までは+20%超え。
◆推定価格
・注目の湾岸エリアも上位にランクイン。2位「江東区豊洲」、
3位「江東区有明」、14位「江東区東雲」。

<城西>
◆騰落率
・ランキング対象の73町名中、騰落率がマイナスとなったのは3町名。
・エリア7位までが騰落率+20%超え。
・上位10位のうち、練馬区の町名が5町名ランクイン。
◆推定価格
・上位10位のうち、杉並区の町名が6町名を占めた。

<城南>
◆騰落率
・ランキング対象の124町名中、騰落率がマイナスとなったのは5町名。
・エリア21位までが騰落率+20%超え。
◆推定価格
・エリア8位までは推定価格が8,000万円を超えた。
・都心部に近いエリアの価格の高さが目立つなか、神奈川に近い二子玉川エリアの「世田谷区玉川」が2位となった。

<城北>
◆騰落率
・ランキング対象の126町名中、騰落率がマイナスとなったのは1町名のみ。
・エリア12位までが騰落率+20%超え。
◆推定価格
・エリア4位までは推定価格が8,000万円を超えた。
・騰落率・価格とも1位の「文京区小石川」は、2021年竣工の「パークコート小石川ザ タワー」が相場を牽引。

<都下(東京23区外)>
◆騰落率
・ランキング対象の121町名中、騰落率がマイナスとなったのは7町名。
・エリア11位までが騰落率+20%超え。
・エリア1位の「小平市鈴木町」は、金融機関調査の住みやすい街ランキングに入った「花小金井」のエリア。
◆推定価格
・エリア1位の「武蔵野市御殿山」は、エリア内で唯一推定価格が7,000万円を超えた。

※本リリースは調査内容の一部を抜粋したものとなります。その他のデータにつきましては、以下URLのデータ集に掲載しております。
https://www.mansion-review.jp/pressrelease/detail/date20220606/data.pdf
※本リリースのデータをご利用いただく際は、引用元として【マンションレビュー 調べ】とご明記ください。

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社名:株式会社ワンノブアカインド
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代表者:代表取締役社長 川島 直也
設立:2009年9月10日
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