近畿大学が大学法人として初めてクラウド請求書受領サービス「Bill One」を導入 ~デジタル化で職員の働き方改革を後押し~
学校法人近畿大学(以下、近畿大学)は、Sansan株式会社が提供するクラウド請求書受領サービス「Bill One」を大学法人として初めて導入し、5月中旬から運用を開始します。同サービスを通じて、請求書の管理プロセスをデジタル化し、職員の働き方改革を後押しします。
Bill Oneは、郵送で届く紙の請求書やメール添付で送付されるPDFの請求書など、さまざまな方法・形式で送られる請求書をオンラインで受領・データ化し、月次決算処理の加速を後押しするクラウド請求書受領サービスです。2022年1月の電子帳簿保存法の施行や、請求書業務のデジタル化需要の高まりを背景に、業種や業界問わず数多くの企業で利用されています。
【導入背景と期待する効果】
近畿大学では職員の働き方改革を実現するため、完全インターネット出願の導入、学内キャッシュレス化の推進、事務手続の完全ペーパーレス化など、デジタル化の取り組みを積極的に進めています。
大学では、実験で使用する消耗品や図書館向けの大量の書籍、電子ジャーナルなどの購入に関連して紙の請求書業務が頻繁に発生しています。近畿大学でも同様に、毎月数百枚を超える請求書をほぼ紙で受け取っており、それらの開封や内容確認などの処理業務に多くの時間を要しています。今回、紙が主流の請求書業務をデジタル化し、学内の働き方改革を推進するため、Bill Oneの導入に至りました。
・業務効率化による生産性の向上
近畿大学では業務効率化のためBill Oneを導入し、紙を含むあらゆる形式の請求書をオンラインで受け取り、クラウド上で一元管理できるようにします。これにより、請求書業務にかかる時間を大幅に削減し、職員の生産性を向上させます。
・改正電子帳簿保存法やインボイス制度への対応
Bill Oneは2022年1月に施行された電子帳簿保存法に対応しており、電子帳簿保存法の要件を満たした状態で、請求書データを一元管理することができます。またBill Oneは2023年に導入されるインボイス制度へ向けた開発も進めているため、近畿大学は、職員に追加作業の負担をかけることなく法改正に対応することができます。
【請求書受領から、月次決算を加速する「Bill One」】
Bill Oneは、Sansan株式会社が提供するクラウド請求書受領サービスです。郵送やメールといったさまざまな方法・形式で届く請求書をオンラインで一括受領し、99.9%の精度で素早くデータ化。社内の全ての請求書をクラウド上で一元管理することで、請求書の受け取りから保管までのアナログな請求書業務をデジタル化します。経理部門だけでなく企業全体の請求書業務をスムーズにし、テレワークの推進や業務効率の向上を実現。月次の決算業務の効率化につながり、企業経営における意思決定スピードを加速します。
【学校法人近畿大学 法人本部財務部経理課 課長補佐 沖 義弘のコメント】
Bill One導入の背景には、本学内におけるデジタル化の広がりがあります。請求書支払に係る決裁はすでにデジタル化しており、請求書等支払証憑についても将来的な電子帳簿保存法対応を見据えてクラウド管理を検討していました。次期会計システムの導入を検討する中で、Bill Oneは他社の会計システムとも積極的に連携している点で利便性を感じました。今後、インボイス制度の開始も予定される中で、Bill Oneには社会の変化にも臨機応変に対応していただけると期待しています。
【学校法人近畿大学 概要】
学校法人近畿大学は、「実学教育」と「人格の陶冶」を建学の精神とし、教育の目的として「人に愛される人、信頼される人、尊敬される人を育成することにある。」を掲げています。時代の変化に対応し、選ばれる教育機関であり続けることを目標に、学生の満足度向上を意識した教育及び各種サービス等の提供や、DXを活用した業務効率化に注力しています。
所在地 :大阪府東大阪市小若江3丁目4番1号
代表者 :理事長 世耕 弘成
設 立:1925年11月
教職員数:教員5,844人 職員3,576人(2022年5月時点)
URL :https://www.kindai.ac.jp/
【Sansan株式会社 概要】
「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、ビジネスにおける出会いを後押ししています。主なサービスとして、営業DXサービス「Sansan」やキャリアプロフィール「Eight」、クラウド請求書受領サービス「Bill One」を国内外で提供しています。
設 立:平成19年(2007年)6月11日
URL :https://jp.corp-sansan.com
所在地 :150-0001 東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル13F
資本金 :64億14百万円(2022年2月28日時点)
事業内容:働き方を変えるDXサービスの企画・開発・販売
Sansan https://s.sansan.com
Eight https://8card.net
Bill One https://bill-one.com/
【関連リンク】
近畿大学
https://www.kindai.ac.jp/