レーザー白内障手術で可能となった高度な治療とは

2000年代初頭に眼科手術で使われるようになったレーザーメスの一種・フェムトセカンドレーザー。

このレーザーを利用した白内障手術が行われるようになり、手術の安全性・安定性が著しく向上しました。その理由は、角膜や前嚢の切開などを自動的かつ正確に行えることにあります。

フェムトセカンドレーザーは目の組織に余計なダメージを与えない

白内障手術に使用されるようになったフェムトセカンドレーザー。「フェムト」は1000兆分の1を、「セカンド」は秒を意味しています。つまりフェムトセカンドレーザーとは、1000兆分の1秒という短い時間間隔で照射できるレーザーのことです。

非常に短い時間で分子結合を切断することができるため、熱を発生することなく施術でき、周囲の組織に影響を与えないのが大きな特長です。

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