コドモン、福島県磐梯町の小・中学校において ICTシステム「CoDMON」導入 日本初、乳幼児から義務教育終了まで町内全ての公立保育・教育施設でコドモン導入済みの自治体となる
株式会社コドモン(本社:東京都港区、代表取締役:小池義則)は、磐梯町の小学校・中学校において、当社が展開するこども施設向けICTシステム「CoDMON」(以下コドモン)の運用を、2022年2月より本格的に開始することをお知らせいたします。これにより磐梯町は保育園・幼稚園・子ども館・小学校・児童館(学童)・中学校と、乳幼児から義務教育終了まで、町内全ての公立保育・教育施設でコドモンを導入した日本初の自治体となります。
磐梯町は、ICTを活用した保護者サービスの向上と、職員の事務を省力化し、子ども一人一人に向き合える時間を確保するため、施設・保護者間コミュニケーションアプリ「コドモン」の導入を開始。保育所は2020年8月から、幼稚園・子ども館(幼稚園降園後に子どもたちを預かる施設)・児童館(学童)は2021年3月からコドモンを導入し着実に実績も出ていたことから、2022年2月より小学校2施設、中学校1施設においても導入を開始しました。
磐梯町では、令和2年7月にデジタル変革戦略室を創設し、誰もが自分らしく生きられる共生社会の共創という使命の下、自分たちの子や孫たちが暮らし続けたい魅力あるまちづくりを実現することを目的として、行政DXを強力に推進しています。
磐梯町 デジタル変革戦略室について
https://www.town.bandai.fukushima.jp/site/dx/
磐梯町保育所における導入事例
・導入して良かった点
コドモンを通して、全クラスの先生が情報を共有できるようになった点が導入して良かったと感じていることです。違うクラスの子どもたちの様子や、保護者の方々の声など、情報を先生たちみんなで共有することができています。全体的な業務省力化も促進することができました。
・保護者の反応
写真で子どもたちの園での様子を伝えたり、給食の献立も写真付きで配信している点が喜ばれています。お便りも、コドモンで配信することで家庭内で共有することができ、嬉しい機能の1つとなっています。
・工夫している点、これから活用したい機能
オリジナル帳票※を活用しています。会議の内容もオリジナル帳票でまとめることで、会議に参加できなかった先生が、いつでもどこにいても確認することができます。隙間時間に確認できるようにこれからもっと浸透させていきたいと思います。
また、給食に関してクラスごとの情報共有をするためにも、給食管理機能の導入を検討しています。
※オリジナル帳票とは 現在施設でお使いいただいている指導計画や各種帳票をコドモンの画面上で再現し、今までと同じように入力することが可能な機能。
日本初、全こども施設でのICT導入を推進した磐梯町町長とコドモン代表小池のオンライン公開対談を開催
磐梯町は日本で初めて、乳幼児から義務教育終了まで、全子ども施設においてICTシステムコドモンを導入しました。幼保・教育施設と保護者の連絡手段のDX化は、保護者の利便性という側面からも、子ども施設職員の業務負担軽減という側面からも大変重要視されており、いち早くDX化およびツールの一元化を実現された磐梯町の取り組みは、他自治体にとってもインパクトの大きい事例となります。
これを記念し、磐梯町長 佐藤淳一氏とコドモン代表 小池義則とのオンライン対談を開催いたします。是非みなさまご参加ください。
当日はICT化により起こった変化や保育の質に与える影響について、また磐梯町の今後のDX改革の展望についてなどお話する予定です。
・開催日:2022年2月3日木曜日
・時間:対談 11:00 - 11:45
質疑応答 11:45 - 12:00
・開催場所:オンラインでの開傪oomを予定しています)
・申し込み:ご参加希望の方は下記フォームよりお申し込みください。お申し込み後にメールで配信URLをお知らせいたします。
【磐梯町におけるコドモン導入機能(抜粋)】
幼稚園・保育所・子ども館・児童館・小学校・中学校で導入
●園児台帳
園児/児童の名前・クラス・生年月日・健康情報(かかりつけ医師、アレルギー)・健診履歴・保育料設定及び家族情報(緊急連絡先、メールアドレス)など、園児/児童ごとにあらゆる情報を一元管理する事が可能、施設内での園児/児童ごとの情報共有が容易になります。
●お知らせ一斉配信
コドモンの緊急連絡は、クラスや園児/児童を指定しあらかじめ登録しておいたテンプレートから選んで連絡事項を記載するだけで、簡単シンプルに情報配信を行うことができます。メール配信の他に、スマホの通知機能やアプリ内で配信などあらゆる方法で情報を届けることができます。
●遅刻・欠席
登下校時間帯の遅刻・欠席などに伴う連絡を、保護者アプリから申請できます。保護者は時間を気にせず瞬時に施設に報告することができ、施設は電話対応することなくタブレット等でリアルタイムに受け取ることができます。保護者、学校双方にとって利便性の高い機能です。
●園内連絡
職員同士のナレッジの共有、コミュニケーションをスムーズにします。引き継ぎや朝礼などの情報共有、業務連絡など、口頭では曖昧になりがちな状況共有をチャット形式で手軽に。メール配信にも対応しているため、出勤外の職員に対しても緊急連絡を迅速に行えます。
●発育・健康記録
感染症対策として、検温データについて記録します。
幼稚園・保育所・子ども館・児童館のみ導入
●登降園管理
園児/児童の登降園記録は、QRコードを使った打刻機能で自動管理に、延長保育の料金計算も自動化されます。保護者はスマホアプリを使用し登降園時刻などの確認が可能です。
幼稚園・保育所のみ導入
●指導案・日誌作成
現在園で使用している帳票をコドモン上にアップロードし使用できます。日誌や発達経過記録・月案等がデータ連携し、一貫性のある指導案の作成が可能です。デジタルを活かした閲覧性の良さ、テンプレート機能の活用、音声入力などを実施することで、作成時間の削減と、指導案及び保育品質の向上が期待できます。
◇ICT等の活用による業務効率化と業務改善の推進
今まで各国に遅れを取っていた行政のデジタル化を一本化してすすめるための省庁として「デジタル庁」の創設が報道されていますが、ICT化推進の重要性は保育や学校の場においても例外では有りません。厚生労働省は「保育士」という職業や、働く場所としての保育所の魅力向上とその発信方法などを検討するため2020年2月から「保育の現場・職業の魅力向上検討会」を実施していましたが、2020年9月30日に発表された報告書(※5)においても、ICTの活用が不可欠と明記されています。また10月20日には、文部科学省より学校における保護者の押印見直しや連絡のデジタル化推進の通知(※6)がなされました。
※5 保育の現場・職業の魅力向上に関する 報告書 P.19 ②ICT 等の活用による業務効率化と業務改善の推進
https://www.mhlw.go.jp/content/11907000/000677595.pdf
※6 学校が保護者等に求める押印の見直し及び学校・保護者等間における連絡手段のデジタル化の推進について(通知)
https://www.mext.go.jp/content/20201019-mxt_zaimu-100002245-1.pdf
【株式会社コドモン 会社概要】
◆所在地:東京都港区三田3丁目13−16 三田43MTビル 3F
◆資本金:68,250,000円
◆代表者:代表取締役 小池義則
◆WEB:https://www.codmon.co.jp/
◆事業内容:子どもを取り巻く環境をより良くするための事業を手掛け、働く人にとっても働きやすい組織づくりを体現。子育てに優しい社会に変わるよう多角的に環境整備を行い、社会に貢献する。
◎こども施設職員の労働環境を整え、保育・教育の質向上を支える子育てインフラとしての保育ICTシステム「コドモン」の開発・提供。2021年12月時点で、全国約9,400施設、保育士約18万人が利用。全国176の自治体で導入および実証実験の導入が決定。導入施設数・自治体導入施設数・契約自治体数でシェア1位(※)
◎保育士採用を支援するウェブサービス「ホイシル(https://www.hoicil.com/)」の提供。こども施設が簡単に施設の魅力を発信でき、保育学生や再就職希望者が採用情報にアクセスしやすいような情報提供を行う。
その他、保育園向け写真ネット販売「コドモンプリント(https://www.codmon.com/print/)」こども施設を対象とした専門のECサイト「コドモンストア(https://store.codmon.com/)」、現場で働く保育者の資質や専門性向上を目的としたオンライン研修サービス「コドモンカレッジ(https://college.codmon.com/)」、こども施設職員への福利厚生サービス「せんせいプライム」などを展開。
※(2022年1月株式会社東京商工リサーチ調べ)
【こども施設向けICTシステム「CoDMON」概要】
コドモンは、保育園や幼稚園で働く先生と保護者に対して、子どもたちと向き合うゆとりを持っていただくための各種支援ツールを提供するSaaS※1です。
園児情報と連動した成長記録や指導案などをスマートに記録する機能をはじめ、登降園管理や、保護者とのコミュニケーション支援機能など、先生の業務負担を大幅に省力化しながら、保育の質を高める環境づくりの支援をしています。また同時にベビーセンサーなどのIoTデバイスとAPI連携するなど、園内のICT/IoT環境を統合管理できるソリューションを提供しています。保護者アプリでは施設との連絡機能のほか、子どもの成長管理や写真アルバム、保育料の支払い機能といったサービスを展開しています。
※1 SaaSとは、ネットワークを通じて顧客にアプリケーションソフトの機能を必要に応じて提供する仕組みのこと
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株式会社コドモン
広報
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