ICDL Asiaは「日本リスキリングコンソーシアム」へ参画しました
世界標準のデジタルスキル学習プログラムを、公認テストセンターを通して提供する他、無料動画も公開します。
ICDL Asia(所在地:シンガポール)は、あらゆる人のデジタルスキルをアップデートするリスキリングに日本においても取り組むため、「日本リスキリングコンソーシアム」(主幹事:グーグル合同会社、後援:総務省・経済産業省・デジタル庁他)に参画しました。
背景
1997年にEU(欧州連合)主導のもと設立されたICDL(当時:ECDL)財団は、誰ひとり取り残すことなく、すべての人のデジタルスキルを高めることを目的とした国際組織です。これまで、20年以上にわたり、100カ国以上の国々で1,600万人以上の人々にデジタルスキルの学習機会を提供してきました。33以上の国または国の機関などが、ICT教育やDX人材育成の施策においてICDLプログラムを認定しています。
アジア・太平洋地域におけるICDL財団の活動を担うICDL Asiaは、本コンソーシアムが掲げる理念に強く共感し、参画することでより多くの人々にICDL学習プログラムを知っていただくことができると考え、学びの導入として動画を無料公開しています。
本コンソーシアムへ掲載する有料プログラムとして、SDGs4.4.1をほぼカバーする基本的なデジタルスキルの学習プログラム、Application EssentialsとComputer and Online Essentialsを公認テストセンターを通じて提供いたします。
受講希望の方は日本リスキリングコンソーシアムにご登録の上、各公認テストセンターにお問い合わせください。
無料動画は、その後の手続なくご視聴いただけます。
「ICDL学習プログラム(ICDLモジュール)」の特徴
ICDLの学習プログラムは、EU委員会が提唱しているデジタルリテラシー/デジタルスキルの定義「The Digital Competence Framework for Citizens(DigComp)」の内容をほぼ網羅しています。
それぞれのモジュール(科目)には、体系的な学習に欠かすことのできないABC、Assess【事前調査】・Build【学習】・Certify【到達試験】の全てが含まれています。
ICDLの試験に合格すると学習修了を証明するデジタル合格証が発行されます。ICDLの合格証は世界中で通用します。
※ICDLプログラム合格証を有用な証明書として認定している国・または地域(一部抜粋)
ヨーロッパ:EU委員会・イタリア・アイルランド・ルーマニア・イギリス・ポーランド・マルタ・ギリシャ・フランス・ポルトガル
アフリカ:ケニア・ルワンダ・ベナン・ナイジェリア・コートジボワール・エジプト・ウガンダ・タンザニア・ギニア・南アフリカ
アジア・太平洋:シンガポール・タイ・ベトナム・インド・フィリピン・マレーシア・中国・オーストラリア
アメリカ:コロンビア・パナマ・メキシコ・ISTE(アメリカ)
モジュールの概要
ICDLのモジュールは、汎用的なデジタルスキルを学ぶWORKFORCE、専門的なデジタルスキルを学ぶPROFESSIONAL、経営層など非技術者が先端IT技術の概要を学ぶInsightsと大きく3つのプログラムに分かれています。
日本リスキリングコンソーシアムで提供するApplication EssentialsとComputer and Online Essentialsは日本語対応しています。
その他のモジュールについては順次日本語化の予定です。
会社概要
商号 :ICDL Asia Pte Ltd
代表者:ゼネラルマネージャー Tina Wu
所在地:50 Raffles Place, Level 19, Singapore Land Tower, Singapore 048623
設立 :2011年6月17日
URL :https://icdlasia.org/
試験概要・日本のテストセンターは
https://icdlasia.org/find-a-test-centre/japan/
をご参照ください。
お問い合わせ先
お問い合わせは、
ICDL Asia公認コンサルタント 鈴木
E-mail:tomohisa.suzuki@icdlasia.org
までお願いします。