すぐに動物病院へ行くべき下痢の症状について

【犬が下痢をした!】動物病院へすぐに行くべき下痢の症状とは?

犬が下痢をする原因はいくつかあり、様子をみていても大丈夫な場合や、すぐに病院へ行かなければ命に関わる病気が潜んでいる場合もあります。
ここでは、犬の下痢について、病院へすぐ行くべき症状についてご紹介いたします。
症状が当てはまる場合はすぐに病院へ行き検査をしてもらいましょう!
下痢の中でも、すぐに病院へ受診した方がいい場合について、ご紹介します。

子犬・老犬の場合

子犬や老犬が下痢をしている場合、症状が軽い場合でも病院を受診することをおすすめします。
子犬や老犬は体調が悪化しやすいため、少しでも心配事があれば病院へ相談するようにしましょう。

血が混じっている場合

便に鮮血がついている場合は、肛門付近からの出血であるため、それほど心配のいらないケースが多いのですが、

赤い液体
赤いジャムのような形状
どす黒い色・ドロドロしている
白色の便

これらの場合は、胃腸に問題がある可能性が高いため、すぐに病院で検査を受けるようにしましょう。

下痢で排便回数が多い場合

犬が下痢をしていて、排便回数がいつもより多い場合、脱水を起こす可能性があります。
また、水のような下痢をしている場合はすぐに病院を受診することをお勧めします。
1日の排便回数を数えておき、病院へ行った際に回数を伝えると先生も状況を把握しやすいので、病院へ連れて行くまでの下痢の回数を把握しておきましょう!
2日以上症状が続いている場合
2日以上下痢の症状が続いている場合、脱水を起こす可能性もあるので、病院へ連れていきましょう。

下痢以外の症状がある場合

下痢の他にも

元気がない
食欲がない
嘔吐

など、他の症状もみられるようでしたら、病院へ行き検査を受けましょう。

病院には便を持っていきましょう!

下痢で病院を受診した場合、便の検査をスムーズに行うためにも、便をとっておきましょう。
入れ物は何でも大丈夫なのですが、においや漏れなどが気になる場合、ジップロックやポリ袋などを2重にして持って行くことをおすすめします。

下痢をした後の対処方法

犬は、ストレスや食事が原因で下痢をすることもあります。成犬の場合、下痢の原因がわかっていて、病気でないとわかっている場合は様子を見ていても心配はないのですが、その後の対処が必要となります。

下痢をした後は絶食する

政権や老犬の場合、下痢をした後は絶食をさせましょう。
下痢の後は腸の動きが活発になり、食べたものが下痢として出やすいため、腸を休ませるためにも、半日〜1日は絶食をしましょう。
子犬の場合は、絶食させずに少量を数回に分けて与えましょう。

ドッグフードを変えた途端下痢をした

ドッグフードを変えた途端下痢をした場合、ドッグフードが合わない可能性があります。
また、急なドッグフードの切り替えも下痢の原因となります。
ドッグフードを切り替える場合は、まずは少量から以前与えていたドッグフードに混ぜて、少しずつ切り替える必要があります。

環境が変わったり、生活環境がよくない場合

生活環境がガラッと変わったり、犬の生活環境がよくない場合(ケージに入れっぱなしなど…。)ストレスが原因で下痢をしている可能性もあります。
できるだけ犬にとって生活のしやすい環境を整えるように心がけましょう!

まとめ

いかがでしたか?
犬がいつもと違う様子だと、心配になりますよね。犬が下痢をした場合、なにか大きな病気が潜んでいることもあります。

下痢の他にも症状がある
便に赤い血や黒いような物が混ざっている
回数が多い
水のような便
子犬または老犬

上記のような症状が見られる場合は、便を持って病院で検査をしてもらいましょう。
また、上記に当てはまらなかった場合でも、心配な場合病院へ相談することをおすすめします!

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