サウナブームは止まらない！ 最新人気サウナ施設＆人気熱波師ランキング2022年版を発表！ コロナ禍で「個室サウナ」の投稿数は約38倍に急増

ソーシャルワイヤー株式会社(本社：東京都港区、代表取締役社長：庄子 素史、以下 ソーシャルワイヤー)は、記事クリッピングサービス「＠クリッピング(アットクリッピング)」のTwitter投稿調査サービスを活用し、サウナに関する人気調査、新業態に関する調査を行いましたので報告します。

・調査期間　　　：2020年1月1日～2022年6月30日まで(2年6か月間)
・調査媒体　　　：Twitter
・調査方法　　　：アットクリッピングのTwitter投稿調査サービスを使用した
　　　　　　　　　キーワード調査
・調査キーワード：サウナ、個室サウナ関連(個室サウナ、個室型サウナ、
　　　　　　　　　ひとりサウナ、ソロサウナ、プライベートサウナ、
　　　　　　　　　貸切サウナ)、サウナ女子、サウナ施設名、
　　　　　　　　　人気熱波師・アウフギーサー

※前回調査(2019年)
「サウナブーム到来！The Sauna、湯らっくす、#サ道、#サ活 など今話題の施設やハッシュタグに関するTwitter調査」
・調査期間： 2018年10月1日～2019年9月30日
・URL　　 ： https://www.socialwire.net/pr/12323.html

2019年、サウナブームの火付け役と言われるタナカカツキ氏の漫画「サ道」がドラマ化され、前回調査(※)に見られるように、#サ道や#サ活などサウナ関連のハッシュタグがSNS上で話題となりました。SNSやサウナ情報ポータルサイトを通じてサウナ愛好家「サウナー」のコミュニティが形成されたこともあり、サウナブームは加速していきました。
ブームを受けて、従来の大衆向けサウナだけではなく、会員性サウナ、テントサウナ、アウトドアサウナ等、次々と新しい業態が誕生する中で、2021年中盤から新型コロナウイルス感染症が第5波、第6波と拡大したことから、安全衛生面への懸念が高まり、他の利用客との接触を避けることができる「個室サウナ」が注目されるようになりました。
本調査では、Twitter投稿数から「個室サウナ」とコロナ禍の関連性について分析すると同時に、人気サウナ施設、サウナ女子、熱波師など、コロナ禍においても拡大が続くサウナ市場の変化について分析します。

1. 止まらないサウナブーム、コロナ禍でも投稿数は約280％と大人気！
   日本で初めて新型コロナウイルス感染症の新規陽性者が確認された2020年1月、「サウナ」というワードを含む月間Twitter投稿数は216,582件で、2019年の前回調査から引き続き(2019年9月 67,119件)、高い人気があることがわかります。しかしその後、徐々に感染が広まり、2020年4月、日本で初の緊急事態宣言が発令されたことにより、多くのレジャー施設が休業や時短を余儀なくされ、サウナも利用が制限されました。それ以降、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が繰り返し発令され、観光・飲食・フィットネス等多くのサービス産業が影響を受けましたが、Twitterのサウナ投稿は増加し続け、直近2022年6月の月間投稿数は610,066件と、2020年1月と比較して約280％と大幅に増加し、コロナ禍においてもサウナブームは変わらずに続いていることが分かります。

サウナ全体投稿数の推移

サウナブームを後押しする要因の一つとして、SNS上で強い影響力を持つ「サウナインフルエンサー」の存在が挙げられます。サウナ好きな人達は「サウナー」と呼称され、固有の連帯感を保有し、リアル・バーチャル問わずに独自のコミュニティを形成しています。そのコミュニティの中で高い発信力を持つサウナインフルエンサーが、新しいサウナ施設の紹介や変わったサウナの楽しみ方などを発信することでサウナブームを牽引しています。15.9万人のフォロワーを持つ、自称“銭湯神”のライター、ヨッピー氏(@yoppymodel)は、自らのTwitterアカウントで、おすすめのサウナ施設や、サウナ関連のイベントの紹介をしており、多くのファンからの反響があります。

▼ヨッピー氏(@yoppymodel) Twitter
https://twitter.com/yoppymodel/status/1524586163939733504

ヨッピー氏の投稿

ヨッピー氏のように、現在では多くの芸能人やインフルエンサーがサウナ好きを公言し、サウナに関する投稿を活発に行っており、自身でサウナ施設を作る方さえいます。ファンはその投稿や活動を参考に実際に施設に足を運び、その感想をSNSに投稿して、趣味嗜好が近いユーザーと意見を交換し、情報は更に広がっていきます。インフルエンサーの投稿にはこうした波及的効果があり、ブームを牽引していると言えます。

2. 全国人気サウナ施設ランキングTop10！
   Google検索やサウナ情報ポータルサイトを利用した当社独自リサーチにより、全国の人気サウナ施設を43軒選出し、各施設名でのTwitter投稿数Top10をランキングにしました。

全国サウナ施設ランキング

今回の調査によると、ドラマ「サ道」のロケ地として有名な、「サウナ＆カプセルホテル北欧」が前回のランク外から躍進し、1位となりました。以降、「サウナ＆ホテルかるまる池袋」、「神戸サウナ＆スパ」と続き、8位には鶯谷のサウナセンターが初ランクインしました。

・当社代表取締役社長サウナー　庄子 素史のコメント
「全国サウナ施設ランキングは、Twitterの投稿数でランキングをつけており、施設のキャパシティの大きい施設がお客様の数も多いため、上位に来る傾向にあると思います。一方で、海が望めたり、山の中で外気浴を楽しめたり、テントサウナの後に川に飛び込めたり、変わり種では鍾乳洞や氷雪の中でサウナを楽しめたり、コロナ禍も影響して自然の中でサウナを楽しむアウトドアサウナも注目されています。今後のランキングにも影響が出てくるかも知れません。」

3. コロナ禍で「個室サウナ」投稿数が約38倍に！人気個室サウナ施設ランキングTop10！
   2020年1月、個室サウナ関連ワード(個室サウナ、個室型サウナ、ひとりサウナ、ソロサウナ、プライベートサウナ、貸切サウナ)を含む投稿は、1か月間でわずか99件でした。その後、2021年8月に1,000件を超え、2022年5月には3,737件と、調査開始月と比較して約38倍に急増しました。

個室サウナとコロナ陽性者数の推移

新型コロナウイルス感染症の新規陽性者数が爆発的に増加した時期(第5波／2021年、第6波／2022年)に、個室サウナの投稿数が急増しています。他の利用者との接触を避けて安全衛生的にサウナを利用したいというニーズから、個室サウナに対する需要が増加したものと考えられます。

当社独自リサーチにより、東京都および神奈川県内の人気個室サウナ施設を30軒選出し、施設名でのTwitter投稿数Top10をランキングにしました。

個室サウナ施設ランキング

個室サウナの草分け的存在である、神楽坂の「ソロサウナtune」が、2位に5,000件以上の大差をつけて1位となりました。2020年12月のオープン以降、本格フィンランド式サウナを完全プライベート空間で楽しめる施設として、コアなサウナファンのみならず、サウナ初心者の女性も利用しやすい施設として、人気を集めています。
2位の「ひとりサウナ ロウリューランド」は、川崎市の複合商業施設、ラ チッタデッラ内にある、完全会員制の個室サウナ。
3位の「yksi SAUNA&STAY(ユクシ サウナ アンド ステイ)」は、今年4月に、西新宿の宿泊施設 yksi STAY内にオープンしたばかりの予約制個室サウナ。
また、10位にランクインした「SaunaTherapy(サウナテラピー)」は、表参道にある女性専用の個室サウナ。アナウンサー兼モデルの女性著名人がクリエーティブディレクターを務め、随所に女性の意見を採用しています。

4. サウナは女性にも徐々に浸透
   サウナ市場の拡大は女性サウナー、いわゆる「サウナ女子」の増加も背景にあります。「サウナ女性」のキーワードにてTwitter投稿数の分析を行った結果、サウナ全体の投稿数と比べると「サウナ女子」の投稿数はまだ少ないものの、「サウナ女子」は近年増加傾向にあります。
   また、調査によると、「サウナ女子」をテーマとしたドラマやバラエティ番組の放映が重なった2021年9月に「サウナ女子」の投稿数が突出して高くなっていることから、メディアからの影響も伺えます。

サウナ女子の推移

▼さうな姫氏(@omochiii58) Twitter
https://twitter.com/omochiii58/status/1557297755638603776

さうな姫氏の投稿

「サウナ女子」として、各種メディアでサウナの魅力を発信するさうな姫氏(@omochiii58)は、自身のTwitter投稿で、度々、女性専用サウナ「ルビーパレス」を取り上げています。同施設では、よもぎスチームサウナやアカスリ、エステなどが楽しめます。このように「サウナ女子」のインフルエンサーも誕生し、女性のサウナブームを牽引しています。一方で、魅力的なサウナ施設は男性専用であるところも多く、レディースデーの設定だけではなく、女性が日常的に利用できるサウナ施設の数が増えていくことが「サウナ女子」ブームを更に高めるには重要かもしれません。

5. サウナはエンタメの時代へ！アウフグースの魅力と人気熱波師ランキング
   多種多様なサウナ施設の魅力もさることながら、サウナ文化の大きな魅力の一つとして昨今注目を集めているのが、「アウフグース」です。ドイツ発祥のアウフグースは、タオル等を使って、サウナストーンから発生する水蒸気を客に向かって扇ぐ行為のことです。ドイツをはじめとした欧州各国では、アウフグースは音楽に合わせて華麗なタオルさばきをするパフォーマンスと捉えられており、毎年、世界大会(※)が開催されています。
   (※2020年を除き、2011年より年に一回、欧州で開催されているアウフグースの世界大会「Aufguss WM」)

サウナ室でアウフグースを行う人は、「アウフギーサー」「アウフグースマスター」と呼ばれ、日本では、施設によって熱波師と呼ばれることもあります。タオルさばきや掛け声などで客を楽しませるアウフギーサー・熱波師には特定のファンがつくことも珍しくなく、彼ら目当てで施設に足を運ぶサウナ利用者も増えています。このようなアウフギーサー・熱波師の人気上昇を受け、今回、Twitter投稿数による人気熱波師ランキングを行ったところ、以下のような結果となりました。

熱波師ランキング

2位にランクインした五塔熱子氏は、今年7月、「スカイスパYOKOHAMA」で開催されたAufguss WMのアジア発の公式予選にて、個人優勝を果たし、9月12日よりオランダで開催されるAufguss WMの世界選手権への切符を手にしました。4位の箸休めサトシ氏は、9月2日～3日、スロバキアで開催されるAufguss WMプレーオフ(敗者復活戦)に、五塔熱子氏と「サトシ＆アスカ」のペアとして参加予定。
今回のTwitter調査では惜しくもランクインしませんでしたが、同大会予選の団体部門では、サウナ＆カプセルホテル北欧所属の人気コンビ、「鮭＆鱸コンビ」が優勝し、世界選手権での活躍が期待されています。

6. まとめ
   サウナは、新型コロナウイルス感染症の拡大を経てもブームは継続しており、コロナ禍で新たな個室型サウナという新しい業態が誕生し、またサウナを楽しむ女性も増加傾向にあり、サウナ市場全体が拡大しています。今後は、サウナ施設の魅力だけではなく、アウフグースを行う人気アウフギーサー・熱波師がインフルエンサーとなり、サウナブームを牽引して存在になると予想されます。

今回の調査で使用した「アットクリッピング」は、「WEBニュースサイト」「新聞」「雑誌」「口コミ・SNS」のクリッピングサービスです。広範囲の記事を安価に調査し高いコストパフォーマンスを実現。WEBニュースサイトの調査は、独自開発の記事調査システムにより、3,000以上のニュースサイトにある記事の中から設定したキーワードに合致したものを抽出し、毎朝7時半頃に報告。新聞・雑誌の調査は2,200媒体以上をプロの調査員が丁寧に読み進めることにより、記事の原本を切り抜き・報告。広告換算や一覧作成・分析など、様々な顧客ニーズに対応するオプションも充実しています。Twitter調査サービスは指定キーワードの投稿数やその推移、投稿内容を分析することが可能です。
URL： https://www.atclipping.jp/price/sns

本調査結果は、以下の条件に基づき、ご自由に引用・転載いただくことができます。
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社名　： ソーシャルワイヤー株式会社(証券コード：3929)
設立　： 2006年9月
代表者： 代表取締役社長　庄子 素史
所在地： 東京都港区芝浦三丁目9番1号 芝浦ルネサイトタワー6階
事業　： デジタルPR事業(インフルエンサーPR／リリース配信／クリッピング)
　　　　 シェアオフィス事業(シェアオフィス運営／クラウド翻訳)
URL　 ： https://www.socialwire.net/

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