奈良市内の小学校5・6年生対象 公開講座「農ラボ」を開催 近畿大学農学部の研究を通して理科の楽しさを体験

令和4年(2022年)開催の「農ラボ」の様子
令和4年(2022年)開催の「農ラボ」の様子

近畿大学農学部(奈良県奈良市)は、令和5年(2023年)8月26日(土)、近畿大学奈良キャンパスにて、小学生に理科への興味を促すことを目的に、奈良市内の小学校5・6年生を対象とした公開講座「農ラボ」を開催します。

【本件のポイント】
●近畿大学奈良キャンパスで奈良市内の小学校5・6年生を対象とした公開講座を開催
●農学部の教員が専門知識を生かして考案した実験を実施
●参加する小学生が実験を通して理科の楽しさを感じ、興味を持つきっかけとする

【本件の内容】
令和4年(2022年)4月に国立教育政策研究所が実施した令和4年度全国学力・学習状況調査において、中学理科の正答率が5割を下回り、アンケート調査で「理科の勉強は好き」と回答した割合は、小学6年生の時に79.8%だったものが中学3年生では66.4%に減少しています。また、同調査内で就職希望調査において、理科や科学技術に関係する職業の希望者は小学6年生26.7%、中学3年生では22.6%と低い値となり、調査開始以降「理科離れ」の傾向が浮き彫りとなっています。こうした「理科離れ」を喰い止めるため、近畿大学農学部では令和元年(2019年)及び令和2年(2020年)を除き、小学生向けの公開講座「農ラボ」を毎年開催しています。
4回目となる今年度は、奈良市在住の小学校5・6年生32名を招き、タマムシを採集・観察してその体がどのようにして7色に輝いているかを学ぶ実験や、ペットボトルやプラスチックなど身の回りに多くあるものからポリマーを合成してスライムやスーパーボールを作る実験を行います。参加者全員に、近畿大学附属農場で収穫した「近大みかん」を100%原料にしたジュース「100%近大です。」をプレゼント予定です。
本イベントを通して、参加する小学生が理科を学ぶ楽しさを感じ、理科への興味を持つきっかけとすることを目指します。

【開催概要】
日時:令和5年(2023年)8月26日(土)12:30~15:30
開場:近畿大学奈良キャンパス
   (奈良県奈良市中町3327-204、近鉄奈良線「富雄駅」からバスで約10分)
対象:奈良市在住の小学校5・6年生(保護者1名同伴)32組64名
   ※ 定員に達したため申込受付終了
プログラム:
12:30 あいさつ・大学紹介
13:00 実験1「タマムシがキラキラ光る仕組みについて考えてみよう!」
14:15 実験2「スライム・スーパーボールを作ってみよう!」
15:30 終了

【実験内容】
<実験1>(約60分)
■タマムシがキラキラ光る仕組みについて考えてみよう!
キャンパス内でタマムシを捕まえて、体全体が七色にキラキラしているかを観察。タマムシはどのようにしてきれいな色を出しているのか、その仕組みを学びます。

<実験2>(約60分)
■スライム・スーパーボールを作ってみよう!
ペットボトルやプラスチックなど、私たちの身の回りにはポリマーでできたものがたくさんあります。スライム、スーパーボール作りといったポリマーの合成を体験します。

【関連リンク】
農学部
https://www.kindai.ac.jp/agriculture/


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