キヤノンの再生複合機がユーザーのCO2排出削減に貢献経済産業省の推進するカーボン・オフセット制度を活用

キヤノンは、経済産業省の推進する「カーボンフットプリント(CFP)※1を活用したカーボン・オフセット制度※2」を利用し、キヤノンがオフセットしたCO2排出量をユーザーが自己排出分の削減量として利用できる仕組みを複合機で初めて導入します。

【複合機 環境への取り組みに関するホームページ】
http://cweb.canon.jp/office-mfp/lineup/refreshed/features.html

■ 再生複合機の導入によりユーザーのCO2削減に貢献
今回の対象製品は環境配慮型の再生複合機「Refreshedシリーズ」です。
キヤノンではこの「Refreshedシリーズ」全機種を製品ライフサイクル全体でカーボン・オフセットしています。
地球温暖化対策の推進に関する法律(温対法)により国にCO2排出量の報告義務を持つ企業または地方公共団体は、この「Refreshedシリーズ」を導入することで、想定される製品使用時のCO2排出量に相当するCO2を自己排出分のCO2削減量として国に報告できるようになります。
製品使用時のCO2排出量はオフセット総量の5~8割を占めており、今回の仕組みを利用することで、ユーザーは自社の環境活動として積極的に推進できるようになります。

■ 製品ライフサイクル全体でのCO2削減への取り組み
キヤノンは、小型・軽量化、省エネ技術の開発、生産設備の稼働効率化、モーダルシフトや輸送効率向上など、製品ライフサイクル全体でのCO2削減に取り組んできました。また、2014年2月には、CFPを活用したカーボン・オフセット制度を「Refreshedシリーズ」に業界で先駆けて導入し、どんぐり認証を取得しました。この取り組みが評価され、今年12月には第4回カーボン・オフセット大賞※3において経済産業大臣賞を受賞しています。
今後も既存の販売チャネルを活用して複合機「Refreshedシリーズ」を環境配慮製品として積極的に提案し、2017年までに2014年比で40%増の販売台数を目指します。

※1 製品などの原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクルを通して排出される温室効果ガスの排出量をCO2に換算して、製品などに表示する仕組み。
※2 CFPを活用してライフサイクルCO2を算定し、経済活動の中で必ず排出されてしまうCO2を、植林や森林保護・クリーンエネルギー事業などの排出削減量や吸収量でオフセット(埋め合わせ)する仕組み。
※3 カーボン・オフセット推進ネットワークが主催する、低炭素社会の実現に向けて、優れたカーボン・オフセットの取り組みを行う団体を表彰する表彰制度。

再生複合機 Refreshedシリーズ
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