元阪神タイガース藪恵壹氏、元近鉄バファローズトレーナー三浦秀明氏が指導!子どもたちにスポーツの楽しさを伝える野球教室「チャレンジ!野球好きの子どもたち」を開催!

2025-01-30 13:00

2025年1月18日(土)、森ノ宮医療大学(学長 青木元邦、大阪市住之江区)は、本学の複合型スポーツ施設(グリーンスクエア)にて、公益社団法人子どもの発達科学研究所が主催する野球教室「チャレンジ!野球好きの子どもたち」を開催しました。当日は阪神タイガース、サンフランシスコ・ジャイアンツ等で活躍された藪恵壹氏、元近鉄バファローズトレーナー三浦秀明氏を招き、障がいを抱える子どもたちと共に野球を楽しみました。本イベントは野球を通したコミュニケーション支援や能力開発、また障がいの有無にかかわらず運動の楽しさを知ってもらうという目的のもとに開催され、本学も医療系総合大学として、障がいを抱える子どもたちへの支援や地域社会に貢献していきたいという思いから、本イベントの目的に賛同し、共催という形でイベントを行いました。当日は子どもたちとその保護者50名以上が集まり、スタッフを含めた総勢83名の参加者で盛り上がりました。

開催の様子

晴天の中開催された野球教室は藪氏、三浦氏の挨拶から始まり、準備運動で体をほぐした後、キャッチボールを行いました。まずは近距離、そして遠距離へ投げられるよう段階を追って練習しました。野球未経験の子どもたちも多くいましたが、藪氏や三浦氏のアドバイスを受けみるみる上達していきました。中には、投球時の足の上げ方や腕の振り方など専門的な技術指導も行われ、子どもたちも真剣な様子で投球フォームを確認していました。バッティングではTバッティングに挑戦。最初はボールに当てることも難しく苦戦している様子でしたが、回を重ねるごとに上達し、中にはグラウンドを越える球を打つ子も。イベント中は終始「いいね!」「ナイスボール!」などの声が響き渡り、子どもたちの自信に満ちた姿や笑顔が印象的でした。2時間という短い時間でしたが、参加者からは「楽しかった!」「来年も来たい!」などの声や、子どもの成長に感動し泣いている保護者の様子も見られました。

藪氏、三浦氏 開催の想い

藪氏
この野球教室はコロナが流行する前までは毎年行っていました。今回5年ぶりに開催でき大変嬉しく思います。運動することや体を動かすことは、子どもの発達段階でとても重要だと感じています。野球の動作である「投げる・捕る・打つ」といったことは、日常生活ではあまり使わないかもしれませんが、1つ1つの動作を身につけることで、もし危険があった際に、それを回避し自分の身を守れるようになってくれたらと思っています。また、このイベントを通じて、運動の楽しさを感じてくれたら嬉しいです。

三浦氏
この野球教室は子どもたちが「楽しく、怪我をせずに、野球を好きになってほしい」という思いのもと2011年より毎年開催してきました。私は開催当時から参加していますが、子どもたちの笑顔や自信あふれる姿に、毎回元気や刺激をもらっています。子どもは才能の宝庫です。私は子どもたちに今やっていることを楽しむこと。そして「楽しいことなら頑張れる、頑張れば結果がついてくる、そしてまた面白くなる」といったような体験を重ねてほしいと思います。野球教室がそういった場になってくれればと思いますし、子どもたちの自信がつくような、笑顔溢れるような場になればと願っています。

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