ネクストエナジー、両面発電モジュールを採用した屋根建材一体型カーポート「Dulight」を8月20日に販売開始

両面発電モジュールによる高い経済性と高い耐久性による長期保証を実現

2020-08-20 11:00

自然エネルギー関連の事業を展開するネクストエナジー・アンド・リソース株式会社(本社：長野県駒ヶ根市、代表取締役社長：伊藤敦、以下「当社」)は、両面発電モジュールを採用したカーポート「Dulight(デュライト)」を2020年8月20日(木)に販売開始いたします。

日本では、エネルギー基本計画による再生可能エネルギーの主力電源化の実現に向けて動き出している中、電力供給の在り方は、従来の大規模集約型から、個人や企業が電源を保有する小規模分散型へ移行しようとしています。中でも太陽光発電設備は、小規模分散型電源として普及拡大の可能性が高く、発電した電気を家庭やオフィスで自ら消費する仕組みである「自家消費型」の太陽光発電設備の導入は、様々な場所や地域で期待されています。特に駐車場は、公共施設をはじめ工場や店舗、オフィスあるいは家庭まで幅広く発電設備の設置が可能です。

本製品は、両面発電モジュールを採用した屋根建材一体型カーポートです。モジュール両面で発電が行えるため、片面モジュールに比べて実発電量が上昇します。また、屋根材の上に太陽電池モジュールを載せている従来の一般的なカーポートとは異なり、太陽電池モジュール自体がカーポートの屋根そのものとなることで、従来工法の屋根材や屋根材設置工事のコスト削減にも繋がっています。

カーポート「Dulight(デュライト)」の特長

(1)両面発電モジュール採用により、片面モジュールよりも実発電量が上昇
(2)屋根建材一体型のため、デッドスペースが生まれずモジュールの最適設置、最大限の発電が可能
(3)モジュールの重さを想定した強度設計で、最大風速38m/s、最大積雪60cmまで対応可能
(4)システム機器保証15年＊1、両面発電モジュールのリニア出力保証30年の長期保証を実現
(5)自立運転機能付のパワーコンディショナ(住宅用)を使用した場合は緊急時に直接電力の供給も可能

今後は、電気自動車の普及とともに、再生可能エネルギーの充電設備としての駐車場の重要性も増加すると考えます。屋根建材一体型カーポート「Dulight(デュライト)」の販売を含め、今後もより一層製品・サービスの拡充を図り、分散型電源としての再生可能エネルギーの普及を推進してまいります。

＊1：対象機器は当社が供給する太陽電池モジュール、パワーコンディショナ(当社製のみ)、接続箱(一部除外製品あり)、ケーブル、架台(カーポート)となります。

ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社について

ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社は、「自然エネルギーを普及させ、永続できる社会の構築に貢献する」という志を胸に、自然エネルギーというフィールドで新しい事業を生み出してきました。リユース事業をはじめ、オフグリッド(独立蓄電型)事業、グリーン電力証書事業、O&Mサービス事業、電力小売事業。これからも新しいエネルギー利用の選択肢を提案し、社会が自然エネルギーシフトに向けて前進するよう、たゆまぬ努力を続けてまいります。

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