安藤なつさん、赤井英和さん、阿川佐和子さん推薦!認知症患者と家族の日常を描いた矢部太郎氏の新作『マンガ ぼけ日和』

株式会社かんき出版(本社:千代田区 代表取締役社長:齊藤龍男)は、『マンガ ぼけ日和』(矢部 太郎/著)を2023年2月8日より全国の書店・オンライン書店等(一部除く)で発売いたします。

◆認知症の進行具合を四季にわけてていねいに描写

認知症専門医・長谷川嘉哉先生の実話をもとに、3つの家族の視点を通じて認知症患者の日常を描いた『マンガ ぼけ日和』。
自身も介護家族だったという長谷川先生の「介護する人に余裕がなければ患者さんを笑顔にすることはできない」という介護者に寄り添う目線を、矢部太郎さんが、ほっこりとしたタッチの絵柄でていねいに描写しました。

本作では、認知症の症状の進行具合を、四季(春・夏・秋・冬)に分けて描きます。
それぞれの時期に認知症患者さんにどんな変化が起こり、介護者さんはどう対応したら良いのかがわかる構成です。

◆推薦の声も続々到着

認知症の方が見ている世界を少しでも知ることができたなら もっと優しく穏やかに過ごせるかもしれない。──安藤なつ(お笑い芸人)

1番頑張ってる人が 1番反省して1番落ち込んでる。
そんな事も知らんかった僕みたいな人に読んでほしい!──赤井英和(俳優)

介護する人も、される人も、一緒に並んでこの本を読めば、きっと大笑いして、明日の元気がもくもく湧いてくるでしょう。──阿川佐和子(作家)

◆矢部太郎さんによる全編描き下ろしの新作

お笑い芸人、マンガ家、俳優と多彩な顔を持つ矢部さんは、初めて描いた漫画『大家さんと僕』が第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞し、大ベストセラーとなったことでも広く知られています。その後も『ぼくのお父さん』『楽屋のトナくん』など話題作を生み出し続けてきました。
本作は、そんな矢部さんによる全編描き下ろしの新作。矢部さんが描く、切なくも愛おしい認知症患者と家族の日常を通じ、笑って、泣けて、不安がやわらぐ一冊に仕上がりました。

また、書籍の装丁は、『漫画 君たちはどう生きるか』(マガジンハウス)などを担当したブックデザイナー・川名潤さんによるものです。

【著者プロフィール】

矢部 太郎
1977年生まれ。芸人・マンガ家。1997年に「カラテカ」を結成。芸人としてだけでなく、舞台やドラマ、映画で俳優としても活躍している。初めて描いた漫画『大家さんと僕』(新潮社)で第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞。シリーズ120万部超の大ヒットとなった。その他の著作に『ぼくのお父さん』(新潮社)、『楽屋のトナくん1』(講談社)などがある。

<著者コメント>
はじめて、全編描き下ろしでマンガの単行本を描きました。
認知症の専門医である長谷川嘉哉先生のご著書『ボケ日和』の装画を描いたご縁から原案とさせてもらいマンガ化しました。
長谷川先生の本はあたたかくユーモアを交えて、「老い」を、「老化」を、その一環である「認知症」を、そして誰にでも訪れる「死」をあたりまえのことだと教えてくれて、安心を与えてくれます。この本の装画を引き受けることを勧めてくれたのは僕の母でした。
母は長年、介護の仕事に従事していました。でも子供の頃から、僕は母の仕事について詳しく聞いたり、学んだりすることはありませんでした。どこか目を背けてしまっていたのだろうと思います。今、母は高齢になり介護される側、僕は介護する側の年齢になろうとしています。
この漫画を描くことで僕自身が、介護や認知症についてもっと考えたい、学びたい、知りたい。それがこの本を描いた一番の動機だったのかもしれません。
このマンガを読んだ皆さんの未来への不安が、あたたかな日差しのような安心に変われば。そんな一冊になっていたら幸いです。

【目次】(一部抜粋)

はじめに

おばあさんの春
お父さんの春
じいちゃん



ゆっくり…
ほどほどで…
不安より安心



幻覚の秋
お金盗ったでしょう?
つらい時期は…



冬のはじまり
胸のうち
まだまだ


おじいさんの春

【書誌情報】

書名:『マンガ ぼけ日和』
定価:1,100円(税込)
判型:A5判
体裁:並製
頁数:132頁
ISBN:978-4-7612-7651-5
発行日:2023年2月8日
https://kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761276515

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