【ビジコンで起業家支援賞(賞金)獲得】コーナン財団主催ビジネスモデルコンテストにて学生起業家が発表し、事業プランとアイデアが認められました。
『まごとも』- 高齢者と学生をつなぐ革新的サービスが、ビジネスモデルコンテスト受賞そして講演会の開催のご報告
京都、2024年3月2日 - 革新的なソーシャルケアサービス『まごとも』を提供する株式会社whickerは、この度、コーナン財団主催の第5回ビジネスモデルコンテストにおいて、起業家支援賞を受賞しました。この賞は、社会的課題に対する革新的な解決策を提案し、実現可能なビジネスプランを持つ起業家に贈られます。
『まごとも』とは
『まごとも』は、京都大学在籍中の学生が起業したサービスで、高齢者の自宅を訪れ、介護保険ではカバーされないニーズに応えることを目的としています。スマホの使い方指導や外出支援などを通じて、高齢者のQOL(生活の質)向上に貢献し、地域社会の活性化を図っています。また、サービスの一環として、訪問の様子を写真付きで報告し、離れて暮らす家族に安心を提供しています。
受賞に伴うイベント開催
受賞に伴い、株式会社whickerの代表取締役である山本智一氏は、「話題のビジネスケアラーの介護離職を防止!孫世代の友達『まごとも』が生まれ、現在に至るまで」というテーマで、コーナン財団主催の起業の鉄則塾にて講演を行います。この講演では、『まごとも』の創業から現在に至るまでの経緯、事業の成長過程、そして今後の展望について詳しく語られる予定です。
講演会詳細
日時: 令和6年4月13日(土) 14時00分~17時00分
会場: 神戸市兵庫区大開通2-3-22 甲南アセット大開ビル10F
交流会: 酒と飯・まる五(会費3,500円)
「まごとも」とは
「まごとも」は、株式会社whickerが高齢者に提供するサービスです。
学生が、高齢者の話し相手になったり、スマホの使い方や外出を支援をしていく中で、高齢者にとって「まご」世代の「とも」だちができることを目指します。
高齢者のQOLの向上や高齢者と触れ合うことによる学生の成長に貢献します。
株式会社whickerは、高齢化社会の新しいあり方を常に模索しています。
まごとものビジョン
「親の介護」と「仕事の両立」は、多くの家族世代が直面する深刻な課題です。経済産業省の推計によると、2030年には約318万人がこの問題を抱え、仕事と介護を両立するビジネスケアラーによる経済損失額は約9兆円に達するとされています。
また、2025年には団塊世代が全員後期高齢者になり、高齢者の増加に伴う医療・介護費負担の増加や介護事業所の倒産、介護士の高齢化といった課題が一層深刻化します。
こうした社会問題に対処するため、弊社は『まごとも』という新しい世代間交流サービスを提供しています。『まごとも』では、介護福祉士の監修を受けた若者がシニアを訪問し、外出やデジタルサポートなど、介護保険では対応できない幅広いニーズに応えます。
特に注目すべき点は、シニアと若者の交流がもたらす精神的な活力です。『まごとも』を利用し始めたシニアが、精神的に前向きになり、自主的に歩行訓練を行うようになり、数週間で補助器なしでの歩行が可能になった事例もあります。
こうした交流は、シニアの元気を引き出すだけでなく、ビジネスケアラーとして働く家族の介護負担を大幅に軽減する効果があります。
さらに、サービスの透明性を重視し、ご家族には終了後に笑顔の写真付きレポートを提供しています。実際に利用されたご家族からは「親の日常にハリが出て嬉しい」「親がポジティブになった」という嬉しい声が多く寄せられています。
また、京都大学および京都橘大学との共同研究により、世代間交流の価値を学術的に探求しており、今後もこの取り組みを通じて高齢化社会の課題解決に貢献してまいります。
株式会社whickerは、この受賞を機に、さらなるサービスの向上と拡大を目指し、高齢者とその家族、そして地域社会全体の支援に貢献していきます。『まごとも』に関するご質問やご興味がございましたら、下記の連絡先までお気軽にお問い合わせください。
株式会社whicker(ウィッカー)
本社所在地:〒602-0853 京都府 京都市上京区宮垣町91-102
代表取締役:山本 智一
TEL:050-6863-7272
設立年月日:2022年2月8日
事業概要:高齢者に対する家事代行を含む見守り・生活支援事業
サービスHP:https://whicker.info/
各種SNS:https://lit.link/magotomo