2020年のASEANピーツーピー (Peer-to-Peer) レンディング市場

米国に本社を置くビジネスコンサルティング企業、フロスト・アンド・サリバン・ジャパン株式会社（所在地： 東京都港区、代表取締役：ロビン・ジョフィ）（以下、フロスト＆サリバン ジャパン）は、2020年9月25日、ASEANピーツーピーレンディング市場に関する競合ベンチマーキングレポート（フロストレーダー）を発行しました。

ASEANの本業界に参入している250を超える企業から、フロスト・アンド・サリバンはこのフロストレーダー分析にて、それらの企業の成長またはイノベーション能力を基に注目すべき16社を独自に選びました。フロストレーダーでは、独自の方法論により、ある特定の業界の企業の成長およびイノベーション能力をスコア化し、それらの企業の市場でのポジショニングを明確にします。本調査では、企業の強み、機会、そしてポジショニングに関する説明を基に、各企業の競争プロフィールを紹介します。フロスト・アンド・サリバンは、業界の数百もの企業を分析し、フロストレーダーの10の基準によってベンチマーキングし、業界をリードする企業のポジショニングを明確にします。成長、イノベーション両方の指標において業界をリードする企業は、ベストプラクティスを実行している企業と認められます。

2020年6月現在、ASEAN地域では250を超えるピーツーピーレンディングのプラットフォームプロバイダーが存在し、その中でインドネシアを拠点とするプロバイダーがおよそ160あることをフロスト・アンド・サリバンは確認しています。インドネシアのピーツーピーレンディング市場はこの地域でも最も成長の速い市場の一つです。この主な理由には、国の膨大な人口が銀行口座を持っていないため、政府規制当局がこのビジネスを支援していることが挙げられます。インドネシアのこの業界の企業は急速に増加しており、中小企業、個人借主の様々なニーズに対応しています。ベトナムおよびフィリピンのピーツーピーレンディング市場も今後2～3年に、同様の成長を見せることが予測されます。2015年以降、中国は急速なピーツーピーレンディング市場の成長を経験しました。2016年以降、その傾向はほとんどのASEAN諸国へ広がり、より広範囲のビジネスの実行が可能にし、複数の種類のローンが利用可能になりました。

世界のICTビジネスは、急速に変わりゆく人口動態、価値観、テクノロジーの大きな進化による様々な業界の変革を目の当たりにしています。競争に勝ち抜くため、業界のリーダーたちは、投資から最大限のリターンを得るために、新たなビジネスモデルおよび戦略を構築しなければなりません。今月の成長機会のニュースレターでは、業務用ヘッドセット業界の新たなビジネス慣習、オンラインビデオプラットフォームにおけるイノベーション、5Gにおけるサステナブルなコンセプト、CASB業界におけるスマート化政策など、企業の成長の加速へ向けて行動を起こすための様々な洞察を提供します。

フロスト＆サリバンは独自のリサーチに基づいて企業のビジネスを成長に導くグローバルな知見を提供し、ビジネスの新たな成長機会の創出からイノベーションの実現までを支援する、リサーチとコンサルティング機能の両方を兼ね備えた企業のナレッジパートナー。世界40拠点以上のグローバルネットワークを軸に、世界80カ国ならびに300に及ぶ主要な全てのマーケットを網羅することで、メガトレンドや海外新興市場の台頭、テクノロジーの進化などのグローバルな変化に対応し、企業がグローバルなステージでビジネスを成功させるための360度の視点に基づいた知見を提供しています。

設立：2014年1月
沿革：2009年3月 日本支社「フロスト＆サリバン インターナショナル」設立
2014年1月 日本法人「フロスト＆サリバン ジャパン株式会社」設立
代表者：ロビン・ジョフィ（代表取締役）
所在地：〒107-6123　東京都港区赤坂5丁目2番20号　赤坂パークビル23階
URL: https://frost.co.jp/

フロスト・アンド・サリバン株式会社PR事務局（SivanS株式会社内）
担当：ジャガーナウス・小俣・下村
Email: press@sivans.jp