リクルート、『キーマンズネット』がIT担当者300人にアンケート!「OSS(オープンソースソフトウェア)の利用状況」
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 兼 CEO:柏木斉)が運営するIT製品情報サイト『キーマンズネット』(http://www.keyman.or.jp/)は、IT製品の導入状況や製品の選定ポイント、IT担当者の関心事がわかるコーナー「IT担当者300人に聞きました」を公開しています。
今回は「OSS(オープンソースソフトウェア)の利用状況」をテーマに調査を実施。OSSの導入状況と導入したきっかけ、導入メリットなどから、OSSの利用実態が明らかになりましたので、調査結果の一部をお知らせします。
◆調査概要
○調査期間:2010年7月6日~7月13日
○有効回答数:560
○調査対象:『キーマンズネット』に会員登録しているユーザ企業のIT担当者
▼「OSS(オープンソースソフトウェア)の利用状況」記事はこちらから
http://www.keyman.or.jp/3w/prd/63/30003763/
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■「導入済み」は43.0%、約7割がOSSの「必要性」を認識
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まず、OSSの導入状況を尋ねたところ、導入済み企業は全体(N=560)の43.0%という結果となった。また「必要性は感じるが利用するかは未定」と答えた割合が28.0%で、両者を合わせると7割以上の人たちがOSSの必要性を認識していた。
また、OSSを「現在利用している」と回答した人に、OSSの利用個所を尋ねたところ、1位はOS(Linuxなど)で74.1%、2位はWebサーバ(Apacheなど)で68.6%、3位はデータベース(MySQLなど)で48.5%、4位は開発フレームワーク(Javaなど)で44.8%、5位はファイルサーバやメールサーバ(Samba、Sendmailなど)で38.9%という結果となった。
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■OSS導入のきっかけ、大半が「コスト削減」を理由に
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OSSを「現在利用している」と回答した人に、OSSを導入したきっかけを尋ねると、1位は「IT投資額を抑えるため」で68.6%、2位は「商用ソフトウェアは高すぎるため」で44.4%、3位は「システム構築の納期が短縮できるため」で19.7%という結果となり、コスト削減をきっかけに利用を始めるケースが大半を占めていた。
「自社が戦略的にOSSの利用を進める方針のため」「商用ソフトウェアでは技術的に自社ニーズにこたえられないため」を選択した割合はそれほど大きくなく、OSSと商用ソフトウェアとの違いは、やはりコスト面に集約される傾向にあるようだ。
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■OSS導入メリットの1位は「導入コストの削減が可能な点」
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OSSを「現在利用している」「現在検討している」と回答した人に、OSSの導入メリットを尋ねたところ、1位は「導入コストの削減が可能な点」で94.0%、2位は「特定ベンダに依存しなくて良い点」で61.4%、3位は「運用コストの削減が可能な点」で50.6%、4位は「関連情報が豊富に存在する点」で41.0%であった。
また同じ回答者に対し、OSS利用によるデメリットを尋ると、1位は「サポートが得にくい点」で80.3%、2位は「利用OSSの今後の存続が不明な点」で57.0%、3位は「セキュリティホールに対するコミュニティの対応に不安がある点」で39.8%であった。
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◆『キーマンズネット』とは?
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