9/18(金)放射線治療装置「リニアック」一般見学会開催 最新の放射線治療装置で身体に優しいがん治療 近畿大学医学部附属病院にて

近畿大学医学部附属病院(大阪府大阪狭山市)放射線治療科は、平成27年(2015年)9月18日(金)、新たに導入される最先端の放射線がん治療装置「リニアック」の一般見学会と、この装置を使用した最新の高精度放射線治療についての説明会を開催します。

【本件のポイント】
●最新の放射線治療装置「リニアック」と治療法を特別に公開
●照射部位の画像による位置補正が可能となり、精度の高い放射線治療が実現

【本件の概要】
放射線治療装置「リニアック」の一般見学会では、治療室内のリニアックを見学しながら、担当技師が説明を行います。また、普段見ることがない固定具(頭頸部用マスクなど)や、リニアックの放射線が出る部分のコンピュータ制御による機械の動作を見ていただきます。

■日 時:平成27年(2015年)9月18日(金) 16:00~17:00
■会 場:近畿大学医学部附属病院 PET棟3F大会議室(大阪府大阪狭山市大野東377-2)
    (南海高野線「金剛」駅/泉北高速線「泉が丘」駅よりバス約15分)
■対 象:一般の方(定員60人、入場無料)
     ※要事前予約。定員になり次第、締切りとさせていただきます。
■申込方法:下記へFAXまたは電話で申込み(住所、氏名、希望人数を連絡)
■お問合せ:近畿大学附属病院中央放射線部(http://www.med.kindai.ac.jp/radio/index.html
     TEL(072)366-0221(代表)、FAX(072)366-0206 担当:奥村

【当日のプログラム】
15:45 開場
16:00 基調講演「身体に優しいがん治療~最新の高精度放射線治療~」 
    講師:近畿大学医学部附属病院 放射線治療科 部長・教授 西村 恭昌
16:20 放射線治療施設見学会(入室制限の為、グループ毎のご案内となります)
17:00 見学会終了(終了後、希望者のみ看護師との個別相談会を行います)

【放射線治療装置「リニアック」の特徴】
10月から本格導入される放射線治療装置「リニアック」の最大の特徴は、画像誘導放射線治療(以下:IGRT)です。放射線治療では、わずかな位置のずれが治癒率や合併症に影響することもあります。この「リニアック」では、さらに精度の高い放射線治療を実現するため、治療直前あるいは治療中に撮影した照射部位の画像を用いて治療位置を補正することが可能になりました。これをIGRTと呼びます。患者はリニアック治療台に治療体位の状態で、骨構造のみならず、臓器(前立腺、肺、脳、肝臓など)のCT撮影や多方向のX線撮影が行われます。これらの画像を基に位置ずれの計算を行い、コンピュータ制御により治療台が6軸(水平、垂直および回転)に動作して照射位置の補正が行われます。照射時間は約1分で、治療室入室から退室までを含めても10分程度で終了します。

【本件の背景】
放射線治療は、放射線をできるだけがんに集中させ、周囲の正常組織に当たらないように、長年、照射精度の向上を目指して努力が積みかさねられてきました。当院は、平成12年(2000年)から頭頸部がんにおける強度変調放射線治療「IMRT」の使用を開始した先駆けの施設でもあります。その豊富な臨床経験を生かし、さらなる治癒率の向上や晩期障害の減少を目指し、進歩した高精度放射線治療装置「リニアック」を導入する運びとなりました。

【講師プロフィール】
氏 名:西村 恭昌
所 属:近畿大学医学部 放射線医学教室 教授
    近畿大学医学部附属病院 がんセンター長/診療部長 放射線治療専門医
    日本放射線腫瘍学会 理事長
    日本医学放射線学会 理事
学 位:医学博士 専門分野:放射線治療
コメント:当科は、CTやPET/CTを用いた3次元・4次元治療計画を行い、良好な治療効果と合併症の少ない放射線治療を心掛けており、高精度放射線治療ができる国内有数の放射線治療施設です。各診療科医師、医学物理士、診療放射線技師、放射線治療部看護師、クラークたちと連携を取りながら高精度で安全な放射線治療の提供に努めています。ご不明点等があれば、お気軽にお問合せください。

【関連リンク】
医学部 医学科 教授 西村 恭昌
http://www.kindai.ac.jp/meikan/759-nishimura-yasumasa.html

新たに導入する放射線治療装置「リニアック」
新たに導入する放射線治療装置「リニアック」