保育士を中心としたバレーボールチームとのパートナーシップ契約のお知らせ

新たな価値の創造・サステイナビリティへの取り組みなどの共通点を大切に、ともに名古屋から全世界に新たなアスリートとスポーツチームの姿を発信・応援します。

2023-05-02 10:00

中小企業向けの人材採用支援や企業防災支援を行う株式会社じぶんごと（本社：愛知県名古屋市、代表取締役：青木和美）は、2023年4月24日、保育士を中心としたバレーボールチーム「ビオーレ・ナゴヤ」とのパートナーシップ契約を締結しました。
アスリートの価値形成、保育業界の価値向上、スポーツチームの価値創造という3つの新たな価値に取り組むビオーレ・ナゴヤの活動に心から共感し、保育・福祉分野における人材採用や組織づくりという得意分野を活かしてともに活動を行います。

当社のこれまでの歩み

当社は、2023年4月に法人化した新しい会社です。
それまでは個人事業主として人材採用支援・企業防災支援に取り組みを重ね、念願の法人化を果たしました。

人材採用支援の領域では、保育・介護・障害福祉などの福祉業界、製造業、高齢者雇用に積極的なサービス業などのお手伝いをしてきました。
年間採用コストを前年比60％も削減できた事例もあり、ご好評をいただいてきました。

企業防災支援の領域では、従業員への啓蒙・教育、BCPの策定や見直し、防災訓練の計画・実施やセミナー運営など、いずれも企業の規模や業態にあわせて実施し、中小企業でも取り入れられ、いざというときに役立つ無理のない方法にご安心いただいてきました。

いずれの業務も、「型」のようなものがあったり、簡単にできたりするものではありません。
人材採用の場合、「欠員が出たので補充する」という場当たり的な採用では、コスト削減や人材の定着・戦力化にならない場合も多くあります。緊急性は必ずしも高くなく、地道な取り組みと忍耐を必要とする取り組みが結果として実を結びます。
防災に関してはより一層、緊急性を感じにくいものです。「いつか取り組もう」と何年越しで引き延ばしてしまうケースも珍しくない中、お手伝いをしてきました。

当社は、このような取り組みに重点を置く理由を、次のメッセージにこめています。

「子どもたちに、住み続けられる地球をつなぐ」

これは私たちのミッションでもあり、社会に対するメッセージでもあります。

私たち、社会の中に生きる人間は、いずれ世代交代のタイミングを迎えます。
来るべきタイミングで、魅力的で安心できる環境、世界を受け継ぎたいと考えています。

大人の私たちの後にも生きていく子どもたちに、「ここに住んでいてよかった」「楽しい人生だ」と感じてもらうには、年齢や性別、職種を理由に働き続けられなくなったり、スキルアップができなくなったり、安心安全に暮らしたりできなくなる世の中ではいけません。

そのような想いで、法人化後も取り組みを続けています。

ビオーレ・ナゴヤの紹介

ビオーレ・ナゴヤは、愛知県名古屋市を拠点とするバレーボールチームです。
地元のバレーボールチームということもあり、以前より関心を持っていました。

ビオーレ・ナゴヤは、保育士を中心としたバレーボールチームとして2022年に誕生しました。
保育士が実際に選手になっているだけでなく、通常のバレーボールチームとは異なる価値観を持っていることが特長です。

ビオーレ・ナゴヤの掲げる設立目的、「3つの価値」をご紹介します。

＜アスリートの「価値形成」＞

ビオーレ・ナゴヤでは、アスリートの正社員雇用を推進・実現しています。
アスリート生活を続けながらも仕事のキャリアを積み重ね、引退後も保育のプロとして価値ある職業人生を歩めます。

＜保育（教育）業界の「価値向上」＞

保育をはじめとした福祉領域の職に就く人々の処遇改善の必要性が叫ばれて久しい中、保育士の不足は子どもたちの健全な育成・保護者の生活にも大きく影響を及ぼします。
ビオーレ・ナゴヤの選手たちは保育の仕事を愛し、また元気に全力でスポーツにも取り組んでいます。選手たちやチームが活動する姿を発信し、保育に携わる人々や子どもたち、保護者の笑顔の架け橋になります。

＜スポーツチームの「価値創造」＞

スポーツチームの価値とは、試合に勝つことや昇格だけでしょうか。
それだけでなく心から共感してくれるファンの存在や地域・業界・社会とのつながりをもつこともまた、価値となるでしょう。
保育士を中心としたチームという存在から、社会との対話を続け、新たな価値を生み出し続けることが期待されています。

ビオーレ・ナゴヤと当社の共通点

ビオーレ・ナゴヤの選手の中には、優秀な選手であったにもかかわらず、一旦別のチームでの引退を経験した人がいます。
引退した理由は年齢的なものが大きかったとのことですが、経験を武器にチームを牽引する役割も期待され、ビオーレ・ナゴヤでは選手として活躍し、バレーボールのプロとしてのキャリアを積み上げています。

当社の事業でも、年齢やライフスタイルを理由に仕事に恵まれなかった人と企業とのマッチングを多数経験してきました。
年齢が高めである、キャリアにブランクがあるなど、それだけの理由で他社では書類選考を通過できなかった人たちに対し、面接やインターンを経て活躍を確信し、実際に期待を上回る成績を上げられている場面に多数出会いました。

働き方やライフスタイルが多様化し続ける中、子どもたちが安心し、魅力を感じて大人になっていくために、キャリアの重ね方や働き方、そして企業や組織と社会のつながりについて、新たな価値を想像していかなければならないと強く感じました。

その想いはまさにビオーレ・ナゴヤの設立目的と合致し、2023年4月24日、パートナーシップ契約を結ぶはこびとなりました。