フランク・フィグルッツィ著『FBI WAY 世界最強の仕事術』2022年9月6日刊行

フランク・フィグルッツィ著『FBI WAY 世界最強の仕事術』2022年9月6日刊行
フランク・フィグルッツィ著『FBI WAY 世界最強の仕事術』2022年9月6日刊行

株式会社あさ出版(代表取締役:田賀井弘毅、所在地:東京都豊島区)はフランク・フィグルッツィ著『FBI WAY 世界最強の仕事術』http://www.asa21.com/book/b608658.htmlを2022年9月6日(火)に刊行いたします。

史上最悪の情報漏洩、炭疽菌事件等、歴史的事件の裏側でFBIが現場で実践している個人と組織の能力の最強の引き出し方

アメリカでの発売時、Amazonカテゴリー1位のベストセラーとなった『The FBI Way』の待望の翻訳書です。

あのロバート・デニーロ氏をはじめ、ワシントン・ポスト記者、NBCニュース・主任外交編集委員、元国防長官、元CIA長官、元共和党全国委員会議長などが絶賛!

FBIの首席監察官に任命された「Keeper of the Code 行動規範の番人」が、銀行強盗やテロ、史上最悪の情報漏洩事件、炭疽菌事件等、歴史的事件の裏側や自身の実務経験を交えながら、FBIに浸透している仕事を成功に導くための「7つのC」「8つのコア・バリュー」「5つのメダル」などの思考や仕組みを伝授します。

近年、社会が急激に変化し、半歩先の未来も予測しにくい時代、組織で働く人は必読の一冊です。

FBIが現場で実践している個人と組織の能力を引き出す“7つのC”

1 コード(Code :規範)
コードとは「自らの価値観を反映した規範」である

2 コンサーバンシー(Conservancy :価値への共同奉仕)
コンサーバンシーとは「共同で地域や物事の価値を守る取り組み」である

3 クラリティ(Clarity :明確さ)
クラリティとは「明快で理解しやすいという性質」である

4 コンセクエンス(Consequences :結果責任)
コンセクエンスとは、「自分の行動の結果に対する責任」である

5  コンパッション(Compassion :思いやり)
コンパッションとは、「他人の苦悩、それを和らげたいという強い思いに共感する思いやり」である

6 クレディビリティ(Credibility :信頼)
クレディビリティとは「(政策や方針等に対する)信頼」である

7 コンシステンシー(Consistency :一貫性)
コンシステンシーとは、「望ましい効果を得るために、時間が経っても同じやり方で行動すること」である

歴史的事件の裏側で “7つのC”をどのように考え、実践しているのか、 首席監察官が見た内側から様子を描く

※以下、本文より抜粋要約

上司が「史上最悪の情報漏洩」の犯人だった

クレディビリティ(Credibility :信頼)は完璧であることではなく、信頼されることだ。痛みを伴うときでも正しいことをすると信頼されることなのだ。

「おそらくアメリカ史上最悪の情報漏洩事件」。

これは、私の以前の上司でもあるFBI捜査官であったロバート・フィリップ・ハンセンがスパイ活動で逮捕されたときの司法省のコメントだ。

長年にわたって、ハンセンは数千件の最高機密文書をロシア人に渡し、見返りとして約150万ドル相当の現金とダイヤモンドを受け取っていた。

ハンセンは、今、コロラド州にある警備レベルが特別高い〝スーパーマックス〞連邦刑務所で仮釈放なしの15回連続終身刑に服役している。

情報コミュニティの中に二重スパイがいることが明らかになった場合、FBIはそれが誰で、どこで見つかるにしても、率先して探し出す。

二重スパイ探しはきれいごとではない。

FBIのスパイ捜査担当はターゲットが同僚でないことを祈っていた。

しかし、苦労して集めた証拠がハンセンを指し示したとき、彼らは直ちにハンセンのもとに向かった。

2001年2月の寒い朝、バージニア州ビエナの自宅近くで、ハンセンは銃を突きつけられて逮捕された。

FBIにすべての責任があった。

FBIは公に罰を受けることになるだろう。

もっと重要なのは、今すぐに損害を調べ、FBI史上最悪の不祥事の元になった穴をふさぐことだ。

市民の信頼を回復するには、捜査官がハンセンに手錠をかけるところを映像で公開したように、目に見える形で補修作業を進めなければならないだろう。

信頼される存在であることは、時に痛みを伴う。

FBIは1つしかない。

この社会基盤となっている機関に代わるものはないのだ。

だから、クレディビリティ(Credibility :信頼)が極めて重要なのである。

国家の安全保障のために必要であり、FBIが使命を果たせるかどうかが懸かっているのだから。

書籍情報

表紙
表紙

タイトル:FBI WAY 世界最強の仕事術
著者:フランク・フィグルッツィ
ページ数:336ページ 
価格:1,980円(10%税込) 
発行日:2022年9月6日
ISBN:978-4-86667-399-8
書籍紹介ページ:http://www.asa21.com/book/b608658.html

amazon:https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4866673990/asapublcoltd-22/
楽天:https://books.rakuten.co.jp/rb/17231565/?l-id=search-c-item-text-01

目次

1コード(Code :規範)
2コンサーバンシー(Conservancy :価値への共同奉仕)
3クラリティ(Clarity :明確さ)
4コンセクエンス(Consequences :結果責任)
5コンパッション(Compassion :思いやり)
6クレディビリティ(Credibility :信頼)
7コンシステンシー(Consistency :一貫性)

著者プロフィール

フランク・フィグルッツィ

FBI特別捜査官として 25年勤務。米国の主要都市でFBI地方局の管理職を務めたほか、FBI主任監査官に任命され、数々の難しい内部調査を指揮監督した。その後、本部の補佐官にまで昇進し、FBIの中でも名高い防諜部の責任者となった。フェアフィールド大学卒業。コネチカット大学ロースクール修了。ハーバード大学ケネディスクール、ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院の修了生でもある。現在はNBCニュースの国家安全保障アナリスト。リーダーシップやリスクマネジメント関連の講師としても人気を博している。


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