国産穀類100%飼料の安心安全な豚肉の魅力を発信~ホテルの料理長が生産者を訪ねる「一の坊ソト活(TM)」第20回開催~
株式会社一の坊(所在地:仙台市青葉区花京院2-1-10、代表:髙橋 弘行)は、ホテルの料理長が地元生産者を訪ねる取り組み「Meet-Up TOHOKU ソト活 一の坊(TM)」の第20回として、7月14日(月)宮城県栗原市の養豚場「株式会社しわひめスワイン」を訪問し、国産穀類100%飼料で育てられた安心安全な豚肉について学ぶ活動を実施しました。

「Meet-Up TOHOKU ソト活 一の坊(TM)」の背景と意義

近年、食の安全性や持続可能性への関心が高まる中、飼料自給率の向上は日本の畜産業における重要課題となっています。日本の豚肉自給率は約50%とされていますが、その飼料の多くを海外からの輸入に依存しているため、実質的な自給率はさらに低い状況です。
こうした背景から、株式会社一の坊では、地元生産者とのつながりを深め、安心安全な食材をお客様に提供するための取り組みとして「Meet-Up TOHOKU ソト活 一の坊(TM)」を展開。ホテルの料理長自らが生産現場を訪れ、生産者の思いや食材のこだわりを直接学び、それをホテルの料理やサービスに活かしています。
国産穀類100%飼料で育てる豚「みちのくの心意気」


今回訪問した「株式会社しわひめスワイン」では、東北地方で育てられたとうもろこしや飼料米を活用した国産穀類100%飼料の配合飼料で豚を育てる取り組みを行っています。従来、豚の飼料の主原料であるとうもろこしのほとんどが海外から輸入されていましたが、このプロジェクトでは水田を活用したとうもろこしの生産と、それを使った国産飼料の開発に取り組んでいます。
この取り組みは、日本の食料自給率向上だけでなく、水田農業の担い手不足や稲作の見直しといった農業課題の解決にも寄与しています。
また、畜産と稲作の連携による循環型農業の推進にも貢献しており、とうもろこし畑には畜糞から作られた堆肥が活用され、地域内での資源循環が図られています。


「第11回グッドライフアワード」受賞

この取り組みは、伊藤忠飼料株式会社が主導する「みちのくの心意気」プロジェクトの一環として行われているもので、環境省が提唱する地域循環共生圏の理念を具現化する取組を表彰し令和5年「第11回グッドライフアワード」にて実行委員会特別賞を受賞しています。
食の安全と地産地消の取り組み

「一の坊ソト活」では、単に生産者を訪問するだけでなく、その学びをホテルの料理やサービスに活かし、お客様に安心安全な食材の魅力を伝える取り組みも行っています。今回の訪問で得られた養豚に関する知識や石川さんのこだわりは、レストランのメニュー説明や食材紹介などを通じてお客様に伝えられます。
抗生剤を使用せず、安心安全で鮮度も抜群の国産穀類飼料を与えて育った豚は、赤身が柔らかく脂身まで美味しくジューシーでクセが少ないという特徴があり、一の坊のレストランメニューでも使用されています。

松島一の坊では、7月31日まで「みちのくの心意気の柔らか煮」、8月1日より「みちのくの心意気のソテー」をご夕食ビュッフェにてご提供いたします。

ゆづくしSalon一の坊では、8月1日より「みちのくの心意気」をご夕食ビュッフェでご提供予定です。
「一の坊ソト活」の概要

- 名称:一の坊ソト活
- 内容:ホテルの料理長が地元生産者を訪ねる活動
- 目的:生産者の思いや食材のこだわりを学び、お客様に伝える
- 今回の訪問先:株式会社しわひめスワイン(宮城県栗原市)
- 主な取り組み:国産飼料100%で育てられた豚肉についての学習と情報発信
これまでの【Meet-Up TOHOKU ソト活 一の坊™】
会社概要
- 企業名:株式会社一の坊
- 所在地:仙台市青葉区花京院2-1-10
- 代表者名:髙橋 弘行
- 事業内容:ホテル運営、飲食サービス提供
- 取り組み:地元生産者とのつながりを重視した「一の坊ソト活」など、地産地消と食の安全性を追求
リリースに関するお問い合わせ
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