自宅でお酒を飲むのは「週に1回以上」43.3% おつまみは「夕飯のおかず」が8割 お酒代は「1カ月3000円未満」が最多
~くらしのリアルを探る「ほぼ1000人にききました」~
くらしにまつわる旬の話題やちょっとしたトピックをオレンジページが読者アンケートでリサーチする、「ほぼ1000人にききました」。今回は国内在住の成人女性1145人のお酒にまつわる意識を調査。お酒を飲む理由はリラックスするためという人が多く、おつまみは食事のおかずや市販のスナックなど手間をかけずに用意する傾向が。また1カ月のお酒代は3000円未満が最多で、意外に抑え目。全体的に、ほどよい距離感でお酒を楽しんでいる人が多いことが分かりました。
ダイジェスト
お酒はリラックスの友! 週に1日以上飲む人が4割
意外に少ない!? 1カ月のお酒代、いちばん多いのは3000円未満
おつまみは「食事のおかず」が81.8%。頑張りすぎない人が多数
お酒はリラックスの友! 週に1日以上飲む人が4割
お酒を飲む人のうち、週1日以上、自宅でお酒を飲む人は 43.3%。飲む理由は、「気分をリラックスさせたい」84.1%が他を大きく引き離して1位に。よくお酒を飲むシーンで目立ったのが、「週末の夜、家事をすべて終えて翌日は朝寝坊できるときに飲みます」(50代・かなっちょ)や「すごーく頑張った日にお疲れさまビール」(40代・たーぼう)という声。お酒を飲むことが、オンとオフの切り替えになっている人が多いようです。ちなみに年代別の集計結果でみると、20代では、週1日以上自宅でお酒を飲む人が27.5%と、他の世代に比べ15.8ポイント少なめ。よく耳にする「若者のお酒離れ」現象がここにも現れている!?
意外に少ない!? 1カ月のお酒代、いちばん多いのは3000円未満
じつは気になるみんなのお酒代。飲む頻度に関係なく聞いた平均値では1カ月3000円未満が最多で、やや少ない印象も。ただし飲酒の頻度別に見ると、週1~3日飲む人は 3000 ~5000円、週4日以上飲む人は 5000~1万円が最多でした。また、ふだん飲むお酒の種類は、「ビール・発泡酒」75.8%が2位以下を引き離して1位に。発泡酒好きの人は味が「飲みやすい」(60 代・ゆきちゃん)だけでなく、「低価格で手にとりやすい」(40代・ひよっこ)のようにコスパ重視という人が多く、物価高の世相を反映した結果となりました。
おつまみは「食事のおかず」が81.8%。頑張りすぎない人が多数
自宅で飲むときにおつまみを食べない人はわずか5.6%。ほとんどの人が何かをつまみながらお酒を飲んでいます。おつまみで多いのは「食事のおかず」81.8%、「市販のスナックや乾きもの」58.3%。お菓子をつまみながら飲む人も70.0%いました。また、好きな手作りのおつまみを聞いたところ、「枝豆のペペロンチーノがお気に入り。ゆでた枝豆をオリーブオイルとにんにく、赤唐辛子、ブラックペッパーでかるく炒めるだけ!」(50代・ママぽん)や「生ハム系のおつまみが好き!柿とかぶとクレソンといっしょにオリーブオイルであえたりします」(50代・Chako)のように、フライパンで作れる炒め物や具材をあえるだけのサラダなど、ちゃちゃっと作れるものを挙げる人が目立ちます。
おいしくお酒を飲むために、ふだん食べるおつまみは頑張りすぎず、手軽なもので簡単にすませる人が多いことが分かりました。
アンケート概要
●調査対象:オレンジページメンバーズ・国内在住の20歳以上の女性(有効回答数1145人)
●調査方法:インターネット調査
●調査期間:2022年10月26日~11月1日
●「オレンジページくらし予報」について
読者モニター「オレンジページメンバーズ」には、さまざまなくらし情報・くらし体験によってはぐくまれた“くらしの目利き”たちが数多く所属しています。そんなメンバーたちの声を集めて<次のくらし>を読み解いていくのが「オレンジページくらし予報」です。WEB上でのアンケート調査、座談会など、ご相談に応じて展開いたします。
●『オレンジページ』について
失敗なくおいしく作れるレシピ情報が支持され、今年創刊37周年を迎えた生活情報誌。30~40代の主婦を中心に幅広い読者層を誇ります。発行部数=183,667部(2022年印刷証明付発行部数)。