「ビル再生100の物語」メールボックスも重要なアイテム

ビル再生100の物語 第26話

テナワンでは、これまで多くのビルの空室対策や賃貸運営を行ってきました。

それぞれの問題を解決してきたビル再生の事例を「100の物語」としてこれから公開していきます。

ベテラン仲介会社の営業さんの言葉

「エントランスの印象が悪いと80%のお客さんが決めない」

ベテラン仲介会社の営業さんから聞いた言葉です。ナットク。


たくさん内見に立ち会ってきましたがこれは真実だなあと思います。


エントランスの印象を決める要素はいろいろありますが、メールボックスもとても重要なアイテムです。

写真は、とても古いビルのエントランスにあったメールボックスです。

スチール製の、よくあるやつですよね。


とてもサムい印象です。

メールボックスもメーカー既製品だと意外にお金がかかりますし、まだまだ機能的に使えるものを交換するのってオーナーさん的にモッタイナイと思ってしまうこともよくわかります。

でも、小さいビルの場合は、エントランスに入って実は一番最初に目につくところがこのメールボックスだって場合もよくあります。


この際、機能だけ満たせばいいじゃん、という気持ちは置いておいてもらって、ここもステキにしてしまいましょう。


「魂はディテールに宿る」です。

魂はディテールに宿る

このビルの場合は、築年数がかなり経っていたので、全体的に古さを活かした改装をしたのですが、メールボックスもステキレトロ感を出したくて悩みました。


でもあまりお金はかけられません。


それに、メーカーの既製品は機能性重視のものが多くて、どうもしっくりくるデザインのものがありませんでした。


で、悩んだ末に大工さんに手作りしてもらうことに。

一日仕事でなんと5万円。


むかーしの学校のような懐かしい雰囲気。


手作りなので使い勝手は正直既製品にはかないませんが、建物の雰囲気によく合っています。


事例のほか、既存のメールボックスに木目調のシートを貼っても安く雰囲気のあるものが作れます。


AIが記事を作成しています