座りション*でトイレが汚れないは、大きな誤解！？実験で判明！座りション時代の尿ハネ汚れは、便器外からフチ裏へ！

洗いにくい、フチ裏掃除の最新情報をご紹介

2021-09-21 11:00

　毎日使うトイレは、清潔にしておきたいもの。ニオイ等の原因となる尿ハネ汚れが気になる方も多いのではないでしょうか。多くの人が「座ってすれば、尿ハネしない」というイメージから、実は男性も座って小用を足すようになってきています。しかし、本当に座りションすれば、尿ハネしないのでしょうか。検証するため、疑似実験を行った結果、座りションでも便器の内側に尿ハネ汚れが溜まることが明らかになりました。特に汚れが溜まっていたのは、フチ裏です。座りション実験の様子と共に、洗いにくいフチ裏のお掃除方法を紹介します。

*当リリース内では、小用のスタイルについて、以下のように表現しております。
「座りション」＝座って小用を足すこと　「立ちション」＝立って小用を足すこと

「座ってすれば汚れない」という誤解

　ライオンが行った「男性の小用スタイルに関する実態調査2021」によると、男性の約6割が「座りション」となっており、その理由として「尿ハネでトイレを汚さないため」が最も多い意見となりました。

　実際に小用のスタイルによる尿ハネ・汚れへの印象を聞いたところ、立ちションでは「尿がハネて汚れが生じていると思う」という人は83.5％の一方、座りションでは、18.7％にとどまりました。立ちションは、尿ハネでトイレを汚すイメージが強く、座りションなら、尿ハネ汚れを避けられるというイメージがあるようです。

【実験検証】座りションでも汚れていた！尿ハネ汚れは、フチ裏に隠されている！

　では、本当に座りションをすれば、尿ハネは避けられるのでしょうか。検証のため、ライオンが疑似尿を使い、座りション想定で実験を行いました。その結果、座りションをしても、尿は内側にぐるっと1周跳ねており、特にフチ裏と便座裏に跳ねていることが明らかになりました。「座ってすれば、汚れない」のではなく、実は汚れる場所が便器の外側から、フチ裏などの内側に変化しただけだったのです。