日常の多様な場面に着目した日本で暮らす外国人向け動画教材 多言語対応の映像講座「生活の中の日本語」を制作開始
オンライン日本語学校「AOJランゲージスクール(Attain Online Japanese Language School) https://aoj-ls.jp/ 」運営や、JLPT対応日本語学習eラーニング講座の制作を行うアテイン株式会社(本社:東京都千代田区、電話:03-3255-4721、代表:本多 成人、資本金:1億1470万円)は、日々の生活の多様な場面に対応した多言語教材として、日本で暮らす外国人向け「生活の中の日本語」映像講座の制作を開始いたします。
公開は日本語eラーニングシステム上で、2024年10月頃を目処に順次行う予定です。
近年の日本では、国内の労働人口の減少を補うために、外国人が日本で働く機会が増えてきています。また、外国人労働者のご家族や留学生など、多様な背景を持つ多くの外国人が日本で暮らしています。その一方で、日本で基本的な生活を送るための日本語力、そして日本で暮らすための知識が不十分なまま日本での生活を送っている外国人も少なくありません。アテインでは、このような外国人が日々の問題や課題に対処できるように、生活シーンで役立つ日本語のフレーズが学べる映像教材をこれまで制作してきました。また現在は、外国人がそれぞれの母語で学べるように映像教材の多言語化を推し進めております。
しかし、実際の生活の中では日本語表現・コミュニケーションの知識のみならず、日本の習慣や生活のマナー、ルール、日本社会の仕組みなどの知識も十分に持っていなければ、スムーズに生活を送ることは難しいと考えられます。日常生活における多種多様な場面に対応するためには、現在提供中のコンテンツでは不十分であり、内容をさらに拡充していく必要があります。
日本社会・日本語に関する教材であったとしても、外国人の母語での説明がなければ、内容を十分に理解することは難しいと考えられます。
そのため、日本で暮らす多くの外国人が視聴・理解しやすく、外国人の皆さんが直面するであろうさまざまな課題解決に繋げていただけるよう、新たな教材として多言語対応・テーマ別に分類した映像講座「生活の中の日本語」の制作にいたりました。
日常生活において必要性・緊急性が高いと考えられる各種手続き関連、医療や避難に関する知識はもちろん、ゴミの分別やその他ルール・マナーの理解についても、生活上のトラブルを回避するために必要不可欠な知識となります。このことを踏まえて本講座では、大な分類として以下の20テーマを取り上げ、生活上の需要が高いと考えられるものから順次制作してまいります。
●テーマ一覧(順不同)
1)健康・医療
2)災害・事故への対処
3)公共交通機関
4)交通ルール
5)日常生活マナー
6)社会制度・保険関係
7)役所の手続き
8)郵便・配達関係
9)家探し・引っ越し
10)ガス・電気・水道・インターネット利用
11)金融機関での手続き
12)妊娠・出産
13)子どもの教育
14)買い物
15)公共情報・公共施設の利用
16)地域社会への参加
17)仕事探し・就労
18)仕事開始後
19)日本語が学べる機会の情報
20)コミュニケーション
●映像サンプル
現在YouTubeで動画教材「生活者としての日本語」を公開しています。
以下URLの再生リストにて、続けて何本かの映像サンプルを視聴できます。
URL: https://www.youtube.com/watch?v=5EhxoT-VjjQ&list=PL8dhMOKO4oIe-pZIuNMR9Uca1IttITEco
●「生活の中の日本語」企画・構成:石山 愛莉
・日本語教育能力検定試験 合格
・明治大学文学部 卒業(日本語教員養成プログラム修了)
・一橋大学大学院 修了(修士(学術))