医誠会国際総合病院 臨床研究センターが治験参加者募集
治験管理室による小児対象のコロナワクチン治験、7月末まで参加受付中
医療法人医誠会(本社:大阪府大阪市、代表者:谷 幸治)は、医誠会国際総合病院 臨床研究センター内の治験管理室にて、小児を対象とした国産不活化コロナワクチンの治験参加者の募集を2025年4月末より開始しました。
対象は生後6ヶ月〜12歳のお子さまで、7月末まで受付を行っています。治験は、小児科の齋藤 広幸医師が中心となり、子どもたちの健康と安全を守るために取り組んでいます。

治験の背景と目的
本治験で使用されるのは、インフルエンザワクチンと同じ製法で製造された、JN.1株に対応した国産の不活化コロナワクチンです。
全国的に新型コロナウイルス感染者の増加が予測されるなか、小児における感染予防の選択肢を広げることが期待されています。
治験概要
実施機関:医誠会国際総合病院 臨床研究センター内 治験管理室
治験責任医師:齋藤 広幸(小児科)
募集期間:2025年4月末〜7月末
対象者:以下のすべてに該当するお子さま
生後6ヶ月〜12歳
過去6ヶ月以内にコロナワクチンを接種していない
2023年12月以降に新型コロナウイルスに感染していない
実施内容:
2回のワクチン接種
採血・診察等を含む2〜5回の来院
※来院された際は交通費などの負担軽減のための費用(10,000~15,000円)が支払われます
申込・お問い合わせ
電話:0570-099-166(9:00〜17:00)
※コールセンターにて「小児科外来に繋いでほしい」とお伝えください
メール:chiken@holonicsystem.com
※「小児科コロナワクチンに参加希望」「詳しく知りたい」などご記入ください
治験についてのまとめ
本治験は、子どもたちの健康と未来を守るための大切な取り組みです。医療法人医誠会の診療研究体制のもとで実施されることで、国産ワクチンの信頼性向上や感染対策に寄与することが期待されています。多くのご家庭にとって関心の高いテーマである本治験について、ご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。
医療法人医誠会
医療法人医誠会は1979年に大阪市で創立され、ホロニクスグループとして大阪を中心に全国で病院、クリニック、介護老人保健施設などを運営しています。
医誠会国際総合病院は46診療科、総職員数1,971名の体制※で、低侵襲治療、先進・先制医療、医療DX、本格的タスクシフト・タスクシェア、中央管制システム導入に取り組み、先進的かつ国際標準の総合病院を目指しています。地域医療に貢献するとともに、2024年12月にはJCI認証を取得、国際医療ツーリズムにも挑戦します。
また、救急医療では、24時間365日の体制で救急医療を提供しています。初期救急から2.5次救急患者を対象に診療を行い、必要に応じて各診療科が支援する救急医療体制をとっています。救急車6台(ドクターカー4台・救急車2台)、医師9名、看護師30名、救急救命士25名で、「断らない救急」「待たせない救急」をスローガンに、様々な救急患者さんを受入れ、重症度によって医師・看護師が同乗する救急救命士3名体制の医誠会無料救急搬送を行い、広域医療に取り組んでいます。※ 2025年4月現在