VR、AR-MR市場が2028年までに11倍、1600億ドル規模へ メタバースを牽引

没入体験およびメタバースの需要拡大が、仮想現実のプロジェクトへの投資を惹きつける -フロスト&サリバン調査

米国本社のもとグローバル市場調査とアドバイザリーを提供する、フロスト・アンド・サリバン・ジャパン株式会社(東京都港区/代表取締役 山村浩/以下、フロスト&サリバン)は、「VR、AR-MR市場が2028年までに11倍、1600億ドル規模へ メタバースを牽引(Global Virtual and Augmented-Mixed Reality to Witness 11-fold Growth by 2028)」に関する調査レポートを発表いたしました。

仮想現実(VR)および拡張複合現実(AR-MR)市場は、未来型デジタルトランスフォーメーションの中心にあり、3Dバーチャル環境を介して、没入型、支援型体験を提供します。フロスト&サリバンの最近の調査、VRおよびAR-MR市場調査レポートによると、メタバース領域における継続した開発および資金調達により、VR/AR-MRプロジェクトへの興味および資金調達がさらに拡大します。VR/AR-MRのハードウェア、ソフトウェア技術はメタバースへアクセスするための重要な入口です。市場規模は、売上にして2021年の145.5億ドルから2028年までに11倍の1601.4億ドル、年平均成長率は40.9%と、指数関数的な拡大が予測されます。


フロスト&サリバンICTリサーチディレクター兼フェローのアラー・サーイドは以下のように分析しています。

「VR/AR-MRのエンドポイントの広範な利用可能性、モバイルデバイスの普及、ネット接続性の継続的向上、メタバースの認知向上などが、VR/AR-MR市場の主な成長要因となり続けると予測しています。さらに、ゲーム業界の人気の高まりが、同市場をさらに活性化します。ゲーム業界はビデオゲームプラットフォームとともに進化し続け、パブリッシャーは、オーディエンスを惹きつけ、プラットフォームを更新するため、VR/AR-MRのコンテンツカタログを充実したものに継続して発展させるでしょう。

北米およびアジア太平洋地域(APAC)が同市場の売り上げを生み出す最も大きな地域です。高度なコネクティビティおよび技術、モバイルデバイスの高い普及度が、北米地域を推進する主な要因です。同様に、多くのディスプレイパネルメーカーの存在、VR参加者の増加、個人および商目的のAR-MRの需要が、APAC地域の成長に貢献します」。

VRおよびAR-MR技術の進化により恩恵を得ると予測される主な領域は、以下の通りです:

• メディア&エンターテイメント(M&E):ビデオゲームをより没入感あるものにする、新たなバーチャル会場を創り出す、現実世界のアトラクションにエクステンデッドリアリティ(XR)の要素を加える、などにより、VR/AR-MRはM&Eにおいて成長し続けるだろう。
• 産業および製造業:インダストリー4.0への移行、IoT機器の利用の増加、5Gの拡大が、産業および製造業におけるVR/AR-MR技術の導入拡大の主な推進要因となることが予測される。
• 小売業:VR/AR-MR技術により、小売業者に、顧客との関係構築の新たな方法を提供する。小売り企業は没入技術を活用し、顧客と自身のブランドとの物理的、感情的なつながりを構築する。
• 健康およびウェルネス:VR/AR-MR技術は、個人の治療や活動を拡大する。すでに何年も前から遠隔医療は存在しているが、VR/AR-MR技術が新たな側面をもたらす。
• 教育および研修:教育における没入型学習により、学習の成果を向上させる新しいインタラクティブは手段を活用できる。
• 企業:VRおよびAR-MRを使ったクラウドミーティングやイベント体験は、今後の働き方に増々影響を与えるだろう。コミュニケーションおよび協働の促進、人材プログラム、新たな技術に関する研修、文化創造などに没入技術が使われる可能性がある。


「VRおよびAR-MR市場の成長機会-2028年までの予測」は、フロスト&サリバンICT部門の最新の調査分析の一つで、Frost & Sullivan Leadership Councilを通して閲覧可能です。Frost & Sullivan Leadership Councilは、企業がこの不透明な未来で成功するための、継続した成長機会の流れを特定するためご支援します。

英語原文:”Global Virtual and Augmented-Mixed Reality to Witness 11-fold Growth by 2028”

本リリースの全文は、フロスト&サリバンHPからもご覧いただけます。https://bit.ly/3OmoMqo

日本語版編集:新原徹也 / フロスト&サリバンAPAC ICT部門ディレクター

日本国内及びAPACの ICTとサイバーセキュリティ市場の調査において約15年の経験を有し、市場規模やトレンド、市場予測や競争環境に関する知見を有する。

【フロスト&サリバンについて(本社:米国)】

フロスト&サリバンは、60年以上に渡り、フォーチュン1,000社、行政機関、投資家に向け、持続可能な成長戦略の策定をご支援してきました。経済情勢の変化に即応すると共に、破壊的技術を見出し、新たなビジネスモデルを立案することで、将来の成功へと導く革新的な成長機会を創り出します。

フロスト・アンド・サリバン・ジャパン株式会社

設立:2014年1月
沿革:2009年3月 日本支社「フロスト&サリバン インターナショナル」設立
2014年1月 日本法人「フロスト&サリバン ジャパン株式会社」設立
代表者:山村浩(代表取締役)
所在地:〒107-6123 東京都港区赤坂5丁目2番20号 赤坂パークビル23階
URL: https://frost.co.jp/

本リリースに関するお問い合わせ

フロスト&サリバン 広報マーケティング担当 三田
フロスト・アンド・サリバン株式会社PR事務局(SivanS株式会社内)
担当:高谷
Email: marketing.jp@frost.com


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