世界最大の卸売管理プラットフォーム 「JOOR」の国内商権の移管について
伊藤忠ファッションシステム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:駒谷 隆明、以下「伊藤忠ファッションシステム」)は、伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:石井 敬太、以下「伊藤忠商事」)及びJOOR Inc(本社:米国ニューヨーク州、CEO:Kristin Savilia、以下「JOOR社」)と、JOOR社が運営する世界最大の卸売管理プラットフォーム「JOOR(ジョア)」の日本国内における商権の移管に関する契約を締結いたしました。
伊藤忠商事は2019年2月より、JOOR社と資本・業務提携契約を結び、独占的戦略パートナーとして、「JOOR」の日本市場における展開拡大に努めてまいりましたが、2022年4月より、営業機能を伊藤忠ファッションシステムに移管し、さらなる展開の拡大を目指します。
JOOR社は2010年に米国ニューヨーク州において、ファッションブランドのB2B卸売管理プラットフォーム「JOOR」の展開を開始し、世界で13,300社以上のブランドと380,000社以上の小売業者に利用され、業界最大規模のプラットフォームに成長を遂げました。
「JOOR」の最大の特徴は、ショールームから受発注、決済までが完全にプラットフォーム上でデジタル化されていることと、AIを活用したレコメンド機能や高度な検索機能により、世界中のブランドと小売業者の国境を超えた繋がりをサポートしていることにあります。
伊藤忠商事との業務提携以来、「JOOR」の日本国内における会員は350ブランドを超えました。
伊藤忠ファッションシステムでも、長年にわたり蓄積してきたブランド開発支援のノウハウと、ブランド様や小売業者様との接点を活かすことで、日本市場における展開のさらなる拡大が見込めることから今般の商権の移管に至りました。
今後もJOOR社への出資は伊藤忠商事が行い、ブランドビジネスの更なる進化を図っていきます。
伊藤忠ファッションシステムは「未来価値創造企業」として、JOOR社との業務提携により、新しい流通チャンネルの展開をさらに推進し、新たな価値の創造に向け、取り組んでいきます。