【北海道 東川町】元文化庁長官が「日本」を探った書籍の第2巻を発行。全国の高校に寄贈し「日本の心と叡智」を学ぶ

北海道東川町は、東川町文化芸術振興プロジェクト参与でもあり、元文化庁長官である近藤誠一氏が、「日本人」を大きなテーマに、さまざまな著名人をインタビューを重ねてまとめた書籍、「近藤誠一 全集」の第2巻となる「対談Ⅱ 探訪 人間国宝」を発行しました。本書籍は、町が発行し、かまくら春秋社が制作・発売、そして全国の高校に寄贈することで、「日本(人)の心と叡智」を学び、世界をよりよい方向へ導く志を育んでいただくことを目的としています。

本著では、近藤誠一氏の視点を通して、各種業界の著名人を含む方々が対談形式により国の内外、各界で活躍する人びとの書を、東川町が発行することにより、国内外の文化芸術の振興を図ることを目的とし、広く文化芸術を後世に伝えていきます。本著は、受入団体からの企業版ふるさと納税等の財源を活用し、近藤誠一全集の第2巻を刊行しました。

また、本著は全国の高校に寄贈します。全国の高校生の皆様に、「気候温暖化、パンデミック、格差の拡大」等の世界が一体となって立ち向かわなくてはならない沢山の課題が立ちふさがる今、この全集を配布し、読んでもらうことにより「日本(人)の心と叡智」を学び、世界をよりよい方向へ導く志を育んでいただくことを目的としています。

近藤誠一全集 対談Ⅱ『探訪 人間国宝』は、近藤誠一が現代日本の伝統工芸を代表する方々と、日本人が古来より大切にしてきた自然と一体となった日本人の技と心に迫ります。

発刊にあたってのコメント

第一巻刊行の折にも申し上げましたが、世界が一体となって立ち向かわなくてはならないたくさんの課題が今も立ちふさがり、出口が見出せません。第二巻は日本の匠たちの心と技をお届けします。高校生の皆さんが「日本(人)の心と叡智」を学び、世界をよりよい方向へ導く志を育んでいただくことを願っています。本書は、北海道東川町が企業版ふるさと納税等の受入団体とする、東川町芸術文化振興プロジェクトとして刊行されます。刊行にあたり、ご協力いただいた関係者の皆様に深く感謝と御礼を申し上げます。ありがとうございます。
二○二二年十月

東川町芸術文化振興プロジェクト参与 近藤誠一
写真文化首都「写真の町」北海道東川町町長 松岡市郎

近藤誠一(こんどう・せいいち)氏について

一般社団法人 TAKUMI- Art du Japon代表理事、元文化庁長官。
1946年生まれ。東京大学教養学科卒、1972年外務省入省。在米国日本大使館公使、OECD事務次長、外務省広報文化交流部長などを経て、ユネスコ大使、駐デンマーク大使、文化庁長官を務め、現在は近藤文化・外交研究所代表、外務省参与。2013年の富士山の世界文化遺産登録に力を注いだ。2017年一般社団法人 TAKUMI- Art du Japon 設立、代表理事就任。2020年横浜市芸術文化振興財団理事長就任。フランス レジオンドヌールシュバリエ章受章(2006年)、平成28年度瑞宝章重光章受章、平成27年度日本アカデミア賞(国際部門)受賞、平成29年度情報文化賞国際芸術賞受賞。

近藤誠一 全集

「近藤誠一全集 対談Ⅱ 探訪 人間国宝」
発 行/北海道 写真文化首都「写真の町」東川町
編集/伊藤玄二郎
協力/一般社団法人TAKUMI- Art du Japon
制作・発売/かまくら春秋社
体 裁/A5判、上製本、320ページ オールカラー
印刷部数/5,500部
予 価/税込3,850円(本体3,500円+税10%)
発行予定/2022年10月

第2巻 掲載対談者

室瀬和美(蒔絵・漆芸家)
藤沼 昇(竹細工・竹工芸作家)
樂吉左衞門(陶芸、樂焼・陶芸家)
佐々木苑子(紬織・染織家)
今泉今右衛門(陶芸、色絵磁器・陶芸家)
宮入小左衛門行平(刀匠・刀工)
大角幸枝(鍛金・金工家)
森口邦彦(友禅・染色家)
須田賢司(木工芸・木工芸家)
中川 衛(彫金・工芸家)
江里康慧(仏師)


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