セレンディクスの二人世帯向け3Dプリンター住宅 serendix50が 「2023年 日経優秀製品・サービス賞」を受賞

セレンディクス株式会社(本社:兵庫県西宮市、代表取締役CEO:小間 裕康)は、日本経済新聞社が主催する「2023年 日経優秀製品・サービス賞」において、日本初の二人世帯向け3Dプリンター住宅「serendix50」が「日経産業新聞賞」を受賞しましたことをお知らせします。

左からCOO飯田國大、CEO小間裕康
serendix50(場所:愛知県小牧市)

日本経済新聞社が主催する「日経優秀製品・サービス賞」は、毎年1回、その年の特に優れた新製品・新サービスを表彰するものです。約2万点の候補の中から厳正な審査を経て、約40点の製品やサービスが選出されます。この度、当社の「serendix50」は、3Dプリンターを住宅に使用した革新性や今後の発展性が高く評価され、「日経産業新聞賞」を受賞しました。

当社は、「世界最先端の家で人類を豊かにする」を理念に掲げています。ファーストミッションである「住宅ローンに縛られることなく、高性能かつ安全・安価な家を誰もが手に入れられる社会の実現」を目指し、事業に邁進してまいります。

ご参考:2023年 日経優秀製品・サービス賞サイト
https://www.nikkei.com/edit/news/special/newpro/2023/page_2.html#p9

「serendix50」について

「serendix50」は、日本初の二人世帯向け3Dプリンター住宅です。大人2人が快適に暮らせる50平米の広さがあり、キッチン、トイレ、バスルームなど水回りも備えます。本製品は、耐震性など安全面も考慮した独自設計のデジタルデータを用いて、躯体を建設用3Dプリンターで出力します。施工作業の高速化を目指し、2023年7月に愛知県小牧市で行ったモデルハウスの建設では、わずか44時間30分での施工を実現しました。価格は550万円(税別)を予定し、今夏までに先行モデルとして、限定6棟の建設を計画しています。
概要設計・コンセプト:慶應義塾大学KGRI環デザイン&デジタルマニュファクチャリング創造センター

当社執行役員COO 飯田國大のコメント

受賞式のあとに行われた日本経済新聞社様主催の交流会で、興味深いお話を聞きました。
別業界の有名経営者は「30万円の車を10億台。300万円の住宅を10億軒」、このような規模でビジネスを考えるべきだと話されていたそうです。良質な商品を、誰もが得られる価格帯で提供し、社会を豊かにするという重要性について改めて認識することができました。
今回、賞を賜りましたserendix50は、当社の「車を買う値段で家を買える社会の実現」という目標のなかで産み出された商品で、発表後、数千件の問い合わせを頂きました。これからも、掲げた高い目標をひとつずつ達成し、受賞にふさわしい成長を遂げられるように研鑽して参ります。

セレンディクスについて

日本初の3Dプリンター住宅メーカーです。2022年3月に日本初の3Dプリンター住宅「serendix10」を23時間で完成以降、2023年には販売第1号として長野県佐久市に施工、納入いたしました。直近では2024年2月に「日・ウクライナ経済復興推進会議」において、ウクライナの復興住宅建設に関して現地の建設会社と覚書を締結しました。設計データの無償提供を行うほか、防爆試験等も行い、安全性についての検証も予定しています。

会社概要

会社名 :セレンディクス株式会社
所在地 :兵庫県西宮市甲陽園目神山町1-1
創業  :2018年8月
資本金 :4億6500万円 (資本準備金含む)
事業内容:3Dプリンター住宅の開発及び販売

施工の様子
3Dプリンターの出力の様子
3Dプリンターの出力の様子
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