【星のや沖縄】貸し切りの庭で、琉球音楽を鑑賞しながら秋の夜長を過ごす「琉球秋夜の調」開催|期間:2022年9月1日~11月30日
各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。沖縄県・読谷村にある滞在型リゾート「星のや沖縄」では、2022年9月1日~11月30日の間、秋の夜長を優雅に過ごすプログラム「琉球秋夜の調」を開催します。夜を待ちながら、豊年祈願の伝統餅菓子を作るほか、夜の散策用に琉球王朝時代に生まれた芭蕉紙でランタンを作ります。そして夜には、海からの風が渡る赤瓦の一軒家「道場」と庭を貸し切りにし、三線や琴が奏でる琉球音楽を鑑賞しながら泡盛を楽しむ宴が開催され、秋の夜長を優雅に堪能します。
背景
夜の時間が長くなる秋には、沖縄でも昔から夜の時間を楽しむ習慣がありました。都会の明かりに慣れた現代の人々に、夜の静けさや星の瞬き、月の灯かりを感じて欲しいと思い、当プログラムを開発しました。夜空がより綺麗に見えるように照明を配し、琉球王朝時代に月待ちの時間を過ごしていたとされる海に近い立地を活かした施設で、秋の夜長を堪能する滞在を提供します。
参考文献:『「徐保光奉使琉球詩吐船中集」詳解』。18世紀初頭の琉球の文化、芸能、風俗、慣習を再現した漢詩集を解説
「琉球秋夜の調」特徴
1 海からの風が渡る貸し切りの庭で、琉球音楽を鑑賞しながら夜を楽しむ宴を開催
琉球王朝時代の秋の夜には、中国から訪れた使節「冊封使(さっぽうし)」をもてなす宴が行われ、酒や食事と共に芸能も盛大に行われていました。 当プログラムでは、施設内にある赤瓦屋根の「道場」と道場前の芝生の庭を貸し切って、三線や琴が奏でる琉球音楽を鑑賞しながら夜を楽しむ宴を開催します。宴では、琉球王朝時代から受け継がれている伝統の酒器「カラカラ」で泡盛をゆっくりと味わう他、豆腐ようなどの肴に伝統の餅菓子「ふちゃぎ」を楽しみます。秋でも青々と育つ芝生の庭に用意された当別な空間で、赤瓦の屋根を照らす月を眺めたり、群青の空に瞬く星を眺めたり、夜になると涼しさを感じる秋の沖縄で優雅な時間を過ごします。
2 夜を待ちながら過ごす、豊かな時間
■伝統のお菓子作り
夜までの時間は、宴を楽しむための準備として、施設内の「ゆがふキッチン」で、星のや沖縄のスタッフと共に伝統餅菓子「ふちゃぎ」を作ります。紅芋やフーチバー(ヨモギ)を合わせ、よく練ったもち粉を小判型にして蒸し上げ、ふっくら炊き上げた小豆をまぶして仕上げます。ふちゃぎは、今でも沖縄県内で十五夜に合わせて親しまれる豊作を祈願するお菓子です。
手作りのランタンを片手に夜の庭を散策
滞在中には、琉球王朝時代に生まれた「芭蕉紙」を使いランタンを作ります。芭蕉紙は、バナナ(実芭蕉)を代表する「芭蕉」の一種「糸芭蕉」からつくられ、荒く渋みのある風合いが特徴です。夜になったら、ランタンの風情ある灯りを頼りに、スタッフと共に施設内の庭を散策します。穏やかな波音が響き渡る自然海岸や、海からの風が通る場所、虫の声が聞こえる庭などを巡り、琉球王朝時代と同じように、海辺の自然を愛でながら、豊かな時間を過ごします。
<滞在スケジュール例>
10:00 芭蕉紙のランタン作り
17:00 ゆがふキッチンで、伝統餅菓子「ふちゃぎ」づくり
18:00 夕食(別料金)
20:30 夜の庭をスタッフと共に散策
21:00 宴に参加
「琉球秋夜の調」概要
期間 :2022年9月1日~11月30日
料金 :1組 50,000円(税・サービス料込)*宿泊料別
含まれるもの:プライベートキッチン「ゆがふキッチン」で伝統餅菓子づくり、
芭蕉紙のランタンづくり、
夜の庭巡り特別開催、貸し切りの庭で開催する宴に参加
定員 :1日1組(2名まで)
予約 :公式サイト(https://hoshinoya.com/okinawa/)にて2週間前まで受付
備考 :荒天中止
■星のや
「夢中になるという休息」をコンセプトに、各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設では、その土地の風土、歴史、文化が滞在時間を豊かにするものとしておもてなしに織り込み、訪れた人を日々の時間の流れから解き放ち、特別な非日常へいざないます。
https://hoshinoya.com
■星のや沖縄
沖縄の贅沢を集めた、海岸線に沿うリゾート。沖縄の史跡から発想を得た「グスクウォール」と美しい自然海岸に囲まれた敷地に、色彩豊かな畑と庭、穏やかな海に臨むオーシャンフロントの客室が広がります。沖縄文化が馴染む空間で海を眺めて暮らす、グスクの居館です。
〒904-0327沖縄県中頭郡読谷村字儀間474/客室数 100室
https://hoshinoya.com/okinawa/
<最高水準のコロナ対策宣言>
【1】衛生管理
星野リゾートでは、コロナ対策の一環として、お客様の健康と公衆衛生を考慮し、以下の対応を行っております。
・チェックイン時の検温実施
・通常の客室清掃に加え、ホテル館内のアルカリ電解水による清掃と拭き上げ
・館内各所に除菌用アルコールを設置
・全客室に手指消毒用アルコールを設置
・レストラン入店時に全てのお客様へ手指のアルコール消毒を実施
・食器類(お皿、グラス)やカトラリーの高温洗浄(80度以上)、食事用トレイの除菌洗浄
・フロントにパネルやビニルシートなどのパーテーションを設置
・館内での接客業務の際にマスクを着用
・スタッフの健康と衛生面の管理徹底(出社前の検温と記録確認)
・湿度40%以上を保つ加湿器を全客室に設置(星のや東京、沖縄県内の施設を除く)
・レストランにおけるメニューのQRコード化(界ブランド全施設)
【2】3密回避
密閉、密集、密接の3つの「密」を回避する滞在を作るべく、以下の対応を行っております。
・大浴場の混雑度がスマートフォンで分かる3密の見える化および混雑予測サービス実施(一部)
・滞在中、混雑が確認された場所での、入所・入店規制
・レストランの混雑状況を管理し、入店時間の分散化
・チェックアウトのフロント精算時に、入列規制を適宜実施
・客室でのチェックイン対応(星のや・界)
・パブリックスペースへのCO2(二酸化炭素)濃度測定器の配備
・自然換気、機械換気など、建物の設計にあわせた換気の徹底
関連資料:【星野リゾート】コロナ対策まとめ