公認心理師 舟木彩乃さん『「なんとかなる」と思えるレッスン 首尾一貫感覚で心に余裕をつくる』刊行記念 書店イベント開催
12月1日に紀伊國屋書店大手町ビル店 特設会場にてミニ研修形式イベント開催
ストレスマネジメントの専門家・公認心理師、舟木彩乃さんの新刊『「なんとかなる」と思えるレッスン 首尾一貫感覚で心に余裕をつくる』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)刊行記念イベントが、2023年12月1日(金)に紀伊國屋書店大手町ビル店 特設会場にて開催されます。
イベントでは、参加者同士のワークショップや新刊書籍を教科書代わりに、著者の舟木さん自らストレスマネジメントの実践方法をミニ研修形式でお伝えします。
舟木さんが提唱するストレスマネジメント方法は、つらい出来事やストレスフルなことがあっても、うまく対処して、心の健やかさを保てる力、「首尾一貫感覚」です。人間関係や仕事の悩みなど、誰しも大なり小なりあるストレスに押しつぶされないようにするための方法を学べるイベントとなっています。
*アップルシード・エージェンシーは本イベントのサポートをしています。
首尾一貫感覚とは?
首尾一貫感覚とは、医療社会学者のアーロン・アントノフスキー博士が、1970年代に第2次世界大戦中、ナチスドイツのユダヤ人強制収容所に収容された経験をもちつつも、その後も更年期を経てなお健康を保っていた女性たちについて研究した結果、過酷な経験をしたのにもかかわらず「健康を保っていた女性たち」に共通する「考え方」や「価値観」を分析し、 導き出したものです。
簡単に言うと
「大変な仕事、しんどい人間関係、ストレスフルな出来事があっても、明るく健康に生きる力」
といえます。そのため、別名「ストレス対処力」とよばれていて、主に下記の3つの感覚で構成されています。
■把握可能感(「だいたいわかった」と思える感覚)――自分の置かれている状況や今後の展開をある程度、把握できると思うこと
■処理可能感(「なんとかなる」と思える感覚)――自分に降りかかるストレスや障害にも対処できると思うこと
■有意味感(「どんなことにも意味がある」と思える感覚)――自分の人生や自分自身に起こることにはすべて意味があると思うこと
イベント概要
■日時:2023年12月1日(金)19時~20時30分
■場所:紀伊國屋書店大手町ビル店 特設会場( 東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル 1F)
■参加方法:大手町ビル店特設会場の受付にて参加費2,000円(税込み)をお支払いください
※参加費に書籍代1,650円を含みます(書籍購入必須、イベントでも使用します)
※お手数ですが、お申し込みの方は、株式会社メンタルシンクタンクのHPよりお申し込みください。
http://mentalthinktank.com/contact/
なお、その際は「具体的なお問合せ内容」の欄に「紀伊國屋書店大手町ビル店イベント参加希望」とご記入ください。
書籍『「なんとかなる」と思えるレッスン 首尾一貫感覚で心に余裕をつくる』概要
ストレスマネジメントの専門家で、10年以上にわたってカウンセラーとして、のべ1万人以上の相談に対応してきた著者が、図やイラストを多く交えながらわかりやすく「首尾一貫感覚」を解説しています。
【目次】
第1章 ストレスにつぶされないために
第2章 「だいたいわかった」把握可能感の感覚を高めるヒント
第3章 「なんとかなる」処理可能感の感覚を高めるヒント
第4章 「どんなことにも意味がある」有意味感を高めるヒント
【書誌概要】
出版社 : ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日 : 2023/10/20
定価:1,650円
単行本(ソフトカバー) : 208ページ
ISBN-13 : 978-4799329917
著者プロフィール
ストレスマネジメント専門家。公認心理師。株式会社メンタルシンクタンク(筑波大学発ベンチャー)副社長。
一般企業の人事部で働きながらカウンセラーに転身、その後、病院(精神科・心療内科)などの勤務と並行して筑波大学大学院に入学し、2020年に博士課程を修了。博士論文の研究テーマは「国会議員秘書のストレスに関する研究」。これまで一般企業や中央官庁、自治体などのメンタルヘルス対策や研修に携わり、カウンセラーとしての相談人数は、のべ約1万人以上。ストレスフルな職業とされる議員秘書のストレスに関する研究で知った「首尾一貫感覚(別名:ストレス対処力)」に有用性を感じ、カウンセリングにとり入れている。
Yahoo!ニュース エキスパート オーサ-として「職場の心理学」をテーマにした記事、コメントを発信中。著書に『「首尾一貫感覚」で心を強くする』(小学館)、近著に『過酷な環境でもなお「強い心」を保てた人たちに学ぶ「首尾一貫感覚」で逆境に強い自分をつくる方法 』(河出書房新社)がある。