いわき市の「次世代型産業創出人財」の育成をめざす  日本数学検定協会とデータミックスが2月28日開催の いわきICT産業協議会2023年度特別セミナーに講師として登壇

「データ・数学の利活用の重要性」をテーマに講演

算数・数学の実用的な技能を測る、実用数学技能検定「数検」(数学検定・算数検定、以下「数検」)を実施・運営している公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:高田 忍、以下「当協会」)と株式会社データミックス(所在地:東京都千代田区、代表取締役:堅田 洋資、以下「データミックス」)は、2024年2月28日(水)に、いわきICT産業協議会(所在地:福島県いわき市、会長:鷺 弘樹)が開催する、2023年度特別セミナー(以下「本セミナー」)において、講師として登壇いたします。

本セミナーへの登壇は、当協会と福島県いわき市(市長:内田 広之、以下「いわき市」)、データミックスの三者が、2023年3月15日(水)に締結した連携協定の一環として、「次世代型産業創出人財」の育成を図ることを目的としています。

いわきICT産業協議会 2023年度特別セミナーチラシ

「次世代型産業創出人財」の育成を図るための連携協定について
https://www.su-gaku.net/press_release/20230323-16428/

本リリースのポイント

(1) 当協会とデータミックスが、「次世代型産業創出人財」の育成を図るための連携協定の一環として、いわきICT産業協議会主催の特別セミナーに登壇
(2) 本セミナーを通じて、当協会が、データを活用して「稼ぐ力」などの新しい価値を創出できる人材「次世代型産業創出人財」の育成に寄与することをめざす

セミナー内容

本セミナーは、いわき市の企業人材の育成を目的として、いわきICT産業協議会が毎年開催しているものです。政府の推進する「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」の趣旨に賛同し、「MDASH SUPPORTER」に登録されている当協会とデータミックスは、2023年3月15日(水)に、いわき市と連携協定を締結し、数学力やデータサイエンス力の底上げを図る専門的で多様なカリキュラムを、地域の産学官が提供するさまざまなフィールドで実践・検証を行い、同市の産業界に適した、いわき市ならではのカリキュラムや推進体制を磨き上げることをめざし、連携して取り組んでいくことになりました。その一環として、このたび当協会とデータミックスは、いわき市の「次世代型産業創出人財」の育成に貢献するため、本セミナーに講師として登壇し、「データ・数学の利活用の重要性」をテーマにした講演を行います。

※当協会とデータミックスは、政府の推進する「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」の趣旨に賛同し、「MDASH SUPPORTER」に登録されています。

おもな対象

本セミナーは、おもに以下のような方を対象としています。
・いわき市の企業・団体の社員・職員、また人材育成・研修ご担当者
・いわき市の大学・短期大学の教務課・就職課の教職員

申込方法

本セミナーの定員は100人(先着順)で、以下のお申し込みフォームから無料でお申し込みになれます。
申込締切日は、2月26日(月)までで、定員になり次第、申し込みを締め切ります。
くわしくは、以下をご覧ください。

いわきICT産業協議会「2023年度特別セミナー申し込みフォーム」ページ
https://forms.gle/w3PNLNQ65BgiTKTH9

当協会は、本セミナーのようなデータを活用できるデジタル人材の育成推進をめざすイベントなどに積極的に関わることで、実社会における数学的リテラシーの向上や、企業の効率的な人材育成につなげるためのビジネス数学事業をこれまで以上に推進し、今後も充実させてまいります。

◆開催概要
名称    : いわきICT産業協議会 2023年度特別セミナー
開催日時  : 2024年2月28日(水)15:00~17:30
開催場所  : Latov6階 産業創造館 企画展示ホールAB(福島県いわき市)
参加費   : 無料
主催    : いわきICT産業協議会
後援    : いわき市、いわき商工会議所、FMいわき
協力    : 株式会社データミックス、公益財団法人 日本数学検定協会
定員    : 先着100人(定員になり次第、締め切ります)
申込方法  : いわきICT産業協議会「2023年度特別セミナー申し込みフォーム」
        ページからお申し込みになれます。
        https://forms.gle/w3PNLNQ65BgiTKTH9
申込締切日 : 2024年2月26日(月)
スケジュール: 15:00~15:10 会長挨拶
        15:10~16:10
        基調講演1:次世代自動車と通信技術
        (日本システムクリエイト株式会社 技術顧問 岩崎 有平)
        16:10~16:15 休憩
        16:15~17:15 基調講演2:データ・数学の利活用の重要性
        講演(1):データから学ぶ、DX成功へのファーストステップ
        (株式会社データミックス AI/データサイエンス事業部
        法人営業グループ リーダー 井上 雄司)
        講演(2):これから先の社会で必須となる数的思考
        (公益財団法人日本数学検定協会 ビジネス数学コンテンツ部
        ビジネスグループ マネジャー 近藤 恵介)
        17:15~17:30 総評
        ※順不同、敬称略

◆講演者プロフィール ※順不同、敬称略
●岩崎 有平(日本システムクリエイト株式会社 技術顧問)

岩崎 有平氏

早稲田大学 理工学部 電子通信学科にて情報工学・通信工学専攻。1981年安立電気(現アンリツ)に入社。Ethernetを利用したリアルタイム監視映像配信サービスの実現や、重要データの優先配信、映像ストリームの安定配信に向けた機器の開発を行い、Video On Demandや金融機関ネットワークシステム安定化に注力。現在は、Ethernetにおけるリアルタイム機能の強化・開発と普及に向けて、Ethernet TSNの普及活動を行っている。

●井上 雄司(株式会社データミックス AI/データサイエンス事業部 法人営業グループ リーダー)

井上 雄司氏

●近藤 恵介(公益財団法人 日本数学検定協会 ビジネス数学コンテンツ部ビジネスグループ マネジャー)

近藤 恵介

東京工業大学大学院生命理工学研究科修了後、予備校講師などを経て現職。数学と社会の関わりについて研究し、「ビジネス数学」という新しいジャンルを開拓。「ビジネス数学」に関する講座や検定試験などの企画・運営を手がける。

◆「次世代型産業創出人財」の育成を図るための連携協定について
本連携協定は、産学官が相互に連携・協力することで、データを活用して「稼ぐ力」などの新しい価値を創出できる「次世代型産業創出人財」の育成を推進することを目的として、当協会と福島県いわき市、データミックスの三者が、2023年3月15日(水)に締結しました。
背景には、いわき市において、データを分析・活用するスキルを身につけた人材の育成が不十分なことにあります。このような、いわゆる「データを活用できるデジタル人材」には、一定の数学力とデータを取り扱う能力(データサイエンス力)が求められますが、その能力が、実際の経済活動の場で発揮されるためには、「誰が、どのようなスキルを、どのようなレベルで、どのように育成するか」が重要です。職種や業務、経験、それぞれの課題やめざす姿に応じた最適な形で、カリキュラムや挑戦・実装の場を整える必要があります。こうした背景があるなか、政府の推進する「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」の趣旨に賛同し、「MDASH SUPPORTER」に登録されている当協会とデータミックスが同市と連携して、数学力やデータサイエンス力の底上げを図る専門的で多様なカリキュラムを、地域の産学官が提供するさまざまなフィールドで実践・検証を行い、同市の産業界に適した、同市ならではのカリキュラムや推進体制を磨き上げることをめざし、連携して取り組んでいくことになりました。

◆株式会社データミックスについて
データサイエンスをさまざまな領域と結びつける「オープンラボ」をめざし多角的に事業展開。年間2,000人以上のビジネスパーソンにデータサイエンス教育を行うデータサイエンス教育事業を中心に、データ人材と企業をマッチングする人材事業、自社開発のオンライン試験プラットフォーム「Excert」を資格試験団体や適性検査を行う企業に提供するEdTech事業を運営。

「数検」について

実用数学技能検定「数検」(後援=文部科学省。対象:1~11級)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測り、論理構成力をみる記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった年間志願者数は、2006年以降は30万人を超え、また、数検を実施する学校や教育機関も18,000団体を超え、公費での活用も広がっています。以来、累計志願者数は700万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(累計志願者数は40,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。※志願者数・実施校数はのべ数です。

【ビジネス数学検定について】(当協会の行うその他のおもな公益事業)
「ビジネス数学検定」は、ビジネスの現場で必要となる実用的な数学力・数学技能を測定する検定です。実務に即した数学力を5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)に分類し、ビジネスのシチュエーションを想定した問題で、これらの力の習熟度を測定します。インターネット上で受検できるWBT(Web Based Testing)方式を採用。2006年に第1回を実施し、現在では企業の採用試験や新人研修、管理職登用試験などに活用する事例も増加しています。

【データサイエンス数学ストラテジストについて】(当協会の行うその他のおもな公益事業)
「データサイエンス数学ストラテジスト」は、データサイエンスの基盤となる数学スキルとコンサルティング力を兼ね備えた専門家として認定する資格制度で、2021年9月に新設しました。資格試験は、中級と上級の2つの階級があり、5肢択一のIBT(Internet Based Testing)形式で行います。データサイエンスの基盤となる基礎的な数学(確率統計・線形代数・微分積分)と実践的な数学(機械学習系・アルゴリズム系・ビジネス系数学)の理解度・習熟度を測定します。

法人概要

法人名 : 公益財団法人 日本数学検定協会
所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階
理事長 : 高田忍
会長  : 甘利俊一(帝京大学 先端総合研究機構 特任教授、
      理化学研究所 栄誉研究員、東京大学名誉教授)
設立  : 1999年7月15日
事業内容: (1)数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行
      (2)ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施
      (3)数学に関する出版物の刊行及び情報の提供
      (4)数学の普及啓発に関する事業
      (5)数学や学習数学に関する学術研究
      (6)その他この法人の目的を達成するために必要な事業
URL   : https://www.su-gaku.net/

※「数検」「数検/数学検定」「数検/Suken」は当協会に専用使用権が認められています。
※「ビジネス数学検定」は当協会の登録商標です。

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