現代の生んだ闇?ストロングゼロ文学とは

2022-02-18 14:10

近年世界中でストロングゼロにハマる人たちが後を絶ちません。
ストロングゼロの人気の理由は「安く酔えるから」。
アルコール度数が高く、少ない量でも酔えて、尚且つ価格もお手頃です。
そんな人気のストロングゼロは、ついに文学までも誕生し、NHK「ニュースウォッチ9」にも取り上げられるなど大きく話題となりました。
今回は、現代の生んだ闇とも言える「ストロングゼロ文学」を紹介します。

ストロングゼロ文学とは?

ストロングゼロはネガティブな問題を忘れさせてくれる「飲む福祉」と言われるほどです。
「あれは孤独を枕に飲むものだ」
ある日、ストロングゼロと共に自分の心理を文学のように発言したツイートが発見されました。
上記のツイートに似た投稿が続々と出現し、それらは「ストロングゼロ文学」と呼ばれるようになりました。
ストロングゼロ文学は、孤独感や虚無感を表現した内容が多く見られます。
そこには、現実逃避をする日々の生活に疲れた現代人の虚しさがありました。
ストロングゼロ文学が話題となった理由は、その内容に共感する人々が多くいるからでしょう。
「不安で仕方がないから、誰かと繋がっていたい」という現代人が抱える願望が表現されています。
自分だけが不安でないことをSNSを通じて確認する。
ストロングゼロを飲めば、不安や辛さを忘れられる・・・。
現実に対する虚無感が、ストロングゼロ文学を生み出したと言っても過言ではありません。
「現実逃避、虚無感、孤独感、承認欲求、共感」。
これらのテーマを文学的な深みを帯びた表現方法が、「ストロングゼロ文学」と言えるでしょう。
まさに、現代の若者が抱えるテーマそのものでもあります。
「ストロングゼロ」と検索することで文化的な文章が数多く出てくるため、暇つぶしには丁度良いということで話題になっています。
いつしか人々は「ストロングゼロ文学」の存在に芸術性までも見いだし始めました。そして、2017年末にtwitterにおいてハッシュタグ「#ストロングゼロ文学」というものが誕生しました。

ストロングゼロ文学作品を一部紹介

若者の虚無感や孤独感を表現したストロングゼロ文学ですが、ツイッター上ではストロングゼロが大喜利に発展します。
往年の名作にストロングゼロを表現する様々な作品が生まれました。

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