中堅規模企業の予算管理DXーデジタル化推進の現状と課題を徹底解説ー

経営会計コンサルティングやシステム構築・運用、ビジネス・プロセス・アウトソーシングを提供する株式会社ビジネスブレイン太田昭和（本社：東京都港区、代表取締役社長：小宮一浩、以下BBS）は、売上高100～2,000億円の企業の経営企画部・経理財務部の担当役員、部課長以上の方を対象に、中堅規模企業の予算管理DXの現状と課題について調査し、「中堅規模企業における予算管理DXの実態調査-中堅規模企業の経営管理能力向上に向けて-」（https://www.bbs.co.jp/insight/whitepaper/wp/mf3/）を2024年8月に発表しました。

経営管理の中心に位置する予算管理業務は、非定型業務であるが故にシステム化が困難であり、長年にわたりExcelやPowerPointなどで運用されています。大企業ではシステム化による効率化やデータ活用による戦略的な計画策定が行われていますが、中堅規模企業では、限られた人材やテクノロジー予算のなか、予算管理業務まで手が回っていない状況があると推測されます。
当調査は、中堅規模企業の予算管理DXの実態を明らかにすることで、中堅規模企業の経営管理能力向上に向けた施策を考える一助となることを目的に実施しました。調査結果は一部を本リリースで公開するとともに、ホワイトペーパーとして無料公開いたします。

・予算管理業務に課題を感じている企業は72％
・予算管理業務で最も使用されているツールはExcel
・予算管理業務DXへの取り組みに対して、人材・体制面に課題を感じている

・予算管理業務に課題を感じている企業が全体の7割を超え、危機感を示していることがわかった。
・また、予算管理業務の効率についての質問に対し、6割以上が効率の悪さを感じていると回答しており、危機感を感じている要因とも考えられる。

・専用パッケージを使用している企業は26％にとどまる。
・Excelで運用している企業が約半数を占め、現状では最も多い。

・人材・体制面での課題が上位という結果になった。
・システムを業務に取り入れることができていないと3割の企業が認識している。
・中堅規模企業では担当者が複数の業務を兼任している背景から、業務改革に取り組む時間が持てない、業務・IT両面のスキルを保持し、改革を推進できる人材の確保が難しいことがうかがえる。

中堅規模企業では、予算管理業務に課題を感じつつも、人材不足や現状業務の負荷などから、その課題を解決できない企業が依然として過半数を占めていることがわかりました。一方、効率性を高め、業務に満足している企業も増えてきており、その差が広がっています。BBSでも、これまで予算管理業務のデジタル化により業務改革を支援してきましたが、支援が行き届いていないことを改めて実感しました。
中堅規模企業特有の背景を踏まえ、BBSでは低コストで実現できる「予算管理業務クイックサーベイ」「中堅規模企業向けの予算管理パッケージ導入テンプレート」などのサービスを提供しています。今後さらに強化し、日本のサプライチェーンを支える中堅規模企業の生産性向上を支援していきます。

▼ホワイトペーパーのダウンロードはこちら
https://www.bbs.co.jp/insight/whitepaper/wp/mf3/

▼短期間・低コストであるべき業務を提言「予算管理業務クイックサーベイ」
https://www.bbs.co.jp/consulting/bpr-07/

会社名：株式会社ビジネスブレイン太田昭和（https://www.bbs.co.jp/）
代表者：代表取締役社長　小宮 一浩
設　立：1967年８月26日
所在地：東京都港区西新橋一丁目1番1号　日比谷フォートタワー15F
事業内容：経営会計コンサルティングやシステム構築・運用、ビジネス・プロセス・アウトソーシングを提供

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