UKP&Iクラブ、進化するリスク環境への対応強化に向け、シニアチームの変更を発表

UKP&Iクラブは、多様化する業務上の課題に対応するメンバーの皆様への支援を強化すべく、安全＆リスクマネジメント部門においてシニアスタッフ2名の昇進を発表しました。
これまでシンガポールにてリスクアセスメント・ダイレクターを務めていたAnsuman Ghoshが、新設されたエンジニアリング・ダイレクターに就任しました。これは、絶えず進化する海事技術および脱炭素化の分野で、メンバーを支援するための取組みの一環です。このことは、海運業界を再構築しつつある新技術、代替燃料、高度な船内手順やシステムがもたらす影響が拡大し技術的な重要性が高まっていると、クラブが認識していることを示しています。
Ansumanは、2018年に当クラブに入社して以来、海上勤務で培った経験と陸上からメンバーを支援してきた経験を生かし、豊富な技術的専門知識とオペレーション面での知見を提供してきました。Ansumanは新たな役職において、船主、オペレーター、規制当局、テクノロジー関連企業など、世界の海事業界におけるさまざまな関係者と緊密に連携し、メンバーの個別のご要望に応じた助言と支援を提供してまいります。

また、UK P&Iクラブは、Akshat Aroraがシニア・リスクアセッサーから、シンガポールにおけるリージョナル・ロスプリベンション・ダイレクターに就任したことを発表しました。Akshatの就任は、アジア太平洋地域における海上安全、持続可能性およびオペレーション上の卓越性に対するクラブの注力をさらに強化するものです。Akshatはシンガポールを拠点に、各地域におけるロスプリベンション活動を主導し、進化するリスクへの対応や、国際的規制の遵守やべストプラクティスを支援するため、メンバーと緊密に連携してまいります。

Akshatは、船長としての豊富な乗船経験を活かし、乗組員および貨物に関するクレーム、事故調査、環境コンプライアンスに関して、技術的かつ実務的なガイダンスを提供してきました。Akshatの専門知識は、サイバーリスク管理、乗組員のウェルビーング、持続可能な船舶リサイクル、事故対応など、多岐にわたる重要な分野に精通しています。Akshatはリージョナル・ロスプリベンション・ダイレクターとして、メンバーの個別のご要望に応じた助言の提供、海事業界全体にわたるパートナーシップの構築に注力します。また、
安全で持続可能かつ強靭な海上業務を促進するため、実践的かつリスクに基づいたガイダンスを提供するというクラブの戦略的ビジョンを推進してまいります。

UKP&Iクラブの安全＆リスクマネジメント部門のダイレクター、Stuart Edmonstonは次のように述べています。
「私たちは、メンバーの皆様がより安全で効率的かつ持続可能な海運業務を遂行するために必要な実践的・技術的な知見を提供できるよう、市場の変化を予測し、理解することに努めています。AnsumanとAkshatは、海事分野における豊富な経験と深い知識を有しており、規制遵守、燃料転換、新興技術の導入といった複雑な課題に直面するメンバーの皆様への支援が可能な最適な人材です。」

編集者注：
UKP&Iクラブは、国際海運業界にP&I保険およびその他のサービスを提供するリーディング・プロバイダーです。当クラブは1869年に設立されて以来、世界各地のオフィスとクレームネットワークを通して、所有船および用船を合わせ2億5,000万トンを超える船舶のP&I保険を引き受けています。UK P&Iクラブは、スタンダード＆プアーズによりA -（安定的）の格付けを受けており、アンダーライティング、保険クレーム対応、およびロス・プリベンションサービスに関する専門スキルと知識で知られています。UKP&Iクラブは、独立系の国際的な保険・専門サービスおよび投資サービスのプロバイダーであるトーマ
ス・ミラーがマネジメント業務を行っています。　www.ukpandi.com

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