上場準備プロジェクト管理ツール「FinanScope」に「IPO入門」テンプレートを追加

早期からの体制整備で、より確実な上場準備の実現へ

2025-01-31 10:00

企業の事業成長を支援するクラウドサービス「FinanScope」を提供する株式会社デジタルキューブ(TOKYO PRO Market・263A、本社：兵庫県神戸市、代表取締役社長：小賀浩通)は、プロジェクト管理ツール「FinanScope Management」に、新たに「IPO入門」テンプレートを追加いたしましたので、お知らせいたします。

FinanScopeについて

FinanScopeは、上場・IPOを目指す企業向けの包括的なクラウドサービスです。「Management」を中核に、「Valuation」「Consulting」の3つのサービスラインで、企業の成長をトータルでサポートしています。

「FinanScope Management」は、上場準備における多岐にわたるタスクをクラウド上で一元管理するプロジェクト管理ツールです。監査法人、証券会社、社内関係者など、様々な関係者との情報共有をスムーズに行い、プロジェクトの進捗を可視化します。

5つのプロジェクトテンプレート(「IPO入門」「一般市場IPO」「TOKYO PRO Market」「M&A買い手」「M&A売り手」)を用意し、企業の成長フェーズや目的に応じた最適なプロジェクト管理を実現します。今回追加された「IPO入門」テンプレートでは、上場を意識したタイミングから取り組んでおきたい重要なタスクに絞ったサポートを提供します。
また、企業価値評価機能を提供する「Valuation」と、専門家による実践的なサポートを行う「Consulting」を組み合わせることで、上場準備に必要な要素を包括的にカバーしています。

新テンプレート「IPO入門」の特徴

・上場を意識したタイミングから取り組んでおくべき基礎的な内容に特化
・50を超える重要書類・規程類の整備をナビゲーション
・段階的な準備をサポートし、本格的なIPO準備へのスムーズな移行を支援

背景と目的

IPOを将来の選択肢として検討する企業において、本格的なIPO準備(例：証券会社や監査法人による予備調査・ショートレビュー)に着手する前にも、一定の社内体制を整えておく必要があります。一方で、そのために必要な事項については、十分な情報や資料を得られないケースが少なくありません。本テンプレートは、そうした企業が適切なタイミングで必要な準備を開始できるよう支援することを目的としています。

期待される効果

本格的なIPO準備に着手する前に、最低限必要な検討事項への対応を完了し、証券会社や監査法人による予備調査・ショートレビューを受けられる体制作り
段階的な準備による負担軽減をし、経営基盤の早期強化を図る

FinanScopeは、本テンプレートの提供を通じて、より多くの企業のIPO実現をサポートしてまいります。特に地方企業の皆様に向けて、早期からの体制整備支援を強化し、上場準備のデジタル化を推進してまいります。

また、先日発表したパートナープログラムと連携し、各地域のIPO支援専門家との協力を通じて、きめ細かなサポート体制を構築してまいります。
各種お問い合わせや専門家へのご依頼などございましたら、 contact@finanscope.jp までお気軽にご連絡をいただければと思います。

株式会社デジタルキューブについて

デジタルキューブは、2006年の創業以来、WordPressという世界標準のプラットフォームを軸に事業を展開。オープンソースとクラウドを組み合わせることで、新しい価値の創造に取り組んできました。「Amimoto」や「Shifter」といったWebホスティングに関する自社プロダクトの開発・運用を通じて、三菱重工業株式会社やセイコーウオッチ株式会社といった大手企業から、Sansan株式会社やカバー株式会社などの成長企業まで、業種・業界を問わず多くのクライアントとの協業実績があります。
近年は、上場実務のデジタル化の遅れという社会課題に着目。自社の上場準備で得た知見を活かし、TPM上場・IPOプロジェクトを支援するクラウドサービス「FinanScope」を開発しました。特に地方企業にとって大きな参入障壁となっていた上場プロセスを、テクノロジーの力でより身近なものにすることを目指しています。